『JOHNNYS' World -ジャニーズ・ワールド-』(ジャニーズ・ワールド)は、ジャニー喜多川が作・構成・演出を手がけ、2012年に初演された日本のミュージカル作品[1]。通称「ジャニワ」[2]。ジャニーズ事務所所属タレントが多数出演し[1]、歌、ダンス、マジック、フライング、アクロバットなどのショーを通して「日本の素晴らしさ」や「平和の尊さ」を伝えようとしている[1]。タイトルを変えながら毎年上演されており[3]、『ジャニーズ・アイランド』(通称「ジャニアイ」[4])と名称を変えてからは「地球の尊さ」や「平和への希求」、「子供たちの無限の可能性」がテーマ[5]。
初演から2016年1月公演までは帝国劇場でのみの上演だったが、2016年に福岡・博多座[6]と大阪・梅田芸術劇場に進出[7]。2018年12月にシリーズ10作目が上演された[8]。
ジャニー喜多川が2019年7月に逝去したため、滝沢秀明が2019年末の公演を演出サポート[9]、2022年の公演は演出を務めた[10]。2023年は東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦の3人が演出を担当した(演出統括は光一)[11]。
2023年に発覚したジャニー喜多川の性加害問題を受けてジャニーズ事務所がSMILE-UP.に社名変更したことに伴い、同年の公演を最後にジャニーズ・アイランドそのものが消滅[12]。翌2024年1月はジュニア自らが演出し、堂本光一をスーパーバイザーに迎えた新作舞台『Act ONE』が上演された[13][14]。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none} 2011年9月に「最も多くのショーをプロデュースした人物」としてギネスブックに掲載されたジャニー喜多川のギネス認定記念作品[15][16]。2012年11月・12月に帝国劇場にて公演予定だった2か月分のチケットが発売初日に即完売となったため、製作発表時に2013年1月公演が追加発表された[15][17]。全103公演で約19万人を動員[18]。 主演はHey! Say! JUMP[18]。アドバイザーとして堂本光一、滝沢秀明、亀梨和也が名を連ね、不定期でゲスト出演した[19]。出演者は1966年の帝劇開場記念公演『風と共に去りぬ』の161人を超える同劇場最多の180人[20]。
JOHNNYS' World -ジャニーズ・ワールド-(2012年-2013年)