Jaguar生産時期2013年中盤から
設計者AMD
生産者TSMC
プロセスルール28 nm から 16 nm
命令セットAMD64
コア数2, 4, 8
パッケージG-series, Athlon, Sempron, A4, A6, & E4他
前世代プロセッサBobcat (マイクロアーキテクチャ)
次世代プロセッサPuma (マイクロアーキテクチャ)
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Jaguar(ジャガーもしくはジャギュア[1])は、AMDによってデザインされた2世代目の低消費電力CPUコアのマイクロアーキテクチャのコードネームである。Bobcatアーキテクチャを継承しており、Jaguarの後継のマイクロアーキテクチャとして2014年にPuma+が登場した。2命令発行可能なスーパースカラーでアウトオブオーダーを実行可能な設計となっている。AMDから販売されたデスクトップ、ノートパソコン向けのKabini、タブレット向けのTemash、サーバー向けのKyotoの各APUで採用されたほか、セミカスタムデザインされたプロセッサがPS4シリーズ、Xbox Oneシリーズでも採用された。
特徴
コアあたり32 KiB 命令 + 32 KiB データ L1キャッシュ , パリティエラー検出機能を搭載[2]
2つまたは4つのコアで共有される16wayで接続された1,2 MiB統合L2キャッシュ、ECCエラー訂正機能を搭載
スーパースカラー、アウトオブオーダー
2本の整数演算実行ユニット
2本の128-bit幅の浮動小数点演算実行ユニット
ハードウェア整数除算ユニット
サポートする拡張命令: MMX, SSE, SSE2, SSE3, SSSE3, SSE4a, SSE4.1, SSE4.2, AVX, F16C, CLMUL, AES
採用デバイス
(チップコードネーム)発売日製造プロセスCPUGPUメモリーAPIサポート
アーキテクチャコア数クロック(GHz)L2キャッシュアーキテクチャコア構成クロック(MHz)GFLOPSピクセルフィルレート(GP/s)テクセルフィルレート(GT/s)容量メモリの種類バンド幅 (GB/s)
PS4[3]000000002013-11-15-00002013年11月28 nmJaguar4コアクラスタ×
21.62× 2 MBカスタマイズ GCN 21152:72:32800184325.657.68 GBGDDR5
256-bit176OpenGL 4.2, GNM, GNMX and PSSL
Xbox One[4]000000002013-11-22-00002013年11月1.75768:48:16853131013.640.98 GBDDR3
256-bit68Direct3D 11.2, 12 モデル名CPUGPUTDP対応メモリーソケット
32 MBeSRAM204
Xbox One S[5]000000002016-06-13-00002016年6月16 nm914140414.643.98 GBDDR3
256-bit68
32 MBeSRAM219
PS4 Slim[6]000000002016-09-13-00002016年9月1.61152:72:32800184325.657.68 GBGDDR5
256-bit176OpenGL 4.2, GNM, GNMX and PSSL
PS4 Pro[7]000000002016-11-10-00002016年11月2.13カスタマイズ GCN 42304:144:32911419858.3131.28 GBGDDR5
256-bit218OpenGL 4.2 (4.5), GNM, GNMX and PSSL
Xbox One X
(Scorpio Engine)[8]000000002017-11-07-00002017年11月カスタマイズ
Jaguar2.32560:160:321172600137.5187.512 GBGDDR5
384-bit326Direct3D 11.2, 12
デスクトップ - Kabini
コア数クロックL2キャッシュブランド名コア構成クロック
Athlon 537042.2 GHz2 MBRadeon R3128:8:4600 MHz25 WDDR3-1600AM1
Athlon 53502.05 GHz
Athlon 51501.6 GHz
Sempron 38501.3 GHz450 MHz
Sempron 265021.45 GHz1 MB400 MHzDDR3-1333