ITmedia
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アイティメディア株式会社
ITmedia Inc.
種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社[1]
市場情報東証プライム 2148
2007年4月19日上場
略称ITmedia
本社所在地

日本
107-0052
東京都千代田区紀尾井町3番12号紀尾井町ビル
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設立1999年12月28日(ソフトバンク・ジーディーネット株式会社として設立)
業種サービス業
法人番号1010001092299
事業内容インターネット・メディア事業
代表者代表取締役社長 大槻利樹
資本金18億2500万円
(2022年3月31日現在)[2]
発行済株式総数2053万2600株
(2021年3月31日現在)[2]
売上高連結: 68億9122万3000円
単独: 66億5201万5000円
(2021年3月期)[2]
営業利益連結: 20億2215万5000円
単独: 19億6523万4000円
(2021年3月期)[2]
経常利益単独: 19億6619万2000円
(2021年3月期)[2]
純利益連結: 12億5505万7000円
単独: 10億7282万5000円
(2021年3月期)[2]
純資産連結: 71億1733万0000円
単独: 67億8038万2000円
(2021年3月31日現在)[2]
総資産連結: 90億7448万7000円
単独: 85億7208万2000円
(2021年3月31日現在)[2]
従業員数連結: 281人
(2022年3月31日現在)[2]
決算期3月31日
会計監査人有限責任監査法人トーマツ[2]
主要株主SBメディアホールディングス 52.47%
日本カストディ銀行(信託口) 4.20%
日本カストディ銀行(信託口9) 3.66%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 2.00%
新野淳一 1.84%
日本カストディ銀行(証券投資信託口) 1.74%
MSCO CUSTOMER SECURITIES 1.66%
大槻利樹 1.37%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) 1.17%
JP MORGAN CHASE BANK 385632 1.08%
(2021年3月31日現在)[2]
主要子会社発注ナビ株式会社 100.0%
有限会社ネットビジョン 100.0%
外部リンクhttps://corp.itmedia.co.jp/
特記事項:連結経営指標は国際会計基準のため、売上高は売上収益、純利益は当期利益、純資産は資本合計、総資産は負債及び資本合計。
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ITmedia(アイティメディア)は、ソフトバンクグループ傘下のアイティメディア株式会社(: ITmedia Inc.[3])、および同社が運営するIT系ニュースサイトである。アイティメディア株式会社は、ソフトバンクグループ子会社で出版・ブロードバンドコンテンツ等のメディアやマーケティング事業を統括する純粋持株会社「SBメディアホールディングス」の傘下にある。
概要

前身は1997年9月1日にソフトバンク出版事業部とZiff-Davisが共同で開設した「ZDNet JAPAN」で、当時ソフトバンク傘下の米国Ziff Davisが運営するIT系ニュースサイト「ZDNet」の日本語版であった[4]。しかし2000年にZiff-DavisがCNET Networksに売却され[5]、CNET傘下となった。これに伴いZDNet Japanは、ライセンス契約の満了をもって閉鎖。これにより、旧ZDNet Japanは2004年1月8日にIT系ニュースサイト「ITmedia」として再スタートした[6]。なお現存するZDNet JAPANは、後に朝日インタラクティブによって新しく立ち上げられたものである。

運営会社もソフトバンク出版事業部(その後ソフトバンクパブリッシングを経て現在のSBクリエイティブ)の一部門として開始し、1999年にZiff Davisとの合弁で「ソフトバンク・ジーディーネット」を設立。2004年の改称・独立とともに社名も「ソフトバンク・アイティメディア」となった。その後、IT技術者向け情報サイト@IT(アットマーク・アイティ)を運営していた株式会社アットマーク・アイティと合併し、2005年3月1日に社名を現在の「アイティメディア」に変更した。2006年2月に出版社の株式会社メディアセレクトとの合併より同社の出版事業を継承し[7]、「月刊アイティセレクト[8]」「月刊サーバセレクト[9]」などの雑誌や書籍の発行を行っていた。その為、アイティメディアは、出版者記号「86147」 を保有している。
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出典検索?: "ITmedia" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2018年1月)

