開局から32年守られたステートメントはTUNE INTO THE FUTURE?未来をつくる音楽放送局で「J-WAVEリスナーと共に東京で生活する人の新しいヴィジョンをつくりたい」との意味が込められている。またリスナーとのコミュニケーション・キーワードとしてGOOD DESIGNを提唱しており[20]、それらに合わせた番組作りがなされている(後述)。ステーションコンセプトは一部ジングルでも謳われている「Soundscape and Imagination, 81.3 J-WAVE」(サウンドスケープ・アンド・イマジネーション エイティワン・ポイント・スリー・ジェイウェィブ)。
2020年1月、ステーションロゴとともにステートメントを一新。新ステートメントはfor the Unique and Universalで「声と音楽と行動で、多様な東京の風景を作る」をJ-WAVEのミッションとしている[21]。 企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[22][23][24][25] 資本金発行済株式総数株主数 株主株式数比率 資本金授権資本1株発行済株式総数株主数 株主株式数比率 資本金発行済株式総数株主数 株主株式数比率 “The Best Music On The Planet”(地球で一番の音楽)をスローガンに、音楽番組を中心に構成されている。音楽ジャンル別FM局が存在するアメリカに倣い、バブル景気中に各地で設立された“お洒落な音楽だけを流し続ける”FM局の一つ[注釈 12]。また、かつて「国際都市TOKIO発」をキーワードにしていたこともあって、東京都心の情報や、海外の話題を紹介する。他の関東所在各局と異なり、ヘヴィー・ローテーション番組が存在しない。 J-WAVEでは、「司会者は音楽をナビゲートするためにいる」という考えから、他局で言うDJを「ナビゲーター」と呼ぶ[注釈 13]。当初はネイティヴに近い程度の英語力が必須で、人並みでない人物像やキャリアが求められ、心地よい放送を目指すことから、トーク内容にも厳しい制約[注釈 14]があった。クリス・ペプラー、ジョン・カビラ、ジェームス天願、ルーシー・ケント、キャラ・ジョーンズなどの英語話者であるタレントを送り出した。その為、現在でも大半のナビゲーターは日本語と英語のバイリンガルDJである[注釈 15]。 また、番組やCMの合間に流れるジングルも一万種類以上あるといわれている。多くの場合同一のメロディー(81.3〈Eighty One Point Three〉 J-WAVE?♪)を基本としている。 開局以来、交通情報のBGMはチック・コリア、天気予報のBGMはデイヴィッド・ベノワが作曲・演奏したものが使われてきたが、2004年4月より小曽根真が作曲、同トリオが演奏した楽曲を使用している。 FM局には珍しい時事解説番組(JAM THE PLANET)やビジネス関連の番組(MAKE IT 21)を放送(『MAKE IT 21』はナビゲーターの経歴不祥事により2016年3月中旬で打ち切られた)。 日本国内の民放ラジオでは唯一創価学会と聖教新聞のコマーシャルを流していない局である[注釈 16]。かつては消費者金融や不動産投資、パチンコ店、公営競技など、リスナーに不利益を与える可能性のある業態のコマーシャルは流していなかったが、2010年代頃からは緩和され、銀行系の消費者金融やボートレースのCMは流れることがある。しかし、2023年現在、パチンコ・パチスロ関係(メーカー、ホール共に)のCMは皆無である。 かつてラジオショッピングとして『SHOPPER'S DIAL -Goody Goody-』があったが、その後『TOKYO PREMIERE』になり、2010年9月末で終了した。
資本構成
2015年3月31日 - 2020年3月31日
20億円40,000株84
ニッポン放送7,230株18.08%
クレディセゾン2,560株06.40%
共同通信社1,860株04.65%
中日新聞社1,860株04.65%
みずほ銀行1,520株03.80%
日本経済新聞社1,480株03.70%
東急エージェンシー1,360株03.40%
東京都1,200株03.00%
朝日新聞社1,200株03.00%
読売新聞東京本社1,200株03.00%
ADKマーケティング・ソリューションズ1,200株03.00%
三菱UFJ銀行1,200株03.00%
過去の資本構成1992年3月31日
20億円80億円5万円40,000株109
西武百貨店1,600株4.0%
日本道路交通情報センター1,600株4.0%
石岡実 [注釈 11]1,600株4.0%
成塚章 [注釈 11]1,600株4.0%
清水雄輔 [注釈 11]1,600株4.0%
武藤貞雄 [注釈 11]1,600株4.0%
今井和也1,600株4.0%
東京急行電鉄1,400株3.5%
2003年3月31日
20億円40,000株100
クレディセゾン2,560株6.40%
産業経済新聞社1,860株4.65%
共同通信社1,860株4.65%
中日新聞社1,860株4.65%
日本経済新聞社1,480株3.70%
東京急行電鉄1,400株3.50%
東急エージェンシー1,300株3.25%
東京都1,200株3.00%
読売新聞東京本社1,200株3.00%
アサツー ディ・ケイ1,200株3.00%
特徴
編成
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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