K2_(漫画)
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出典検索?: "K2" 漫画 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2014年9月)

K2
ジャンル医療漫画
漫画
作者真船一雄(作画)
中原とほる(原案協力)
原田知幸(医療監修)
出版社講談社
掲載誌イブニング
コミックDAYS
レーベルイブニングKC
発表号イブニング:
2004年11号 - 2023年6号
コミックDAYS:
巻数既刊47巻(2024年5月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『K2』(ケーツー)は、真船一雄による日本漫画。原案協力は中原とほる。医療監修は原田知幸。『イブニング』(講談社)にて、2004年11号より2023年6号まで連載。同誌の休刊により「コミックDAYS」(同)に移籍し、2023年3月26日より連載が再開している[1][2]。1988年から1998年まで『週刊少年マガジン』にて連載されていた『スーパードクターK』シリーズ(以下、前作)の続編である。
概要

前作の主人公・ドクターK(KAZUYA)の一族の分家筋にあたる医師・神代一人と、KAZUYAのクローンである少年・黒須一也を軸に、KAZUYAの死から5年が経過した2004年からストーリーは始まる。

一人を中心にした社会的な医療ドラマと、一也の成長に関わるエピソードが基本線になっており、前作のキャラクターが重要な役割で登場することもある。一方、KAZUYAが生前に難病患者に対して診察券代わりに渡した10本のメスにまつわる話も盛り込まれており、KAZUYAが活躍していた前作の時代(1980年代後半 - 1990年代)と、連載時点での医療技術の進歩に焦点を当てられることもある。

劇中の時間経過は現実に則しているため、レギュラー登場人物は物語の進行に伴って加齢・成長する。また、前作の最終話で未来(2018年)の出来事として描かれた内容[3]とも繋がる様に作られている[* 1]

2021年1月時点でコミックス累計発行部数は230万部[4]、2021年9月時点で「スーパードクターK」シリーズの累計発行部数は1500万部をそれぞれ突破している[5]。2023年2月から5月31日まで全話がコミックDAYSで無料公開されたことでSNS上で反響をよび、作中で用いられる擬音「ギュッ」や「入ったら死ぬ風呂」などが話題を呼んだ[2][6]

2024年1月には『スーパードクターK』『DoctorK』『K2』の通巻100巻を記念し、1月18日発売の『モーニング』7号において出張掲載が行われ、表紙を飾った。また同誌連載の『リエゾン -こどものこころ診療所-』『アンメット -ある脳外科医の日記-』とのコラボ漫画も掲載された[7]
あらすじ
Kの再来(第1話 - 第12話)

2004年3月、西海大学病院から無医村であるN県T村へ医師として派遣された富永研太は、偶然同席した警視庁の岡元から無資格医が村にいると告げられる。道中の事故で大怪我を負った岡元は、マントの男の手術によって救われる。無資格医療者を憎悪している岡元は、麻酔から覚醒するとすぐ男を逮捕する。しかし岡元の体には手術痕が残っておらず、男の卓越した医療技術と医学に対する信念に感銘を受けた富永も証言を拒んだため、男は釈放される。

男の風貌と傑出した医療技術、加えて去り際に名乗った「K」から、マントの男はドクターK・西城KAZUYAではないかと考えた岡元は、富永を連れてKAZUYAの妹であるKEIの元へ向かうが、KAZUYAは5年前に癌で死亡していた。KEIも「K」と名乗る男に興味を抱き、正体を確かめるため岡元・富永と共に村へ向かう。

村では「K」の執刀により、法律で禁止されている子供から子供への心臓移植手術が行われ[注 1]、それを村人たちが補助していた。代々卓越した医療技術を持っていたKの一族は、KAZUYAら表の一族と、影からそれをバックアップする影の一族に分かれており、男は影の一族の当主・神代一人であった[注 2]。村は臓器移植のドナー制度を整えるなど、影の一族の医療技術を維持・向上させるために協力する存在であった。

