JCF MTB ジャパンシリーズとは、日本自転車競技連盟(Japan Cycling Federation)が主催したマウンテンバイクレースである。2001年から2014年まで14シーズンに渡って開催され、2015年から年間シリーズ戦はクップ ドュ ジャポン MTBに引き継がれることとなった。クロスカントリー、ダウンヒル種目が年間シリーズとしてそれぞれ開催され、各レースのカテゴリーと順位で与えられるポイントを総合して年間タイトルを決定し、「ジャパンシリーズ チャンピオン」として表彰していた。 クロスカントリー、ダウンヒル、それぞれ男女エリートクラスの上位者にポイントを与え、高ポイントを獲得した大会のポイントを合計して決定される。開催するレースの数はその年によって違うため、合計される大会の数はその都度変更されている。ジャパンシリーズチャンピオンを決定するランキングと平行して、翌年のクラス分けを行うための全公認レースを対象としたナショナルポイントランキングも存在しており、2012年と2013年はJ1のみを対象としたジャパンシリーズランキングはナショナルポイントランキングに統合され、全公認レースを対象とした総合ランキング(全日本選手権は除く)で競われている。 年クロスカントリーダウンヒル備考 J国際、J1、J2、J3のクラスがある。それぞれ順位に対するポイントが設定されており、2013年は1位に対して、J国際 175ポイント、J1 150ポイント、J2 75ポイント、J3およびダウンヒル予選 20ポイントが与えられる。 男子は上からエリート、エキスパート、スポーツ、女子はエリート、スポーツのカテゴリー分けが成されている。ジャパンシリーズランキングの対象はエリートカテゴリーである。 エリートはその年内に17歳以上になる者で、クロスカントリーは前年度同カテゴリーランキング70位とエキスパートランキング25位以上に特別昇格者を加えた約100名、ダウンヒルは前年度同カテゴリー50位までとエキスパート20位までの昇格者に特別昇格者を加えた約70名で競われる。[1] エキスパートはその年内に14歳以上になる者で、クロスカントリーは前年度同カテゴリーランキング120位とエリートからの降格者、更にスポーツカテゴリーランキング50位以上に特別昇格者を加えた約170名、ダウンヒルは前年度同カテゴリー100位までに、降格者、スポーツ30位までの昇格者、特別昇格者を加えた約130名で競われる。 エキスパートとスポーツはJ1のレースで優勝すると上位カテゴリーへの一発昇格が可能となり、翌年までその上位カテゴリーで走ることが可能である。 女子については、スポーツカテゴリーで優勝することでエリートに昇格となり降格は無い。2013年はクロスカントリー21名、ダウンヒル15名が女子エリートカテゴリーに登録されている。
目次
1 ランキング
2 レースクラス
3 参加カテゴリー
4 歴代上位者
4.1 クロスカントリー
4.1.1 クロスカントリー・男子エリート
4.1.2 クロスカントリー・女子エリート
4.2 ダウンヒル
4.2.1 ダウンヒル・男子エリート
4.2.2 ダウンヒル・女子エリート
5 脚注
6 関連項目
7 外部リンク
ランキング
ジャパンシリーズランキングナショナルポイントランキングジャパンシリーズランキングナショナルポイントランキング
2014J1(7)/J2(4)/J3(2) 計13戦中 best6全日本+左記J1(6)/J3(3) 計9戦中 best5全日本+左記
2013J1(5)/J2(5)/J3(3) 計13戦中 best5J1(6)/J2(1)/J3(3) 計10戦中 best6
2012J1(7)/J2(3)/J3(3) 計13戦中 best6J1(5) 計5戦 All
2011J1 6戦中 best5全日本/J1(6)/J2(2)/J3(3) 計12戦中 best6J1 4戦 All全日本/J1(5)/J2(1) 計5戦中 best4
2010J1 6戦中 best5全日本/J1(6)/J2(3)/J3(7) 計17戦中 best6J1 5戦中 best4全日本/J1(5)/J2(1)/J3(2) 計9戦中 best4
2009J1 7戦中 best5全日本/J1(6)/J2(4)/J3(1) 計12戦中 best6J1 5戦中 best4全日本/J1(5)/J2(1) 計7戦中 best4
2008J1 6戦中 best5全日本/J1(6)/J2(3)/J3(2) 計12戦中 best6J1 4戦 All全日本/J1(5)/J2(2) 計8戦中 best4
2007J1 6戦 All全日本/J1(6)/J2(3)/J3(1) 計11戦中 best7J1 4戦 All全日本/J1(4)/J2(3) 計8戦中 best4
2006J1 7戦中 best6全日本/J1(7)/J2(1) 計9戦中 best5J1 4戦中 best3全日本/J1(4)/J2(1) 計6戦中 best3
2005J1 8戦中 best6全日本/J1(8)/J2(2) 計11戦中 best6J1 7戦中 best5全日本/J1(7)/J2(2) 計10戦中 best5
2004J1 8戦中 best6全日本/五輪選考/J1(8)/J2(2) 計12戦中 best6J1 6戦中 best4全日本/J1(6)/J2(4) 計11戦中 best4
2003J1 7戦中 best6J1(7)/J2(2) 計9戦中 best4 + 全日本J1 5戦中 best4J1(5)/J2(1) 計6戦中 best3 + 全日本
2002J1 7戦中 best6 + J1 最終戦J1(8)/J2(3) 計11戦中 best5 + 全日本J1 4戦中 best3 + J1 最終戦J1(5)/J2(1) 計6戦中 best3 + 全日本
2001J1 11戦中 best5J1(11)/J2(2) 計13戦中 best5 + 全日本J1 7戦中 best4J1(7)/J2(1) 計8戦中 best4 + 全日本
レースクラス
参加カテゴリー
歴代上位者
クロスカントリー
クロスカントリー・男子エリート
ジャパンシリーズランキング
[2]
2013斉藤亮小野寺健
2012斉藤亮小野寺健
2011小野寺健
2010平野星矢山本和弘斉藤亮[6]
2009クーパー・ディラン
年1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位備考
2014斉藤亮平野星矢小野寺健門田基志恩田祐一中原義貴松本駿佐藤誠示平林安里前田公平[2]
2013斉藤亮小野寺健門田基志中原義貴合田正之前田公平松本駿大渕宏紀鈴木智之代田和明[3]
2012斉藤亮小野寺健山本和弘門田基志合田正之佐藤誠示松本駿大江良憲中原義貴鈴木智之[4]
2011小野寺健山本和弘斉藤亮門田基志辻浦圭一松本駿大江良憲合田正之沢田時江下健太郎[5]
2010平野星矢山本和弘松本駿斉藤亮門田基志小野寺健辻浦圭一武井亨介江下健太郎合田啓祐[6]