情報提供範囲は、IT関連のニュースだけでなく、エンタープライズパソコンモバイルブロードバンドデジタル家電ゲームなど様々な分野を広範囲をサポートし、日本ではインプレス系のImpress WatchとともにIT系情報サイトの最大手となっている。特に海外ニュースに強みが有り、Ziff DavisCNETをはじめ、ロイターAP通信ウォールストリート・ジャーナルなどからニュースや情報配信を受けている。また国内ではYahoo! JAPANの「Yahoo!ニュース」や読売新聞の「読売新聞オンライン」などの各種ニュースサイトに対してニュース配信を行っており、産経新聞系の新聞・ニュースサイトである産経新聞・夕刊フジ(ZAKZAK)・フジサンケイ ビジネスアイからのニュース提供、イザ!へのニュース配信も実施している。

2005年9月から10月にかけてサイト再編を実施、これまでITmediaで扱ってきた分野をエンタープライズ向け分野とコンシューマー向け分野にわけ、技術者向けの「@IT」とともに3分野体制で情報配信を行っている。また記者や執筆者によるブログも開設、積極的に記者・執筆者と読者との交流を図っている。ITmedia オルタナティブ・ブログは継続しているが、+Dブログは2006年終了。

ゲーム・エンターテイメント関連分野については、Ziff Davis社のゲーム情報サイト「GAMESPOT」の日本語版として開始、2003年3月からは「SOFTBANK GAMES」としてソフトバンクパブリッシングの直轄で運営されてきた。ソフトバンク パブリッシングの再編に伴い2004年末でSOFTBANK GAMESが終了、それをITmediaが引き継ぐ形で2005年からITmedia自体の運営による「ITmedia Games(後に+D Games)」として新たに開始、ゲーム及びそれに関連する記事を中心とした編成となり、2009年6月からは「+D」から離れ、zoomeとの共同運営による「ITmedia Gamez」にリニューアルし、プレイ動画やプロモーションビデオなどゲームに関連した動画も扱うようになったが、2011年3月末をもってゲーム・エンターテインメント関連を単独で扱うサイトは事実上終了し[10][11]、同年4月1日よりゲーム・エンターテイメント関連情報に加え、デジタルガジェットやトレンドを包括的に扱い集約する総合サイト「ITmedia ガジェット」を開設している。GAMESPOT JAPANもZDNetと同様、2007年4月にシーネットワークスジャパンが旧GAMESPOTとは無関係な形で再開していた。

SOFTBANK GAMESの一コンテンツとして2000年11月にオープンし、壁紙配布やオンライン小説ウェブコミックの配信などを行っていた「GA Graphic」は2004年末のSOFTBANK GAMES終了時に一旦閉鎖した後、2005年5月にソフトバンクパブリッシングの直轄で萌え系・ホビー系のニュースサイトとして再開し、現在に至っている。
沿革

1995年11月9日 - ソフトバンク(現在のソフトバンクグループ)がZiff Davis社を買収
[12]

1997年9月1日 - Ziff Davis社とソフトバンク出版事業部が共同で「ZDNet Japan」をスタート[13]

1999年12月29日 - ソフトバンク パブリッシング株式会社(現在のSBクリエイティブ)の100%子会社として、オンライン・メディア企業「ソフトバンク・ジーディーネット株式会社」を設立。

2000年2月22日 - 株式会社アットマーク・アイティ設立。

2000年5月22日 - アットマーク・アイティがIT技術者向け情報サイト「@IT」をスタート[14]

2000年8月 - 合弁契約に基づき、ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング株式会社(現在のSBクリエイティブ)保有の当社株式のうち一部を、米国ZDNet(後のCNET Networks, Inc.、2001年度内に保有株式を売却)及びヤフー株式会社へ譲渡。

2004年1月8日 - ソフトバンク・ジーディーネットが商号をソフトバンク・アイティメディア株式会社に変更。同時に「ZDNet JAPAN」から「ITmedia」にリニューアル[15]

2005年3月1日 - ソフトバンク・アイティメディアとアットマーク・アイティが合併[16]して「株式会社アイティメディア」を設立[17]

