オープンソースのJavaScript WebRTCアプリケーションであり、ビデオ会議に使うことができる。Android、macOS、Windows、Linuxに対応している。デスクトップ画面やプレゼンテーションを共有でき、リンクで新しいメンバーをビデオ会議に招待できる。ブラウザで直接、またはアプリケーションをダウンロードして利用できる[18][19]。
Jitsi Meetの主な特徴 複数ユーザーのビデオ通信を可能にするWebRTCをサポートするビデオ会議プログラムである。Selective Forwarding Unit(SFU)を利用して選択されたストリームだけを他のビデオ会議通話の参加ユーザーに転送するため、CPUの性能はパフォーマンスにそれほど重要ではない[21][22]。 Jitsiからは、Jitsi Video Bridge Selective Forwarding Unit(SFU)や、ウェブ会議アプリケーションのJitsi Meetなど、いくつかの姉妹プロジェクトが生まれた。これらの他のJitsiプロジェクトがよく知られるようになるにつれて、混同を防ぐために、JitsiクライアントアプリケーションはJitsi Desktopとしてリブランディングされた。 プロジェクトは当初からIPv6をサポートしていたため、主に実験的なツールとして使われていた[23][24]。時が経つにつれ、プロジェクトは多くのメンバーを集め、SIP以外のプロトコルのサポートも追加されていった。 機能Mac OS X上で動作するjitsiのビデオ会議のウィンドウ。 Jitsiは、Windowsや、Linux、macOS、BSDのようなUnix系システムを含む複数のオペレーティングシステムをサポートしている。スマートフォン向けにはiOSとAndroidをサポートしており、iOS向けアプリはApp Storeで、Android向けアプリはGoogle Play StoreおよびF-Droid上でダウンロードできる[25]。Jitsi Desktopがサポートする機能には以下のものがある[26]。
暗号化通信(セキュア通信)
クライアントソフトウェアのインストールが不要[20]
Jitsi Videobridge
Jitsi Desktop
通話転送
自動退席
自動再接続
自動応答と自動転送
通話の録音
SRTP