JIN-仁-
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この項目では、漫画作品について説明しています。テレビドラマについては「JIN-仁- (テレビドラマ)」を、宝塚歌劇団によるミュージカルについては「JIN-仁- (宝塚歌劇)」をご覧ください。
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JIN-仁-
ジャンル青年漫画医療漫画時代劇漫画SF漫画歴史改変
漫画
作者村上もとか
出版社集英社

その他の出版社
ソウル文化社
東立出版社
正文社
Nation Edutainment

掲載誌スーパージャンプ
レーベルジャンプ・コミックス デラックス
発表号2000年第9号 - 2010年第24号
巻数全20巻
全13巻(文庫版)
その他監修:酒井シヅ、冨田泰彦、大庭邦彦
ドラマ:日曜劇場・JIN-仁-(第1期)
日曜劇場・JIN-仁- 完結編
原作村上もとか
監督平川雄一朗山室大輔
川嶋龍太郎(第1期のみ)
那須田淳(完結編から)
制作石丸彰彦
津留正明(第1期のみ)
山室大輔(完結編から)
放送局TBSテレビ
放送期間2009年10月11日 - 12月20日(第1期)
2011年4月17日 - 6月26日(完結編)
話数全11話(第1期)
全11話(完結編)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画テレビドラマ
ポータル漫画テレビドラマ

『JIN-仁-』(じん)は、村上もとかによる日本漫画。現代から幕末タイムスリップした医師の活躍を描く[1]

スーパージャンプ』(集英社)2000年9号から、当初は半年1回の頻度で2?3話連続掲載されるシリーズ形式で連載が開始されたが、2006年13号より毎号連載を開始し、2010年24号をもって最終回を迎えた。単行本はジャンプ・コミックス デラックス全20巻、集英社文庫コミック版全13巻。2011年10月時点で累計発行部数は800万部を記録している[2]。2011年5月に第15回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した[1]

『JIN-仁-』を原作とした小説や、テレビドラマ、ミュージカルも発表されている。
概要

SF要素の強い医療時代劇漫画。西暦2000年の現代から幕末の日本へタイムスリップした脳外科医・南方仁が、過去の人間の運命を変えていることを自覚しつつも人々を救うため、現代から持ち込んだ知識と幕末の人々の協力により、近代医療を実現していく。その過程で仁は、日本の歴史自体にも大きな関わりを持つようになっていく。
執筆のきっかけ

作者の村上はインタビューで、苅谷春郎の著書『江戸の性病?梅毒流行事情』[3]を読み、日本人の平均寿命が30代半ばだった幕末、遊廓遊女たちが性病結核などの病気のためさらに短命だったということを知って悔しい思いをしたことが、執筆のきっかけになったと述べている。さらに、その悔しさを晴らすために医者がそういう時代に行って治療することを考え、また、本当の医者から「たとえ現代と同じ医療器具や薬はなくても、できることはいろいろある」と言われたことに背中を押されたとも述べている[4]

連載開始に当たっては医学史、先端医療、幕末史の3要素について監修してくれる人が必要と考え、順天堂大学酒井シヅ杏林大学の冨田泰彦、聖徳大学の大庭邦彦がそれぞれを監修することとなった[5]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2012年10月)(使い方

平成12年(2000年)のある夜、東都大学付属病院の脳外科医・南方仁は、急患で運ばれてきた男性の脳から奇形腫を摘出するが、その後は頭痛と空耳に悩まされる。やがて、集中治療室から脱走した患者を止めようとした仁は、階段から転落してしまう。

意識を取り戻して辺りを見渡すと、そこは侍たちが斬り合う文久2年(1862年)の幕末だった。攘夷派浪人たちに襲われ前頭部に重傷を負った徳川旗本の剣客 橘 恭太郎を、タイムスリップしてきた仁が近代医療により命を救ったことから、恭太郎の妹 橘 咲に気に入られた仁は橘家に居候することになる。

やがて仁は、幕末の人々の運命や歴史を変えていることを自覚しつつも、現代から持ち込んだ知識と幕末の人々の協力により、彼らを救うため近代医療を実現していく。
登場人物

名前にリンクがある人物は、実在の人物。
主な登場人物
南方仁(みなかた じん)
本作品の主人公。東都大学附属病院
脳外科医局長。11月15日生まれで、物語開始時点の年齢は、原作(漫画)では34歳(2000年当時)テレビドラマでは38歳(2009年当時)。頭蓋骨内に奇形腫瘍を持っていた謎の男性患者との接触により文久2年(1862年)の江戸にタイムスリップ。歴史を変えることになると自覚しつつも、医者としての使命感から江戸の人々を近代医療で救う。西洋医学所とコレラの対策を行ったり、原始的な方法によるペニシリン抽出精製を行ったりと、幕末の医療技術を飛躍的に進歩させたことで、蘭方医だけでなく漢方医や外国人医師たち、幕閣や雄藩の武士層からも一目置かれる存在となっている。緒方洪庵死後、医学所と距離を置き仁友堂を開業した。数多くの難病の治療を成功させ続けたが、その一方で彼の存在と功績を妬み、恐れる者の陰謀により度々手術の妨害を受け、ついには命を狙われ始める。やがて、歴史を変えてしまうことに躊躇しつつも、親友となった坂本龍馬の命を救うために奔走する。原作とドラマで、終盤の運命が大きく異なる。原作では、三隅の陰謀により負傷した咲を救うため現代に帰還するが、タイムパラドックスも絡んだ結果、幕末?明治時代に残る南方仁と現代平成時代に戻る南方仁の2人に分かれた。


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