J-NETWORK
J-NETWORK略称J-NET
本社所在地 日本
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1?15?3
プリメーラ道玄坂619号
設立1997年
事業内容
キックボクシング大会の開催
選手のマネジメント、プロモーション
外部リンク ⇒http://www.jkickboxing.jp/
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J-NETWORK(ジェイ-ネットワーク)は、日本のキックボクシング興行団体。プロ・アマを問わず大会を開催している。かつてはジム運営も行っていたが、閉鎖売却したため現在は行っていない。 王座のフリー化(他団体の人間でも王座に挑戦できるようにする)を行い、所属を問わず興行に参加できる。日本のキックボクシング団体では初めてである。 男子中心の大会(J-KICK・J-FIGHT)の他、女子選手だけのプロ大会(J-GIRLS)を定期的に開催している。立ち技格闘技ではWWWAやシュートボクシングに次いで3番目、純キックボクシングでは初めて女子王座の認定を始めた団体である。 アマチュアのキックボクシングも設立当初から取り組み、大会J-GROWも主催している。 極真カラテ創始者・大山倍達没後、国際空手道連盟 極真会館城西支部旧三軒茶屋分支部(責任者・大賀雅裕 アクティブJは自身の名称を「J-NETWORK」に改称し、単体の興行会社となった。代表は第1回全日本ウェイト制空手道選手権大会で優勝した大賀雅裕が就任した。またアクティブJ所属で、全日本キックのバンタム級王者だった貝沼慶太
概要
歴史
設立
同1997年12月21日、後楽園ホールにて旗揚げ興行「J-プレステージ」が行なわれた。この興行は全日本キックと対立していたニュージャパンキックボクシング連盟との対抗戦という形で行なわれ、J-NETWORK所属の小比類巻貴之がニュージャパンの王者新田明臣を迎え撃った。これはのちのK-1で見られるような好カードである。
J-NETWORKと対立し追い出した勢力が全日本キックを脱退した。従来の執行部に戻った全日本キックとJ-NETWORKはすぐに関係を修復し、J-NETWORKは1998年11月以降全日本キックと全面的な交流を行っていく。それだけでなく、シュートボクシングを含むさまざまな団体に選手を送っている。2000年には女子プロレス団体のJWP女子プロレスとも提携している。 J-NETWORKは設立後2年半の間、独自の王者を認定してなかった。しかし、2000年6月26日の興行「MAKING THE ROAD」で、J-NETWORKライト級初代王座決定トーナメント1回戦を西山誠人(同級4位)と横山潔昌
初代王者の認定
スーパーライト級の初代王者決定戦は2002年10月25日の「J-BLOODS IV」で行なわれた。蔵満誠(同級1位)が黒田英雄(同級2位)を5R3-0の判定で下し初代王者になった。
ウェルター級の初代王者決定戦は2003年7月21日の「duel in mid summer」で行なわれた。SHINが黒田英雄を右ハイキックで3R0:46KO勝ちし、初代王者になった。 2007年2月4日にJ-NETWORK主催の興行「2007年女祭り 開幕戦」でJ-GIRLS認定初代ミニフライ級、フライ級、フェザー級、バンタム級の4階級の王座決定トーナメントの1回戦が行なわれた。各階級に8人の選手がエントリーし、4人に絞られた。なお、興行は、昼の部と夜の部に分かれて行なわれた。翌月31日の「女祭り2nd round」で各階級ごとに準決勝が行なわれ、4人のエントリーした選手がさらに2人に絞り込まれた。5月20日の「女祭り Final round」で各階級ごとの決勝戦が行なわれ、ミニフライ級でジェット・イズミ、フライ級でグレイシャア亜紀、バンタム級でせり、フェザー級で佐々木仁子 2007年5月11日にスーパーフライ級の新設を発表。6月3日のJ-NETWORK主催の興行「TEAM DRAGON QUEST1」で、KENT J-NETWORK加盟ジムでは級位制を採用している。毎月昇級審査を実施し、合格すると、5?1級で昇級していく。 級位は以下の通り。 原則として2ヶ月に1回、プロテストが行われ、合格するとJ-NETWORKプロ大会に参加する資格が得られる。 プロテストを受験できるのは16歳以上38歳未満の男女。