JPタワー大阪
JP TOWER OSAKA
建設中のJPタワー大阪(2023年3月)
JPタワー大阪(ジェイピータワーおおさか)は、大阪市北区梅田三丁目(大阪駅前)に建設中の複合商業施設・超高層ビル。高さ188.00メートル、地上39階・地下3階建てで、2024年3月の竣工を経て、同年7月のグランドオープンを予定している。 日本郵政・JR西日本のグループ会社[注釈 1]とJTBが大阪駅西地区(大阪中央郵便局旧局舎の跡地を含む西梅田エリア)で推進している再開発計画(「梅田3丁目計画)の一環として建設[1]。『JPタワー大阪』という名称には、日本郵政グループが東京と名古屋で「JPタワー」を既に運営していることを背景に、「東京・名古屋の『JPタワー』に続く物件として、多くのお客様に御利用いただきたい」「大阪駅西地区のランドマークとして、多くのオフィスワーカーや地域の方々から愛される施設を目指したい」という想いが込められているという[1]。 ビルの所在する梅田地区は、大阪国際空港(伊丹空港)から直線距離にして10キロメートル程度しか離れていないため、航空法が定める制限表面(円錐表面)の区域に含まれている[2]。このような事情から地区内の建物の高さに「180メートル前後」という上限が設けられているため、当ビルの高さ(188メートル)は地区内の建物でトップクラスに当たる[3]。 また、梅田地区では当ビルのグランドオープンを前に、歩行者が当ビルと周辺の施設(大阪駅など)を短時間で往来できる連絡通路網(歩行者ネットワーク)を整備。当ビルではオフィスフロアの供用を2023年11月1日に開始したため、当ビルと大阪駅の連絡橋口改札(サウスゲートビルディング)をつなぐ歩行者デッキおよび、当ビルと「ガーデンアベニュー」(西梅田地区に所在するオオサカガーデンシティの地下歩行者通路)をつなぐ連絡通路が同日から利用できるようになった[4]。
概要