J検
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情報検定
略称J検
実施国
日本
資格種類民間資格[注 1]
分野コンピュータ・情報処理
試験形式筆記
認定団体職業教育・キャリア教育財団
後援文部科学省
認定開始年月日2006年(平成18年)
公式サイトhttps://jken.sgec.or.jp/
特記事項情報処理活用能力検定の後継
ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル 資格
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情報検定(じょうほうけんてい・J検)とは、一般財団法人職業教育・キャリア教育財団(旧・専修学校教育振興会)が主催する検定試験である。文部科学省後援。
概説.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキブックスに情報検定関連の解説書・教科書があります。

2006年(平成18年)12月から文部科学省後援する情報処理検定。

1994年平成6年)6月から2006年(平成18年)6月まで開催された文部科学省認定「情報処理活用能力検定試験」試験の後継にあたり、旧試験の略称であった『J検』が引き続き使われている。

解答は多岐選択のマークシート形式であり、内容は情報デザイン試験の他、旧J検の1級および2級に相当する情報システム試験、旧J検の準2級および3級に相当する情報活用試験に区分[1]される他、団体向けに情報活用試験3級と同等の情報活用基礎が実施される。

前期日程と後期日程に分かれる試験日は更に細かく分かれており、前期は6月第3日曜日に情報活用試験が、その他の試験は9月第2日曜日に実施。後期は12月第3日曜日に情報活用試験が、その他が2月第2日曜日に実施される。

なお、合格者は他の国家試験検定試験の受験科目が免除される優遇措置があり、積極的に受験を推奨する学校もある(後述)が、J検を履歴書就職試験で積極的に評価する民間企業および公共機関は少ないので、併せて基本情報技術者(FE)やITパスポート(iパス)・ベンダー資格等の保有が望ましい。
情報検定
情報活用試験

情報検定 情報活用試験
略称J検活用
実施国
日本
資格種類民間資格[注 1]
分野コンピュータ・情報処理
試験形式マークシート・CBT
認定団体職業教育・キャリア教育財団
後援文部科学省
認定開始年月日2006年(平成18年)
等級・称号1級 - 3級
公式サイトhttps://jken.sgec.or.jp/
特記事項情報処理活用能力検定(3級および準2級)の後継[1]
ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル 資格
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試験時間は3級が40分、2級以降は60分。また3級が(100点満点中)70点以上、2級以降は(100点満点中)65点以上で合格基準となる。なお試験実施時間が異なるため併願も可能。

合格者は合格した級に応じて、日商PC検定試験の一部知識科目が免除される(後述)。

コンセプトは情報リテラシーを『使う』こと。

ITパスポート試験へのステップアップとしても利用できる[2][注 2]一般利用者のパソコン基本操作から情報セキュリティに関する内容であり、2009年度試験以降は具体的なアプリケーション表計算ソフト等)活用法や、企業経営戦略問題などが追加された。
出題範囲


3級
情報表現と処理手順・パソコンの基礎・インターネットの基礎・インターネットの利用・情報機器の基本操作・情報社会とコンピュータ・情報モラル

2級
経営戦略システム戦略企業活動プロジェクトマネジメントサービスマネジメントデータ構造と情報表現・問題解決処理手順・パソコンの基礎・データベースインターネットの基礎・アプリケーションソフトウェアの利用(表計算ソフトプレゼンテーションソフトウェア

1級
情報と情報の利用・パソコンを利用したシステムネットワークの利用・情報ネットワーク社会への対応・情報セキュリティ・表計算ソフトやデータベース等を利用した問題解決
受験料(2015年4月1日改定)


3級(旧・情報処理検定4級)
3,000円

2級(旧・情報処理活用能力検定3級)
4,000円

1級(旧・情報処理活用能力検定準2級)
4,500円
情報システム試験

情報検定 情報システム試験
略称J検システム
実施国
日本
資格種類民間資格[注 1]
分野コンピュータ・情報処理
試験形式マークシート・CBT
認定団体職業教育・キャリア教育財団
後援文部科学省
認定開始年月日2006年(平成18年)
等級・称号プログラマ・システムエンジニア
公式サイトhttps://jken.sgec.or.jp/
特記事項情報処理活用能力検定(2級および1級)の後継[1]
ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル 資格
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この試験のコンセプトは、創るである。この試験には、基本スキル・プログラミングスキル・システムデザインスキルがあり、プログラミングからパソコンを支える技術までが出題され、開発者向けの試験である。出題範囲に類似性がある国家試験の基本情報技術者試験(FE)へのステップアップとしても利用できる[3]

科目単位で受験できるため、出題範囲自体は情報活用試験より狭いが、開発者向けの試験であるため、難易度は情報活用試験1級よりやや高い。しかし、基本情報技術者試験(FE)よりは難易度がやや低い。

プログラミングスキルでは基本情報技術者試験と同様に、擬似言語を用いたアルゴリズムの問題や、ソフトウェア開発の問題も出題される。ソフトウェア開発ではC言語CASL(アセンブラ)・表計算ソフトのいずれかを選択して解答する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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