IntelliJ IDEA
IntelliJ IDEA 2019.1 Community Edition
開発元ジェットブレインズ
最新版2020.1 [1] / 2020年4月9日(5か月前) (2020-04-09)
最新評価版2020.1 EAP build 201.6668.121 / 2020年4月9日(5か月前) (2020-04-09)
リポジトリgithub.com/JetBrains/intellij-community
IntelliJ IDEA(インテリジェイ アイディア)は、ジェットブレインズによって開発されたJavaなど数多くのプログラミング言語に対応した統合開発環境 (IDE)。リファクタリング機能をJava用の統合開発環境としては初めて搭載したことでも知られる[2]。変数に型のないプログラミング言語に対してもリファクタリングを提供している。ZeroTurnaroundの調査によると、2016年時点ではJavaの統合開発環境としては1番人気である[3]。目次 Ver.9からはオープンソースのCommunity Editionを提供している[4]。有償のUltimate Editionに対しての、このCommunity Editionの違いは以下の通りである。 Community Editionは比較的緩いライセンス形態である Apache License を採用している。これによりベンダーは独自機能を搭載して販売してもソースコードを公開する必要がない[5]。 IDEは、コンテキストの分析によるコード補完、コード内のクラスや宣言に直接ジャンプできるコードナビゲーション、コードリファクタリング、コードデバッグ[6]、リント、提案を介して矛盾を修正するオプションなど、特定の機能[7]を提供する。 このIDEは、grunt、bower、gradle、SBTなどのビルド/パッケージ化ツールとの統合を提供する[8]。また、Git、Mercurial、Perforce、SVNなどのバージョン管理システムをサポートしている。Microsoft SQL Server、Oracle、PostgreSQL、SQLite、MySQLなどのデータベースは、組み込みバージョンのDataGripを介して、Ultimate版のIDEから直接アクセスすることができる。 IntelliJは、IDEに機能を追加するためのプラグインをサポートしている。プラグインは、IntelliJのプラグインリポジトリのウェブサイトからダウンロードしてインストールするか、IDEに内蔵されているプラグインの検索・インストール機能を利用してインストールすることができる。各エディションには個別のプラグインリポジトリがあり、Community版とUltimate版では、2019年現在、それぞれ3000個以上のプラグインが用意されている[9]。 下記一覧はデフォルトでサポートしている物であり、プラグインの形で下記以外の物も多数提供されている。Microsoft Visual Studioの言語(C#、VB.NET、C++/CLI、TypeScript、ASP.NETなど)はReSharperで、Objective-CはAppCodeでサポートしている。また、RubyはRubyMineとして、PHPはPhpStormとして、JavaScriptはWebStormとして、PythonはPyCharmとして、C/C++はCLionとして、C#などの.NET言語はRiderとして、分離された固有名称を持つIDEも提供されている。 Community版とUltimate版では、以下の表に示すように、さまざまなプログラミング言語のサポートが異なる。Community版とUltimate版の両方でサポートされているのは以下[10]。 Ultimate Editionでのみサポート: 初期サポートの言語の一部を除いて、残りは全てリファクタリングやデバッガをサポートしている。ただし、リファクタリングの機能はJavaが最も充実している。
1 オープンソース版
2 機能
2.1 コーディング支援
2.2 ビルトインツールと統合
2.3 プラグインエコシステム
2.4 サポート言語
2.5 サポート技術
2.6 サポートする履歴管理
2.7 国際化機能
3 関連項目
4 脚注
5 外部リンク
オープンソース版
対応言語がJava、Scala、Groovy、Clojure、KotlinなどのJavaプラットフォーム上の言語のみ。PHP、Python、Rubyなどは非対応。
Web系非対応。HTML、JavaScript、Webフレームワーク(Grailsなど)、Webサービスなどは非搭載
エンタープライズ系非対応。Java EE非対応。
データベース系非対応。SQL非対応、データベースツールを搭載しない。
UMLデザイナ非搭載
モバイル系はAndroidのみ対応。Adobe AIR非対応。
アジャイル開発系非対応。
機能
コーディング支援
ビルトインツールと統合
プラグインエコシステム
サポート言語
Clojure(プラグイン)[11]
CloudSlang(プラグイン)[12]
Dart(プラグイン)
Elm
Erlang(プラグイン)
Go(プラグイン)
Gosu
Groovy
Haskell(プラグイン)[14]
Haxe(プラグイン)
Java
Julia(プラグイン)[15]
Kotlin
Lua(プラグイン)[16]
Perl(プラグイン)
Python(プラグイン)[17][18]
Rust(プラグイン)[19][20]
Scala(プラグイン)
XML/XSL
R(プラグイン)[21]
ActionScript/MXML
CoffeeScript
HTML/XHTML/CSS
JavaScript
PHP(プラグイン)
Ruby/JRuby
SQL
TypeScript
サポート技術
Size:30 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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