J-WAVE
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2021年6月期調査では20年間首位を譲らなかったTBSラジオを抜き、単独首位となった[47]。その後はエフエム東京やニッポン放送が猛追をかけていることと、TBSラジオが聴取率調査を意識した編成(スペシャルウィーク)を取りやめたことが遠因となり、混とんとしている。
提供クレジット

J-WAVEの提供スポンサーの紹介(提供クレジット)の読み上げ方は、そのほとんどが「(番組名). This program is(was) brought to you by 提供社名」や「(コーナー名) brought to you by 提供社名」と、バイリンガルDJが多いJ-WAVEをアピールする英語での提供読み上げとなっている。また、社名部分に関しても、かつては基本英語読みであったが[注釈 27]、現在は英語読みを主軸としながらも社名に英語が使用されてないなどの場合には日本語読みとなっている[注釈 28]。また、他局と同じ全文日本語読みの提供クレジットも少ないながらもある[注釈 29]。基本的に英語を得意としないナビゲーターであってもカタカナ英語で担当するが、2010年頃からは別のナレーターが担当する。

なお、TOKYO FMbayfmなどの他局でも、一部番組において「This program is(was) brought to you by ○○」を用いているケースがある。
サイマル放送・再送信

radikoを除くサイマル放送サービスの実施状況について述べる。

USENの「SOUND PLANET」で全国聴取が可能(衛星放送有線ラジオ放送)。

2004年9月30日まではスカイパーフェクTV!の専門チャンネル・DIGITAL J-WAVE 505で全国聴取が可能だった。

2011年3月15日から2019年9月30日まではKDDILISMO WAVEで日本国内であれば地域を問わず対応のスマートフォンから当局の聴取が可能であった。

DIGITAL J-WAVE

J-WAVEは、全国のコミュニティ放送局へ向けて、再送信サービス「DIGITAL J-WAVE」を実施している[48]放送線の経由でなく、J-WAVEと再送信希望局とのあいだで契約を締結したのち、既存の全国放送チャンネルを各局が受信し、受信音声を中継する形をとっており、2004年9月30日まではDIGITAL J-WAVE 505を、同チャンネル閉局以降はSOUND PLANETのJ-WAVEチャンネル[49]を利用している。

J-WAVEの地上波放送区域である関東地方は基本的にサービスの対象外となっている(ただし隣接周波数の局が存在しJ-WAVEを聴取困難である前橋市まえばしCITYエフエムはサービスを利用している)[48]。また、隣接局がDIGITAL J-WAVEを導入し、かつ放送区域が重複している場合には契約できない場合もある。

同様のサービスを実施している事業者にミュージックバードMUSIC BIRD for COMMUNITYがあり、放送局によっては両方の再送信を編成している。

J-WAVEのワイド番組には"J-WAVE HEADLINE NEWS"が組み込まれているが、導入局で"HEADLINE NEWS"が組み込まれている時間帯を含めてサイマル放送する場合、ニュースソースである共同通信社と別途契約する必要がある。

導入局についてはDIGITAL J-WAVE Square - AIR COVER CFN LISTおよび、コミュニティ放送局一覧の「J-WAVEを再送信している局」を参照。
地上波放送との編成の差異


CM差し替え - CM枠には別途CMフィラーをかぶせて送信している(フィラーBGMは何度か変更されている)。J-WAVEが首都圏をメインサービスとしている関係上、当該地域基準の広告を全国放送することができないため。ただし、首都圏向けの交通情報や天気予報はそのまま送信されている。

番組差し替え - 番組契約の関係上、スポーツ中継[注釈 30]などが中継できない場合は、フィラーとしてオールジャンルの楽曲とJ-WAVEジングルを時間いっぱい繰り返す。

放送休止の有無 - 地上波では原則月曜1時00分 - 5時00分(番組表上の日曜深夜)は放送休止しているが、DIGITAL J-WAVEでは、当該枠でも実質裏送りの形で番組を放送し、平日並みの24時間放送を維持している。