一族の系譜が途絶えてしまっている現状を憂慮していたKEIは、一人を表舞台に出し「K」の称号を引き継いでもらうことを画策する。一人は特例での医師免許発行の条件として難易度の高い手術を課されるが、KAZUYAを知る医師・高品と朝倉にKの再来と言わしめるほどの衝撃を与えつつ手術に成功し、正規の医師として表舞台で活動していくこととなる。同時にKAZUYAの時代では完治させることができなかった患者のもとを訪れて治療をしていき、ドクターKの後継者としての評価を高めていく。
一也、小学時代(第13話 - 第91話)
一人と一也の出会い

KAZUYAのクローンである黒須一也の生みの母親である黒須麻純の家を訪ねた一人は、一族を見守り補完するため、一也をドクターKに育て上げる役目があることを麻純に伝える。

小学校の同級生とキャンプに行っていた一也は、愛犬が熊に襲われる事態に遭遇し、駆け付けた一人から愛犬は内臓破裂で助からないことを告げられる。その後再度出現した熊と対峙した一也は、熊とともに崖から転落する。愛犬と同様に内臓を損傷した熊を治療する一也の姿に、一人は医者としての、何よりもドクターKとしての資質を確信する。
クローン臓器密売組織

飛行機の墜落事故をきっかけにクローン臓器が密売されていることを知った一人は、密売組織の顧客と思われる人物の手術痕の特徴から、失踪した自身の父が関与しているのではないかと疑念を抱く。

密売組織はクローン技術の向上のため、「パーフェクト・クローン」である一也を被験体として狙い、誘拐を目論むが失敗する。事件が密売組織によるものだと察知した一人は、一也を自身の村で保護・育成することをKEIと麻純に伝える。

業を煮やした組織は、直接一也を捕える計画を立て、診療所に乗り込んでくる。乗り込んできた男は一人の父ではなく、神代家の執事で一人の師でもある村井だった。一也は村井の口から自身がKAZUYAのクローンであることを明かされ、大きな衝撃を受ける。しかし一也の姿と一人の説得により村井は改心し、組織を離れてふたたび神代家に仕えるようになる。一方で一也はクローンが短命であることや、KAZUYAとその父一堡も早逝したことで、自らの運命について悩むようになるが、KEIやKAZUYAの恩師柳川の支援もあり、運命を乗り越えていくことを決意する。

ある時一人は、移植医療の第一人者である倉津大学の教授・相馬有朋からの依頼で、准教授の刈矢らとともに合同で分割肝移植手術を行い、成功させる。一人と一也は相馬との親交を深め、相馬もまた一也の医師としての資質に注目するようになる。しかし相馬もまたクローン臓器密売組織の一員であった。彼は一也を自宅に招いて体細胞摂取を画策するも失敗し、一人たちの説得によって改心する。一人たちは相馬の協力を得て組織を摘発することに成功するが、相馬は頭部を銃撃されて脳死状態となり、本人の遺志により相馬の臓器は患者たちに移植されていく。相馬の死とオペを見届けた一也は、人を救う医者になると決意する。
一也、中学時代(第100話 - 第161話)

中学生になった一也は、すでに体格が大人顔負けになるだけでなく、運動神経抜群、品行方正、成績トップレベルとなる。一人の指導の下、シャドーボクシングならぬシャドーオペレーションをもって連日手術の演習を行う。またKの診療所には麻上夕紀が看護師として加わり、一也はオペの実践を重ねて更に成長していく。そんな中、かつてのKAZUYAのライバルであるドクターTETSUが一也のもとに現れる。スキルス胃癌に冒されたTETSUは、一也に安楽死を行わせることで「死」を学ばせようとするが、一人のオペによって延命し、死ではなく「生き様」をもって一也への教育を行うこととなる。
一也、高校時代(第165話 - 第229話)

地元の泉平高校に進学し、高校1年生となった一也は、同級生の宮坂詩織といつも過ごすようになる。重度の卵アレルギーがあった詩織は一也の勧めで一人の治療を受け、症状を緩和することに成功する。その後、災害に巻き込まれた一也が上腕動脈切断の重傷を負った際、詩織は趣味の刺繍の技術を応用し、一人も驚愕する縫合を成功させる。一也のすすめもあり、詩織は医者になることを考え出す。

2年生の時には、8年間共に診療所で過ごし兄のように慕っていた富永が実家の病院に戻ることになる。


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