Intel_Core_M
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

「Core M」はこの項目へ転送されています。旧シリーズのCore プロセッサーについては「Intel Core 2」をご覧ください。

Core M生産時期2014年から
生産者インテル
CPU周波数0.80 GHz から 3.4 GHz
プロセスルール14 nm から 14 nm
マイクロアーキテクチャBroadwell
Skylake
Kaby Lake
命令セットx86, x64
コア数2(スレッド数 4)
コードネームBroadwell
Skylake
Kaby Lake
Amber Lake
テンプレートを表示

Intel Core M(インテル コア エム、以下 「Core M」)は、インテルの、主としてパーソナルコンピュータ、及び、タブレットPCCPU向けx86マイクロプロセッサブランドである。グラフィックコントローラ(HD Graphics)を内蔵したプロセッサを2014年9月に発売した。製品の位置づけは、Intel Core プロセッサー・ファミリーに属する。

Core Mはモバイルコンピューター向けのプロセッサーであり、通常のCore iシリーズよりも消費電力や発熱が抑えられている。
特徴

特徴として、小型、低消費電力で、ウルトラブックや2in1、小型PCに組み込まれる事が多い。スペックはPentium以上、Core i以下という位置づけである。SoCとして販売されている性質から一般向けに販売はされておらず、また、比較的高価なCPUである(Pentiumの倍程度でCore iより少し低い程度の価格)。Core Mではすべての製品のTDPが4.5 wであるが、コンフィグラブルTDPという仕組みにより、より低い、もしくはより高いTDPのSoCとして振る舞うこともできる。すべてのラインナップにおいてHTTターボブーストが有効になっており、下位ラインナップであるCeleronPentiumと差別化されている。ただし、CeleronとPentiumはTDPが4.5 Wを超えるCPUもラインナップされており、それらとCore Mを比べると必ずしもCore Mの方が優れているとは限らないので注意が必要である。
SoC向けラインナップ
Broadwell 世代

全プロセッサ共通事項:Broadwellマイクロアーキテクチャプロセスルールは 14 nm。

対応ソケット - オンボード (BGA 1234)

対応メモリ - 5Yxx系プロセッサー(DDR3L-1600, DDR3L-RS 1600, LPDDR3-1333/1600)

GPU - HD Graphics 5300

命令セット拡張 - SSE4.1/4.2 AVX 2.0、 テクノロジー - Intel 64XD bitTBT 2.0HTEIST、 PCI Express 2.0 対応

グラフィックス出力 - eDP/DP/HDMI、 グラフィックス機能 - QSV/3D/WiDi/CVT HD対応、 API - DirectX 11.2、OpenGL 4.3

キャッシュ容量(L1/L2/L3) - L1: (32 KB+32 KB)×2, L2: 256 KB×2, L3: 4 MB

発売時期(発表日 or 発売日) - Broadwell-Y : 2014年9月 

特記事項 - vPro/TSX/TXTは、M-5Y71/M-5Y70のみ有効. PCI Express 3.0は、非対応.[1]

Broadwell-Y

 ■ [ Mobile ] Core M Processors  ( On-Board / BGA 1234 )

プロセッサー
名称?ナンバーコア数
(スレッド数)CPU
クロック
(最大)GPUGPU
クロック
(最大)キャッシュメモリ
帯域DMI2ソケットTDPTDP-Down
TDP-UPvProVT-x
VT-dTSXAESTXT発売時期ステッピング
(sSpec)価格
(USD)
M-5Y712 (4)1.2GHz
(2.9GHz)HD5300300MHz
(900MHz)L2:256KB×2
L3:4MB25.6GB/s
DDR3L-
1600×2
or
25.6GB/s
LPDDR3-
1600×2?オンボード
(BGA 1234)4.5W3.5W (600MHz)
6W (1400MHz)○○○○○2015年1月
F0
(SR23Q)$281
M-5Y701.1GHz
(2.6GHz)100MHz
(850MHz)?2014年9月
E0
(SR216)N/A
M-5Y51300MHz
(900MHz)3.5W (600MHz)
6W (1300MHz)×××2015年1月
F0
(SR23L)$281
M-5Y31900MHz
(2.4GHz)300MHz
(850MHz)3.5W (600MHz)
6W (1100MHz)F0
(SR23G)$281
M-5Y10c800MHz
(2.0GHz)300MHz
(800MHz)3.5W (600MHz)
6W (1000MHz)F0
(SR23C)$281
M-5Y10a100MHz
(800MHz)??2014年9月
E0
(SR218)N/A
M-5Y10E0
(SR217)N/A

Skylake 世代

全プロセッサ共通事項:Skylakeマイクロアーキテクチャ、プロセスルールは 14 nm。

対応ソケット - オンボード (BGA 1515)

対応メモリ - 6Yxx系プロセッサー(DDR3L-1600, LPDDR3-1866)

GPU - HD Graphics 515

命令セット拡張 - SSE4.1/4.2 AVX 2.0、 テクノロジー - Intel 64、XD bit、TBT 2.0、HT、EIST、 PCI Express 3.0 対応

グラフィックス出力 - eDP/DP/HDMI/DVI、 グラフィックス機能 - 4K/QSV/3D/WiDi/CVT HD対応、 API - DirectX 12、OpenGL 4.4

キャッシュ容量(L1/L2/L3) - L1: (32 KB+32 KB)×2, L2: 256 KB×2, L3: 4 MB


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:35 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef