JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
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(二代目)ビクターエンタテインメント株式会社
Victor Entertainment, Inc.
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ビクターエンタテインメント
本社が入居する渋谷ファーストタワー
種類株式会社
略称ビクターエンタテインメント
Victor Entertainment
本社所在地 日本
150-0011
東京都渋谷区一丁目2-20渋谷ファーストタワー
本店所在地150-0001
東京都渋谷区神宮前二丁目21番1号
設立1972年昭和47年)4月25日
(ビクター音楽産業株式会社)
業種情報・通信業
法人番号7011001019451
事業内容音楽ソフト・映像ソフトの企画・制作・販売
代表者植田勝教(代表取締役社長
資本金55億9500万円
売上高142億9900万円
(2023年3月期)[1]
営業利益4億8700万円
(2023年3月期)[1]
経常利益9億2400万円
(2023年3月期)[1]
純利益6億4100万円
(2023年3月期)[1]
純資産88億6400万円
(2023年3月期)[1]
総資産167億8900万円
(2023年3月期)[1]
従業員数単体:約400人
主要株主JVCケンウッド:100 %
主要子会社フライングドッグ
ビクターミュージックアーツ
スピードスター・ミュージック
外部リンクhttps://www.jvcmusic.co.jp/pc/
特記事項:1972年4月25日、日本ビクター(株)からレコード部門(製造部門を除く)が「ビクター音楽産業(株)」として分離独立する。
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ビクターエンタテインメント
Victor Entertainment

親会社ビクターエンタテインメント株式会社
設立1927年
設立者ビクタートーキングマシン
アメリカ合衆国
販売元日本ビクター蓄音機

日本音響

日本ビクター

ビクター音楽産業

ビクターエンタテインメント(初代)

JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント

ビクターエンタテインメント(二代目)
ジャンルJ-POPロックポピュラー歌謡曲演歌童謡民謡
日本
公式サイトhttps://www.jvcmusic.co.jp/pc/

ビクターエンタテインメント株式会社(英語: Victor Entertainment, Inc.)は、音楽ソフト発売・販売業務を行う日本企業であり、JVCケンウッドの完全子会社でもある。

1972年4月24日まで日本ビクター(現・JVCケンウッド)の音楽レコード事業部2011年9月30日までは日本ビクターの機能子会社であった。

旧社名は1972年4月25日から1993年3月31日まではビクター音楽産業株式会社(ビクターおんがくさんぎょう、略称:ビクター音産)、1993年4月1日から2014年3月31日まではビクターエンタテインメント株式会社(初代)。2014年4月1日に株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(JVCKENWOOD Victor Entertainment Corp.)に商号変更したが、2024年4月1日にビクターエンタテインメント株式会社(二代目)に再度商号変更した。渋谷区神宮前にある「ビクタースタジオ」(2017年6月9日撮影)
概要

日本ビクター1927年より展開していたレコード盤(メディア)製造部門を除くレコード音源制作・販売事業、および出版事業(ビクター出版株式会社)を含め、1972年4月25日に分社化しビクター音楽産業株式会社として設立。日本コロムビアユニバーサル ミュージック ジャパンに次ぐ歴史を有する日本のレコード会社であり、多種多様なアーティストが所属する。

1993年4月に分社化していた販売部門(日本エイ・ブイ・シー株式会社)を吸収合併しビクターエンタテインメント株式会社へ社名変更。2014年4月1日に親会社名に揃えた現社名へ変更。メディア製造部門は2007年に日本ビクターからビクタークリエイティブメディア(現:JVCケンウッド・クリエイティブメディア)株式会社へ分社化した。

1983年にゲームソフトパソコンゲームテレビゲーム)事業に参入したが、1996年に日本ビクター子会社のパック・イン・ビデオへ統合されビクターインタラクティブソフトウェア(VIS)へ社名変更された。VISは2003年に同業のマーベラスへ売却され、2007年6月にマーベラスへ吸収合併されている。

1989年に「ビクターブックス(VICTOR BOOKS)」の名称で書籍事業を立ち上げ、音楽・映画関係の単行本・グラビア写真集スポーツ雑誌ワールドサッカーグラフィック(WSG)」などを細々と刊行したが、2003年ぴあ株式会社へ事業譲渡。WSGは2008年に休刊となったが、2011年にぴあ本社が入居する渋谷ファーストタワーに本社事業所を移転、現在も入居している。
映像部門

1970年代よりタツノコプロ学研サンライズ葦プロダクションなどが制作するアニメソングを数多く担当しており、1984年にレコード会社が初めて製作したOVABIRTH」とピンク・レディーなどのミュージックビデオによってビデオ制作事業に本格参入した。