J-NETWORK以外のジムでも受験可であるが、J-NETWORK会員は1級以上を要する。 J-NET主催興行は以下の4カテゴリが存在する。 男子トッププロが対象となるJ-NETの中核カテゴリー。J-NETWORK認定王座のタイトルマッチを中心に行う。年5 - 7回、主に後楽園ホールで開催。 男子新鋭プロ(3勝以下の通算戦績が6戦以下)が対象。新人王決定トーナメントを主たる大会とする。1か月に1回の頻度でゴールドジムサウス東京アネックスにて開かれるナンバーシリーズと、2か月に1回程度新宿FACEで開かれる「J-FIGHT in SHINJUKU」の他、2009年、2010年、2014年はディファ有明で年末興行を開催した。 女子プロが対象。年6, 7回新宿FACEで開催。近年はJ-FIGHTと合同開催が多い。 男女アマチュアが対象。実力別でA、B、C、Dのリーグに分けられる他、男子は40 - 50歳対象のマスターDリーグも行われている。ゴールドジムサウス東京アネックスの定期大会に加えて、年1回「J-NETWORKアマチュア全日本選手権大会」(A、Bのリーグ)を開いている。 ジュニア部門を除き、男女共に同じ体重別階級システムを採用している。しかし女子の場合、選手人口の問題から6階級のみでランキングの制定と王座の認定が行われている。また、男子についても以前はミドル級が存在したものの、やはり選手人口の問題から2010年限りでスーパーウェルター級に統合されている。 男子階級(全11階級)階級名称体重 女子階級(全6階級)階級名称体重 女子ジュニア階級(全2階級)階級名称体重
女子王座の認定
スーパーフライ級の新設
級位制
1級(プロテスト受験可)
2級(アマチュア大会参加可)
3級
4級
5級(中級クラス参加可)
参加資格
カテゴリ
J-KICK
J-FIGHT
J-GIRLS
J-GROW
ルール
基本的には1ラウンド3分(J-GIRLSは2分)の3回戦で、タイトルマッチは5回戦、トーナメント戦はサバイバルマッチ1(3ラウンドでラウンドマストシステムの延長戦あり)となる。
サバイバルマッチ1はワンマッチでも採用される場合がある(主にメインイベントのスーパーファイトで採用)。
サバイバルマッチ2(1との違いは基本4ラウンド)も存在するが、最近はほとんど採用されていない。
J-KICK・J-FIGHTにおける肘打ちについての扱いは以下の通り。
3回戦…原則禁止
5回戦…有効
サバイバルマッチ…原則有効
キャッチング(瞬間的な掴み)からの攻撃は1回のみ有効(足を掴んだまま歩く歩数は2歩まで)。
J-GIRLSでは肘打ちに加えて首相撲、顔面への膝攻撃、相手を押す行為が禁止される。
試合はスリーノックダウン制を採用。
偶然のバッティングにより試合続行不可能となった場合、そのラウンドも含めて判定に入る。
階級
(キログラム/kg)体重
(ポンド/lbs)
ヘビー級72.57kg以上160lbs以上
スーパーウェルター級66.68kg - 72.57kg147lbs - 160lbs
ウェルター級63.50kg - 66.68kg140lbs - 147lbs
スーパーライト級61.23kg - 63.50kg135lbs - 140lbs
ライト級58.97kg - 61.23kg130lbs - 135lbs
スーパーフェザー級57.15kg - 58.97kg126lbs - 130lbs
フェザー級53.52kg - 57.15kg118lbs - 126lbs
バンタム級52.16kg - 53.52kg115lbs - 118lbs
スーパーフライ級50.8kg - 52.16kg112lbs - 115lbs
フライ級50.8kg以下112lbs以下
(キログラム/kg)体重
(ポンド/lbs)
ライト級57.15kg - 61.23kg126lbs - 135lbs
フェザー級53.52kg - 57.15kg118lbs - 126lbs
バンタム級52.16kg - 53.52kg115lbs - 118lbs
フライ級47.6kg - 50.8kg105lbs - 112lbs
ミニフライ級46.26kg - 47.6kg102lbs - 105lbs
アトム級46.26kg以下102lbs以下
(キログラム/kg)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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