J・B・プリツカー
J. B. Pritzker
プリツカー(2019年)
第43代イリノイ州知事
現職
J・B・プリツカー(J. B. Pritzker)ことジェイ・ロバート・プリツカー(Jay Robert Pritzker、1965年1月19日 - )は、アメリカ合衆国の実業家・慈善家・政治家である。第43代イリノイ州知事を務める。
世界的なホテルチェーン・ハイアットを保有するプリツカー家の一員であり、イリノイ州シカゴを拠点とするプリツカー・グループを共同で設立した。個人で保有する資産の総額は36億ドルと推定されている[1]。
2018年のイリノイ州知事選挙に民主党から立候補し[2]、現職の共和党のブルース・ローナー(英語版)を破って2019年1月14日にイリノイ州知事に就任した[3][4]。
若年期と教育(英語版)で生まれ、そこで育った。生家はユダヤ系の実業家の家系であるプリツカー家であり[5][6]、父はハイアットホテルアンドリゾーツの共同創業者で社長のドナルド・プリツカー(英語版)、母はスー・サンデルである[7][8]。3人兄弟の末っ子であり、姉に商務長官のペニー・プリツカー、兄にアンソニー・プリツカー(英語版)(トニー)がいる[9]。プリツカーの名前は、父の兄のジェイとロバート(英語版)(ボブ)から名付けられた[10]。祖父は弁護士で実業家のエイブラム・ニコラス・プリツカーである[11][12]。
マサチューセッツ州のミルトン・アカデミー(英語版)を卒業し、デューク大学で政治学の学士号(BA)、ノースウェスタン大学で法務博士号(JD)を取得した。大学卒業後は弁護士となり、イリノイ州弁護士会とシカゴ弁護士会に所属した。 プリツカーは、兄のアンソニーと共に、ミドルマーケット企業
ビジネスのキャリア