1999年からはそれまでの日本ビクターに代わる形でテレビアニメ番組への製作出資にも進出した(ソフト企業としてバンダイビジュアル日本コロムビアANIMEX)・パイオニアLDCポニーキャニオンなどに追従)。2007年にアニメの企画・発売事業はJVCエンタテインメントを経てフライングドッグへ承継した。

1983年からVHDカラオケディスクの展開を2003年まで続け、その後継としてDVDカラオケソフトを発売したが、2009年以降新譜の発表がない。

アニメを除く映画やテレビ番組など版権物のビデオソフト事業は元来日本ビクター本体に留まっており、日本ビクターもしくは合弁会社の「パック・イン・ビデオ」や「CIC・ビクター ビデオ」を通じて展開されていた。1984年より当社においても他社が発売元となるソフトの受託販売も行っているが、2005年頃より韓流ドラマを中心とした海外ドラマジャンルに絞られている。

「パック・イン・ビデオ」の映像事業は1994年、ビクター エンタテインメントに譲渡、ゲーム事業に専念。後に前述通り、ビクターインタラクティブソフトウェアに社名変更した。
テイチクとの合併構想

1990年代前半に、ビクター音楽産業とテイチク(現・テイチクエンタテインメント)を合併して『パナソニックレコード(Panasonic Records)』を作る構想が浮上した。

日本ビクターとテイチクの親会社であった松下電器産業(現・パナソニックホールディングス)は、当時MCAを傘下に収めており、それらを統合することで、国内最大の総合ソフトエンタテインメント会社の設立を目指していた。その一端として、1991年にMCAビクター(後に「ユニバーサルビクター」と改称)をビクター音産の傘下に設立し、国内最大の総合エンタテインメント会社への布石を打った。1989年にコロムビア映画や米国コロムビア・レコードを買収したソニーに対抗しようと画策したものであった。また、テイチク傘下にも「エムシーエー・パナソニック・ミュージック株式会社」を設立していた。

しかし、ビクター・テイチク合併構想は結局頓挫し、1995年にパナソニックはMCA株の大半をシーグラムへ売却。2000年にシーグラムが買収したポリグラムポリドールMME)が社名変更したユニバーサルミュージック側に吸収され消滅した。その経緯において、2003年まではビクターがユニバーサルの販売を受託していた。

キラーコンテンツが不在のテイチクは経営不振に陥り、1999年に松下から日本ビクターに持株を譲渡されたことで当社専務の飯田久彦を社長に送り込み、社名変更や事業の縮小、社内カンパニーインペリアルレコードの設立など経営改革を図った。当社とテイチクは15年余り兄弟会社となっており買収の標的とされていたが、2015年4月にエクシングがテイチクを買収(ブラザー工業グループ入り)したことで関係がなくなったものの、パッケージメディアの製造や販売等の流通委託に関してはこれまで通り継続されている。
沿革

1927年(昭和2年)9月13日 - 米国ビクター社(ビクタートーキングマシン)の日本法人として、日本ビクター蓄音器株式会社(にほんビクターちくおんき)を設立する。

1929年(昭和4年) - 親会社のアメリカビクター社がRCAに吸収合併された事に伴い、東芝三井財閥の出資を受ける様になる。

1938年(昭和13年) - 満州事変に伴い日米関係が悪化する。アメリカRCA社は資本提携を解消し、株式を日産コンツェルンに譲渡する。直後に日産コンツェルンのグループ会社だった日産自動車東京芝浦電気に株式を売却し、東芝傘下に入る。

1943年(昭和18年) - 開戦に伴い、陸軍省の指導(敵性用語の排除の指導)を受け、社名を日本音響株式会社(にほんおんきょう)に変更する。レーベル名は英語の『VICTOR』のままだったが、ニッパーの下に書いてあった"His Master's Voice"の文言を消すなどしている。

1945年(昭和20年)10月 - 敗戦を機に、社名を日本音響から日本ビクター株式会社に変更する。

1957年(昭和32年) - 日本ビクターが傘下の「ビクターレコード株式会社」が制作したRCAビクター(後の米国ソニー・ミュージックエンタテインメント)以外のレーベル原盤の洋楽の配給を始める。(後のワールドグループ販売事業部)

1970年(昭和45年) - フィリップスレーベル部門(邦楽、洋楽)が日本フォノグラム株式会社(後のマーキュリーミュージックエンタテインメント[注釈 1])として分離・独立する。

1972年(昭和47年)4月25日 - 日本ビクターの音楽ソフト部門のうち、製造部門を除く制作・営業・宣伝、および出版事業などの部門を「ビクター音楽産業株式会社」(英文社名:Victor Musical Industries, Inc.)として分離・独立する[注釈 2]


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