『JULIE SONG CALENDAR』
沢田研二 の スタジオ・アルバム
リリース1983年3月5日
ジャンルJ-POP
時間54分02秒
レーベルアポロン
プロデュース木崎賢治
チャート最高順位
5位(オリコン)
沢田研二 アルバム 年表
MIS CAST
(1982年)JULIE SONG CALENDAR
(1983年)女たちよ
(1983年)
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JULIE SONG CALENDAR(ジュリー・ソング・カレンダー)は、日本の歌手である沢田研二の19作目となるオリジナルアルバム。
1983年3月5日にアポロン音楽工業(後のバンダイ・ミュージックエンタテインメント)からカセットテープのみでリリースされた。
その後CD化され、1991年と1996年に東芝EMIから、また2005年にはユニバーサルミュージックから再リリースされている。 本作はTBSラジオの「NISSANミッドナイトステーション沢田研二 夜は気ままに」の番組内企画で作られた曲をまとめた作品で、カセットアルバムとしてリリースされた。1982年4月?1983年3月にかけて女性有名人が作詞したものに沢田が曲をつけて出来た作品をひと月に1曲ずつ番組内で流していたもので、その曲が流されていた月が曲名の後にカッコ書きされている。アルバム内ではカレンダー通りの順番には並んでいない。 青島美幸は青島幸男の娘。微美杏里は藤真利子の筆名。多岐川裕美(1981年にドラマ「いつか黄昏の街で」で共演、1982年には「黒のオートバイ」で楽曲提供している)はNISSANミッドナイトステーション繋がり(他の曜日を担当していた)で詞を提供。編曲と演奏はEXOTICSのメンバーが担当しており他に坪倉唯子、野宮真貴(「ウィークエンド・サンバ」でのデュエット)、岡田徹などが参加している。 企画当初よりオノ・ヨーコへの作詞依頼を計画していたが、断念したと沢田が同番組内で語っている。 本作はカセットテープのみのリリースだったこともあり、1991年にCD化されるまでは非常に入手困難な作品だった。
解説
収録曲
全作曲:沢田研二
裏切り者と朝食を(2月)
作詞:里中満智子/編曲:吉田建
ボンヴォワヤージュ(4月)
作詞:湯川れい子/編曲:吉田建
目抜き通りの6月(6月)
作詞:竹内まりや/編曲:吉田建
ウィークエンド・サンバ(10月)
作詞:落合恵子/編曲:吉田建
Sweet Surrender(8月)
作詞:原由子/編曲:吉田建
CHI SEI(君は誰)(12月)
作詞:ALESSANDRA MUSSOLINI/編曲:吉田建
1984年のシングル『AMAPOLA』のB面としてシングルカットされている。
YOU'RE THE ONLY GIRL(9月)
作詞:アン・ルイス/編曲:西平彰
ラスト スパーク(11月)
作詞:青島美幸/編曲:柴山和彦
一人ぼっちのパーティー(3月)
作詞:研ナオコ/編曲:吉田建
SCANDAL!!(7月)
作詞:微美杏里/編曲:吉田建
1982年の映画『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』冒頭で、沢田がこの曲を歌いながら登場するシーンがある。
す・て・き・にかん違い(5月)
作詞:多岐川裕美/編曲:西平彰
Free Free Night(1月)
作詞:名取裕子/編曲:柴山和彦
BURNING SEXY SILENT NIGHT (PLUS ONE)
作詞:沢田研二/編曲:西平彰
参加ミュージシャン
沢田研二 - リードボーカル
エキゾティクス
吉田建 - ベース
上原裕 - ドラムス
柴山和彦 - ギター
安田尚哉 - ギター
西平彰 - キーボード
ゲストミュージシャン
アン・ルイス - バックグラウンドボーカル(7曲目)
坪倉唯子 - バックグラウンドボーカル(7曲目)
松崎澄夫 - バックグラウンドボーカル(7曲目)
野宮真貴 - サイドボーカル(4曲目)
ペッカー - パーカッション(2,5,7曲目)
浜口茂外也 - パーカッション(3曲目)
武川雅寛 - ヴァイオリン(1,3,4,6曲目)
岡田徹 - プロフェット5(2,4曲目)
西沢幸彦 - パンパイプ(1曲目)
矢口博康 - サクソフォーン(9曲目)
宮下明 - フリューゲルホルン(5曲目)
浦田恵司 - シンセサイザープログラミング
助川宏 - シンセサイザープログラミング
歴
1970年代
1971年1.君をのせて
1972年2.許されない愛 - 3.あなただけでいい - 4.死んでもいい
1973年5.あなたへの愛 - 6.危険なふたり - 7.胸いっぱいの悲しみ - 8.魅せられた夜
1974年9.恋は邪魔もの - 10.追憶 - 11.愛の逃亡者 THE FUGITIVE
1975年12.白い部屋 - 13.巴里にひとり - 14.時の過ぎゆくままに
1976年15.立ちどまるなふりむくな - 16.ウィンクでさよなら - 17.コバルトの季節の中で
1977年18.さよならをいう気もない - 19.勝手にしやがれ - 20.MEMORIES - 21.憎みきれないろくでなし
1978年22.サムライ - 23.ダーリング - 24.ヤマトより愛をこめて - 25.LOVE (抱きしめたい)