株式会社JALUX
JALUX Inc.種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証スタンダード 2729
株式会社JALUX(ジャルックス、英: JALUX Inc.[4])は、日本航空(JAL)グループの商社。 主力は日本航空グループの航空機部品や資材、顧客に販売する食品や雑貨の調達のほか、空港売店である「JAL PLAZA」(旧称:BLUE SKY)の運営を行っている。また、H&K社の日本代理店でもある[5]。 一般には機内カタログ(JAL SHOP)による販売や開発された商品のブランドとして定着している。鹿児島県の唐芋レアケーキをヒットさせたり、空弁ブームの火付け役となるなどの実績がある。 2009年現在、下記の事業を行っている。
概要
沿革
1962年3月 - 航空商事株式会社として設立。
1964年10月 - 日航商事株式会社[6]に社名変更。
2001年
3月 - 株式会社ジャルックスに社名変更。
6月 - 株式会社JALUXに商標変更。(登記上は株式会社ジャルックス)
2004年
1月 - 旧日本エアシステム系の商社、株式会社ジェイエイエストレーディングを合併。
3月 - 東京証券取引所市場第一部に上場。
2007年3月 - 双日が筆頭株主となる。
2011年11月 - サークルKサンクス(のちのファミリーマート)と業務提携契約を締結。
2012年3月27日 - サークルKサンクスとのコラボ店舗である「ブルースカイ・サンクススカイ アライバルショップ」の1号店を羽田空港第1ターミナルビル1階到着ロビーにオープン。
2013年8月 - 三菱商事などと共同で、ミャンマーのマンダレー国際空港の維持管理業務を優先的に契約する権利を得た。
2022年
3月24日 - 日本航空が50.5%、双日が49.5%出資したSJフューチャーホールディングス株式会社が株式公開買い付け(TOB)を実施し、議決権所有割合ベースで38.72%の株式を取得。日本航空の持株比率が直接所有分を含め議決権所有割合ベースで60.28%となり、日本航空が親会社となる[7][8]。
6月2日 - 東京証券取引所スタンダード市場上場廃止。
6月4日 - 株式併合により株主がSJフューチャーホールディングス、双日、日本航空、日本空港ビルデングのみとなる[9]。
主な事業
コーポレートビジネス系事業
航空事業 航空機部品・機械資材の調達
客室事業 機内備品の企画・調達
生活関連・物資事業 出版、保険代理店業務
リテール系事業
リテール事業
空港リテール事業本部 「BLUE SKY」の展開
フーズ・ビバレッジ事業本部
店舗
国内空港店 新千歳、成田、羽田、関西、福岡など26空港96店舗
(BLUE SKY 93店舗、JAL-DFS 3店舗)
通信販売事業
連結子会社
株式会社JALUXエアポート
JALUX EUROPE Ltd.
JALUX AMERICAS, Inc.
JALUX CANADA, INC.
JALUX ASIA Ltd.
JALUX SHANGHAI Co., Ltd.
JALUX SINGAPORE PTE. LTD.
株式会社JALUX STYLE
株式会社JAL-DFS
株式会社JALUX保険サービス
その他のJALグループの商社
AGS通商:JALグランドサービス(当時は空港グランドサービス)の子会社。食品通販事業部門を2002年11月にJALUXが継承した後、会社清算。
JTA商事:日本トランスオーシャン航空傘下の商社。沖縄県を営業基盤とし、現在も存続。
脚注^ 組織体制
^ 株式額面変更のため1972年(昭和47年)4月に合併。実質的存続会社である被合併会社の設立日は1962年(昭和37年)3月28日。
^ a b c d e f g h i j 株式会社JALUX『第60期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2021年6月17日。
^ 株式会社JALUX 定款 第1章第1条
^ スクープ!住友重機械が機関銃生産から撤退へ 日本の防衛産業から撤退が相次ぐ切実な事情 。日本の防衛は大丈夫か 。東洋経済オンライン
^ 公式ホームページ
^ 日本航空株式会社及び双日株式会社が共同で出資するSJフューチャーホールディングス株式会社による当社株式に対する公開買付けの開始予定に係る意見表明(賛同)及び応募推奨のお知らせ
^ SJフューチャーホールディングス株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社及びその他の関係会社並びに主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ
^ 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関する臨時株主総会の開催のお知らせ
関連項目