JAWS/ジョーズ
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この項目では、スティーヴン・スピルバーグ監督によるアメリカ映画、またその原作であるピーター・ベンチリーの小説について説明しています。

失明した人向けのスクリーンリーダーについては「JAWS」をご覧ください。

同名のコンピューター用ゲームについては「ジョーズ (ゲーム)」をご覧ください。

ジョーズ
Jaws

監督スティーヴン・スピルバーグ
脚本ピーター・ベンチリー
カール・ゴッドリーブ
原作ピーター・ベンチリー
製作デイヴィッド・ブラウン
リチャード・D・ザナック
出演者ロイ・シャイダー
ロバート・ショウ
リチャード・ドレイファス
音楽ジョン・ウィリアムズ
撮影ビル・バトラー
編集ヴァーナ・フィールズ
配給ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 1975年6月20日
1975年12月6日
上映時間124分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$7,000,000[1]
興行収入$470,653,000[1]
配給収入50億500万円[2]
次作ジョーズ2
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『ジョーズ』(Jaws)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1975年アメリカ映画。原作は1974年に出版されたピーター・ベンチリーによる同題の小説(日本では早川書房から1975年に刊行 ASIN B000J953D6)。

平和なビーチを襲う巨大人食い鮫(ホオジロザメ)の恐怖と、それに立ち向う人々を描いた作品である。スリラー映画ホラー映画パニック映画など様々なジャンル分けがなされる。スティーヴン・スピルバーグの名前を全世界に浸透させた一作である。スピルバーグの作品では珍しく子供が死ぬ描写がある。

第48回アカデミー賞作曲賞音響賞編集賞を受賞した。

商標権で保護されており、公式の案内では「ジョーズR」とRマークが記載されている。
目次

1 あらすじ

2 スタッフ

3 登場人物

3.1 鮫


4 キャスト

5 フリーテレビ放送履歴

6 制作

7 影響

8 メディア展開

9 元になった実話

10 続編

11 参考文献

12 外部リンク

あらすじ

アメリカ東海岸に位置する海辺の田舎町・アミティの浜辺に若い女性の遺体が打ち上げられた。町の警察署長・ブロディはその死因が「鮫の襲撃」と断定し、海岸を閉鎖して遊泳禁止にしようとするが、市長のボーンを初めとした町の有力者らに、町が成り立つ最大の要因の夏の観光による収入が無くなることを理由に拒否され止められる。その結果、またしても海で泳いでいた少年の一人が第2の犠牲者となってしまう。

その少年の両親が仇の鮫退治に賞金をかけたことで事態は公となり、アメリカ中から賞金目当てのハンターがアミティに押し寄せ現場は大騒ぎとなった。その対応に追われる一方で、ブロディは鮫の専門家である海洋学者のフーパーを呼んで協力を依頼する。フーパーは最初の遺体を検視し、非常に大型の鮫による仕業と見抜く。

同じ頃、ハンターの一人により一匹のイタチザメが捕らえられた。これで事件は解決したと一同が喜ぶ中、フーパーはイタチザメの口のサイズが遺体に残る噛み跡より小さいことから、別の鮫である可能性を指摘する。念のために鮫の消化器官の内容物の確認を提案するが、ボーン市長は反対した。納得できないブロディとフーパーはその夜、秘密裏に鮫の腹を裂き確認するが、人が食べられた痕跡は見つからなかった。さらに詳しく調べるためフーパーの所有する調査船で鮫の探索に出た2人は、アミティの漁師の船が漂流しているのを発見する。調査のため海に潜ったフーパーは、船底に刺さっていた大きなホオジロザメの歯を見つけて採取するが、続いて目の前に倒れてきた漁師の遺体に驚いた拍子にその歯を落として紛失してしまう。

翌日、2人はボーン市長に「犯人は巨大なホオジロザメであり、海岸を閉鎖して一刻も早く退治する必要がある」と必死に訴えるが、利益を優先するボーン市長は証拠となる鮫の歯が無いことを理由に全く耳を貸そうとはせず、改めて予定通り海開きの実施を決めてしまう。そして海開き当日、多くの観光客が海に集まる中、2人の懸念通り現れたホオジロザメが観光客の1人を襲い食い殺すという最悪の事態が発生。これを受けボーン市長もようやく、自分の判断が間違っていたことと鮫退治の必要性を悟る。

ボーン市長を説き伏せたブロディは、地元の荒くれ者の漁師であるクイントも雇い、フーパーも含めた3人で鮫退治のため大海原へ乗り出した。しかし、彼らの前に姿を現したホオジロザメは、予想をはるかに上回る大きさであった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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