JET(ジェット、1月17日生)は、日本の女性漫画家。 本名、門脇佳代。高知県高知市出身。1985年、少年漫画誌「少年キャプテン」に『ロマンティックにゃほどとおい!』でデビュー。以後、少女漫画に移行する。代表作に『倫敦魔魍街』、『柳生剣鬼抄 少女向け漫画誌の枠にとらわれない、骨太で、髪の毛に至るまで筆で描いたような流麗な線で、強い吸引力の色気漂う画風。男性はたくましく、時に体毛まで描き、女性はグラマーに描く。『倫敦魔魍街』、『柳生剣鬼抄
人物
作風
金田一耕助物やシャーロック・ホームズ物の推理小説を漫画化しているが、時代考証に基づく正確な描写ではなく「格好良さ」を重視したデザインを行っている[1]。
自他ともに認めるスプラッター好きで、『倫敦魔魍街』『綺譚倶楽部』など、1990年代までの作品の多くにその表現が見られる。ただし、近年の作品にはその傾向が薄い。
作品
倫敦魔魍街
十兵衛紅変化
闇の行人
宙出版のハーレクイン・コミックスとして漫画化したものが出版されている。 『綺譚倶楽部』には金田一耕助をモデルにした(後に漫画化した金田一耕助と瓜二つの)主人公がおり、漫画「名探偵・金田一耕助シリーズ」の好評を受けて『綺譚倶楽部』連載再開の話が持ち上がった。顔の描き方を変えなくてはいけない。と作者が、漫画『本陣殺人事件』単行本あとがきで述べている。
ハリケーンの夜 (原作:リタ・C・エストラーダ)
レディとFBI (原作:ダラス・シュルツェ)
いつわりの結婚式 (原作:アネット・ブロードリック)
罠に落ちた秘書 (原作:アマンダ・ブラウニング)
償いの結婚式 (原作:リン・グレアム)
罪深き誘惑 (原作:シャロン・ケンドリック)
シークに魅せられて (原作:シャロン・ケンドリック)
弔いの鐘のあとで (原作:シャロン・ケンドリック)
バイキングに抱かれて (原作:ジュリア・バーン) 全2巻
地中海を渡る風 (原作:ナターシャ・オークリー)
砂漠の秘め事
砂漠は魔法に満ちて
放蕩者の求婚 (原作:ニコラ・コーニック)
追憶は甘く切なく (原作:ペニー・ジョーダン)
熱いファンタジー (原作:ミランダ・リー)
終わりなきシナリオ
一日だけの花嫁 (原作:リン・グレアム)
条件つきのウエディング
冷たいプロポーズ (原作:ミランダ・リー)
愛を捨てた理由 (原作:ペニー・ジョーダン)
美女と野獣?
その他
黒蜥蜴 (原作:江戸川乱歩)
オペラ座の怪人 (原作:ガストン・ルルー)
エラリー・クイーンの冒険 (原作:エラリー・クイーン)
双頭の犬の冒険
ひげのある女の冒険
アフリカ旅商人の冒険
七匹の黒猫の冒険
シャーロック・ホームズの冒険 (原作:コナン・ドイル)
バスカヴィル家の犬
青い紅玉
まだらの紐
白銀号事件
黄色い顔
入院患者
ノーウッドの建築業者
六つのナポレオン
僧坊荘園
瀕死の探偵
ギリシャ語通訳
ぶなの木立ち
ウエスタン武芸帳 (原作:菊地秀行)
吸血鬼ドラキュラ (原作:ブラム・ストーカー)
アッシャー家の崩壊 (原作:エドガー・アラン・ポー)
暗闇から、いらっしゃい (原案:竹河聖)
KEN&JETの魔界召喚 (原案:朝松健)
怪奇心霊語り (原案:加門七海)
埋蔵金発掘の怪奇編
上野・彰義隊の怪編
鬼神来訪の怪編
光と闇のシャーマン編
怪談徒然草 出雲大社大遷宮の夜(原作:加門七海『怪談徒然草』角川ホラー文庫)
宇宙刑事シャイダー (特撮エース、読み切り)
怪盗アルセーヌ・ルパン 八点鐘(原作:モーリス・ルブラン)
小説表紙、挿絵
妖世紀水滸伝第1部 吉岡平著
春陽堂書店くれよん文庫版 怪盗ルパンシリーズ モーリス・ルブラン著、榊原晃三訳
怪盗紳士
女王の首かざり
ルパン対ホームズ
地獄のわな
白鳥の首のエディス
角川スニーカー文庫版 横溝正史シリーズ
蝋面博士
怪獣男爵
夜光怪人
青髪鬼
まぼろしの怪人
幽霊鉄仮面
備考