ISO/IEC_2022
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注[脚注の使い方]^ 第3次規格までの標題は「情報交換用符号の拡張法」であった。
^ 初版制定当時の名称は ISO/R 646。その後 ISO 646、さらに ISO/IEC 646 と改称された。しかし、本項では原則として ISO/IEC 646 と表記する。
^ 初版制定当時の名称は ISO 2022:1973。その後1994年の第4版で ISO/IEC 2022 と改称。初版に対するJISの対応規格は JIS C 6228:1975。1982年第2版の JIS C 6228:1982 はその後 JIS X 0202:1982 と改称された。しかし、本項では原則として ISO/IEC 2022 および JIS X 0202 と表記する。
^ 初版制定当時の名称は ISO 4873。後に ISO/IEC 4873 と改称された。しかし、本項では原則として ISO/IEC 4873 と表記する。
^ これは今日では internationalization (i18n。国際化) あるいは multilingualization (m17n。多言語化) と呼ばれる考えかたであるが、当時はヨーロッパの諸言語にまたがるという意味で harmonization (調和) と呼ばれた。後に ISO/IEC 8859 はヨーロッパ諸語以外も包含するものになる。
^ 論理的には5バイト以上のエスケープシーケンスも用いられ得るが、現時点では ISO/IEC 2022 で規定されているものはない。
^ a b ISO/IEC 2022が定められた当初は、呼び出しの制御機能には SI (G1からGL領域への呼び出し) と SO (G0からGL領域への呼び出し) しかなかった。そのため、SIを「漢字イン」(制御文字やローマ字の符号表から漢字の符号表にシフトする)、SOを「漢字アウト」(漢字の符号表へのシフトから復する) とする理解が生まれ、ほかの呼び出し制御機能が定められた際には混乱を招いた。実際にはロッキングシフトでは、前の呼び出しを記憶しているわけではない。ちなみに、当時開発されたプリンタ記述言語 (プリンタを制御するための通信手順) には、この漢字イン/漢字アウトの発想が残っているものがある。
^ シングルシフトには、G2かG3から呼び出しするものしかない。また、8ビット符号の場合、GL領域に呼び出すかGR領域に呼び出すかは最初にアナウンス機能によって決定することになっている。
^ JIS X 0202:1991 解説「登録」による
^ a b ISO-2022-JPの場合は、JIS X 0201-1976のラテン文字集合でもよい。
^ 日本の国コード JP が含まれる名称であるのは、ネットニューズのfj.*グループの利用者およびホストコンピュータのjpドメイン名を電子メールアドレスに含む利用者らの議論による。なお文字集合として使う JIS X 0208 は日本工業規格であり、漢字仮名といった日本語に必須の文字体系のほかに、アラビア数字や種々の記号とともに頭字語用途を主として[要出典]一部のラテン文字ギリシア文字キリル文字も含んでいる。そのため、日本語以外の言語を部分的に表現できる。RFC 1468 の表題は Japanese Character Encoding for Internet Messages (インターネットメッセージのための日本語文字符号化) であることから、特に日本国内にかぎった利用を想定していたわけでもなく、日本語コミュニティでの利用を想定していた。
^ JIS X 0208:1997 附属書2より引用。また、同解説 3.11 も参照。
^ EUCでは文字コード (英: codeset)、JISでは符号化表現と呼ぶ。また、一部はキャラクタセットとしてIANAが登録している。

参考文献

全般的な記述には以下の文献を参照した。.mw-parser-output .refbegin{margin-bottom:0.5em}.mw-parser-output .refbegin-hanging-indents>ul{margin-left:0}.mw-parser-output .refbegin-hanging-indents>ul>li{margin-left:0;padding-left:3.2em;text-indent:-3.2em}.mw-parser-output .refbegin-hanging-indents ul,.mw-parser-output .refbegin-hanging-indents ul li{list-style:none}@media(max-width:720px){.mw-parser-output .refbegin-hanging-indents>ul>li{padding-left:1.6em;text-indent:-1.6em}}.mw-parser-output .refbegin-100{font-size:100%}.mw-parser-output .refbegin-columns{margin-top:0.3em}.mw-parser-output .refbegin-columns ul{margin-top:0}.mw-parser-output .refbegin-columns li{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}