2005年7月 - 米国TechTarget Inc.と業務提携契約を締結。

2006年2月1日 - エンタープライズ分野専門出版社の株式会社メディアセレクトを合併統合し、「ITmediaエンタープライズ」をスタート[18]

2006年2月15日 - 「アイティメディア報道倫理綱領」を制定[19]

2006年5月15日 - 「TechTargetジャパン」をスタート(2005年11月30日プレオープン)[20]

2006年6月1日 - 「+D PC USER」をスタート。「+D PCUPdate」と雑誌『PC USER』(ソフトバンク クリエイティブ)を統合[21]

2006年6月27日 - 「ITmedia Biz.ID」をスタート(2009年4月1日から「誠 Biz.ID」)[22]

2007年4月2日 - 「Business Media 誠」をスタート。(2015年4月「ITmedia ビジネスオンライン」にリニューアル)[23]

2007年4月19日 - 東証マザーズに上場。

2008年4月1日 - ソフトバンククリエイティブが運営する音楽情報専門サイト「BARKS」をライフスタイル・メディア事業に統合。

2008年7月1日 - デジタル家電製品の検索サービス「ITmedia 製品NAVI」をスタート(2009年3月に終了)。

2008年10月29日 - アッカ・ネットワークスの連結子会社で、動画投稿コミュニティサイトを運営するzoome株式会社の全株式を取得して子会社化。譲渡額は9500万円。

2008年11月 - iPhone向け専用アプリケーション「ITmedia for iPhone」をリリース[24]

2009年3月2日 - 「環境メディア」をスタート(2011年4月1日、@IT MONOist「環境技術フォーラム」に統合[25])。

2009年6月1日 - 「ITmedia Gamez」をスタート(2011年3月31日に終了)。「+D Games」と「zoome」のゲームチャンネルを統合。

2009年7月6日 - 本社移転(千代田区丸の内3-1-1 国際ビル8階から千代田区大手町1-3-1 JAビル7階へ)[26]

2010年1月1日 - インプレスの連結子会社でエレクトロニクス情報メディア「EE Times Japan」を運営するE2パブリッシング株式会社の全株式を取得して子会社化。譲渡額は3000万円[27]

2010年3月1日 - E2パブリッシング株式会社を合併。

2010年4月16日 - 会員制サービス「アイティメディアID」スタート[28]

2011年2月28日 - 「ITmediaキャリア」「JOB@IT」終了。

2011年4月1日 - 「ITmedia ガジェット」をスタート[29]。(2013年「ねとらぼ」に統合)

2011年5月31日 - 「+D Download」「+D 専門店街」終了。

2011年7月1日 - エレクトロニクス情報メディア「EDN Japan」をスタート(Canon Communications Japanからの事業譲受)[30]

2011年7月26日 - Android向け専用アプリ「ONETOPI」をリリース[31](2014年8月に終了。特別損失2500万円[32])。

2011年8月31日 - 投稿型動画コミュニティ「zoome」閉鎖。子会社のzoome株式会社は9月30日に解散[33]

2012年7月2日 - 本社移転(千代田区大手町1-3-1 JAビル7階から港区赤坂8-1-22へ)[34]

2012年10月1日 - スマホ向け専用ニュースサイト「ITmedia News スマート」をスタート[35]

2013年10月1日 - 「ITmedia REVIEW」をスタート[36]。(2015年2月に終了)

2014年11月28日 - 「ねとらぼ」の行動指針として、「ねとらぼ憲章」を制定[37]

2015年1月29日 - 「ITmedia ヘルスケア」をスタート[38]。(2017年3月に終了)

2015年4月1日 - 株式会社リクルートホールディングスのキーマンズネット事業を譲受[39]

2015年10月1日 - 株式会社エムアウトから株式会社ユーザラス(現・発注ナビ株式会社)の全株式を取得し、子会社化。

2015年10月1日 - ナレッジオンデマンド株式会社の株式を取得し、持分法適用関連会社化。

2016年4月5日 - 「TechFactory」をスタート[40]


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