JR京都線
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JR京都線

天王山をバックに走る普通列車
(2006年9月、山崎 - 島本間)
基本情報
日本
所在地京都府大阪府
種類普通鉄道在来線幹線
起点京都駅
終点大阪駅
駅数17駅(貨物駅2駅除く)
経由路線東海道本線
電報略号トカホセ
路線記号A
開業1876年7月26日(東海道本線として)
1988年3月13日(愛称使用開始)
所有者西日本旅客鉄道
運営者西日本旅客鉄道
車両基地網干総合車両所本所明石支所
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離42.8 km
軌間1,067 mm狭軌
線路数複々線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式複線自動閉塞式
保安装置ATS-PおよびATS-SW(拠点P方式)
最高速度外側線:130 km/h
内側線:120 km/h
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JR京都線(ジェイアールきょうとせん)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が管轄する東海道本線のうち、京都府京都市下京区京都駅から大阪府大阪市北区大阪駅までの区間に付けられた愛称である。

この愛称は1988年3月13日から使用されている。ほぼ全区間で阪急電鉄の京都線とも呼ばれる京都本線と並行し、近畿日本鉄道(近鉄)にも京都線があり、阪急とは大阪駅(大阪梅田駅)で、近鉄とは京都駅で接続しているため、それらと区別するために「JR」と付けている。
概要

JR西日本のアーバンネットワーク京阪神エリア)の路線のひとつである。東海道新幹線阪急京都本線に並行して淀川右岸を走り、京都市大阪市を結ぶ都市間連絡輸送(インターアーバン)を担っている。大阪・京都への通勤・通学路線であるとともに、京都へ向かう観光路線でもある[1]

新快速を中心に多くの列車がJR神戸線琵琶湖線湖西線直通運転を行なっている。京都駅 - 大阪駅間 (42.8km) を新快速が最短28分で結んでおり、表定速度は92km/hと特急列車に匹敵する。全区間が方向別複々線であり、緩急分離運転が行われている。大阪駅から日本海側を縦貫して青森駅まで結ぶ路線の総称「日本海縦貫線」の一部となっており、金沢駅まで至る特急サンダーバード」など日本海縦貫線の列車が多く乗り入れる。

大阪駅から淀川を挟んで1駅北隣には東海道新幹線山陽新幹線が乗り入れる新大阪駅が位置している[2]。東海道新幹線、阪急京都本線と並行する区間が長く、また淀川を挟んで京阪本線が存在するが、それぞれターミナルの位置で棲み分けがなされており、直接的な競合は存在しないが、各線とも運営会社がサービス面で非常に力を入れている。大阪駅 - 京都駅間の1日平均利用者数は350,717人[3]で、同区間では阪急京都本線の180,954人[3]、京阪本線の162,479人[3]と比べて圧倒的に多い。

ラインカラーは青(■)であり、JR神戸線とともにアーバンネットワークの主要路線という位置づけから、JR西日本のコーポレートカラー自体がそのままラインカラーとして使われている。路線記号は A [4]

当該区間での旅客案内での路線表記も基本的には「東海道線」ではなく「JR京都線」で統一されているが、例外として新大阪駅では、高槻・京都方面のみ「JR京都線」と案内され、大阪方面は「JR神戸線」及び「JR宝塚線」といった、大阪駅以西の直通先の愛称で案内されている(JR神戸線の尼崎駅、琵琶湖線の山科駅でも同様の対応が取られている)。なお、駅備え付けの運賃表や一部の路線図では、括弧書きで(東海道線)と併記される。全区間がJR西日本近畿統括本部の管轄であり、IC乗車カードICOCA」のエリアに含まれているとともに[5]旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「大阪近郊区間」および、電車特定区間に含まれ、区間外よりも割安な旅客運賃が適用されている。
路線データJR京都線と競合する阪急京都本線・京阪本線の位置関係

管轄・路線距離(営業キロ):全長42.8 km

西日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者):

京都駅 - 大阪駅間 42.8 km


日本貨物鉄道第二種鉄道事業者):

京都駅 - 吹田貨物ターミナル駅間 (33.7km)…吹田貨物ターミナル駅以西は貨物支線経由



軌間:1,067 mm

駅数:17(起終点駅含む・貨物駅2駅除く)

複線区間:

複々線:京都駅 - 大阪駅間(ただし京都駅 - 向日町駅間と茨木駅 - 吹田貨物ターミナル駅間は貨物列車用の線増あり)


電化区間:全線電化(直流1,500 V)

閉塞方式:複線自動閉塞式

保安装置:ATS-PおよびATS-SW拠点P方式)

運転指令所大阪総合指令所

列車運行管理システムJR京都・神戸線運行管理システム

最高速度:外側線130 km/h、内側線120 km/h

IC乗車カード対応区間

ICOCAエリア:全線(全線PiTaPaポストペイサービス対象区間)


2020年度の混雑率:快速線98%(茨木→新大阪 6:50-7:50)、緩行線85%(茨木→新大阪 7:30-8:30)[6]

沿線概況

停車場・施設・接続路線


京都市営地下鉄Osaka Metroは経路表記を省略

配線の複雑な駅については一部を省略または簡略


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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