時差の発生 - 放送線ではなく、衛星経由であるため、インターネットサイマル放送ほどではないもの、数秒程度の時差が発生する。

インターネットサイマル配信との関係
「MUSIC BIRD for COMMUNITY」が2011年10月以降JCBAインターネットサイマルラジオなどで同時配信を解禁した反面、J-WAVEはインターネット上の再送信を依然不可とし、対応が分かれた。このため、深夜枠の編成を中心に、音楽放送にした例、再送信対象を前者に切り替えた例、J-WAVE再送信の時間帯をサイマル送信の対象外とした例、地上波とネットサイマルで別々の再送信をおこなった例[注釈 31]などがあった。2020年6月[50]以降、DIGITAL J-WAVEのネットサイマルが解禁され[48]、各局が順次、地上波と同内容のサイマル配信に切り替えている[51]
関連項目

セゾングループ(設立母体)

NACK5西武グループが設立に関与したラジオ局)

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 後述のとおり2003年に現社名に変更されたが、その名残としてradikoにおける放送局記号で”FMJ(FM Japan)”が使用されている。
^ 現在、旧セゾングループの中ではクレディセゾンのみが株主に名を連ねている。
^ なお放送局が傘下の子会社にプロバイダを運営させる例は、フジテレビ系のフジミックによるものなど、以前からも存在した。
^ 多摩地域は、東京スカイツリーからの親局でカバー出来るところがほとんどである。島嶼部もRadikoで無料で聴くことが出来る。
^ 2014年10月19日まで、当該周波数を含む86-90MHzはアナログテレビ放送1チャネル及びその後継システムとの混信を避けるためのガードバンドとされており、この周波数帯が1チャネルの放送区域と重なる予定放送区域のFM放送局に割り当てられることはなかった。[9]
^ 東京タワーからの各放送局の電波の電界強度をスタジオ内で測定すると、110dBμV/mを越え、人体に多大な影響を及ぼす可能性がある。
^ 西麻布三井ビルディングは同局の移転後、2018年から2019年にかけて解体され、現存しない。
^ 当時、在京の各放送局が次々と新ビルへ移転または移転計画を打ち出していたことから、新ビルへ移転することとした。
^ 六本木ヒルズ内には、J-WAVEの他にもテレビ朝日の本社ビルがある。
^ 燃料の都市ガス東京ガスから供給される他、災害等によってガスの供給がストップした際は、備蓄している灯油でも発電できる。
^ a b c d エフエムジャパン 非常勤取締役
^ この傾向は本局を含めたJAPAN FM LEAGUE参加局に共通している。
^ 現在ではJ-WAVE以外のラジオ局、またテレビ番組の司会もナビゲーターと呼ぶことがあるが、いずれも発祥はJ-WAVEである。
^ ジョン・カビラが「BRUTUS・なにしろラジオ好きなもので。」(2009年3月1日号)で大沢悠里との対談で語った内容によると、冬のある日の放送後に「鍋の話は……どうかな。」と言われたと言う
^ 英語圏以外にもイタリア、フランス、ブラジルなどの出身者がおり、番組によっては、イタリア語・フランス語・ポルトガル語も使用される。
^ ただし、創価大学国政選挙期間中の公明党の広報CMは放送。同じく放送しなかった大阪毎日放送MBSラジオ)は2009年4月から一部の番組枠で流れるようになった。「河内一友#創価学会との取引再開」も参照
^ ZIP-FMにおける「サーフボードプログラム」に相当するもの。「浮き船方式」や「インサート」ともいう。
^ かつては平日日中帯に『TEPCO AROUND THE TOKIO』『NESCAFE GOLDBLEND INNER SKETCHES』もあり、後者は大阪と企画ネット。土曜日の『LIFE IS A GIFT』の同様であった。
^ 2009年9月までは、深夜2時から翌朝5時
^ 2019年3月までの18時は全曜日時報からHead Line Newsへとつないでいたが、月?木の番組構成が見直されHead Line Newsが17時10分へと移動した。
^ 当初は時報音と被るようにHead Line Newsのジングルが送出されていたため一部が切れていたが徐々に改善されている。
^ JFN系列週末の時報CMとは別のバージョン。


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