JIS X 0202:1998 『情報技術 - 文字符号の構造及び拡張法』 日本規格協会、1998年。(ISO/IEC 2022:1994 Information technology - Character code structure and extension techniques 第4版の国際一致規格)

Lunde, Ken『CJKV日中韓越情報処理』オライリー・ジャパン、2002年。ISBN 4-87311-108-0。 (原著 Lunde, Ken (1998). CJKV Information Processing. Cambridge, Massachusetts: O'Reilly & Associates. ISBN 1-56592-224-7 )

さらに、節ごとの記述で以下の文献を参照した。

#歴史 (#第2次規格以降の主な改正点以外)

三上喜貴『文字符号の歴史 - アジア編 -』共立出版、2002年3月。ISBN 4-320-12040-X。 特に第3章「ASCIIとその拡張」を参照。

#ISO国際登録簿

ISO/IEC 2375:2003 Data Processing - Procedure for Registration of Escape Sequences

#応用例

RFC 1468 Japanese Character Encoding for Internet Messages (『インターネットメッセージのための日本語文字符号化』), J. Murai 他著, 1993年6月.

RFC 1554 ISO-2022-JP-2: Multilingual Extension of ISO-2022-JP (『ISO-2022-JP-2: ISO-2022-JPの多言語拡張』), M. Ohta 他著, 1993年12月.

RFC 1557 Korean Character Encoding for Internet Messages (『インターネットメッセージのための朝鮮語文字符号化』), U. Choi 他著, 1993年12月.

RFC 1922 Chinese Character Encoding for Internet Messages (『インターネットメッセージのための中文文字符号化』), HF. Zhu 他著, 1996年3月.

RFC 2237 Japanese Character Encoding for Internet Messages (『インターネットメッセージのための日本語文字符号化』), K. Tamaru 他著, 1997年11月.

JIS X 0208:1997 『7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合』 (7-bit and 8-bit double byte coded Kanji sets for information interchange) 附属書2「RFC1468符号化表現」 日本規格協会、1997年。

JIS X 0213:2000 『7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合』 (7-bit and 8-bit double byte coded extended Kanji sets for information interchange) 附属書2「ISO-2022-JP-3符号化表現」 日本規格協会、2000年。

JIS X 0213:2000/AMENDMENT 1:2004 『7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合 (追補1)』 (7-bit and 8-bit double byte coded extended Kanji sets for information interchange (Amendment 1)) 附属書2「ISO-2022-JP-2004符号化表現」 日本規格協会、2004年。

『UI-OSF-USLP 共同技術資料 日本語EUCの定義と解説』(Unapproved Draft 1.7) 1991年12月

X Consortium Standard, Compound Text Encoding Version 1.1, Robert W. Scheifler 著, 1989年.

Very old fj.kanji discussion - JUNETコード成立のころの議論

Роман Чибора (1998年). “ ⇒The Cyrillic Charset Soup”. 2007年2月11日閲覧。 - キリル文字用文字コードの変遷

関連項目

ISO/IEC 646

Extended Unix Code

CJKV

文字化け

国際化と地域化

外部リンク

国際標準化機構(英語)

ECMA-35

符号化文字集合の国際登録簿(英語)

北米、ヨーロッパー、およびアジアにおける文字コードの歴史(英語)

CJK.INF(英語): 日中韓(CJK)の言語の符号化方式に関する文書。ISO/IEC 2022の各変種の議論を含む。HTTPでも ⇒入手可能










文字コード
日本語用の
文字コード

JIS規格

符号化文字集合

JIS X 0201

JIS X 0208

JIS X 0212

JIS X 0213

JIS X 0221日本文字部分レパートリ

文字符号化方式

ISO-2022-JP

EUC-JP

Shift_JIS

Shift_JISX0213

Shift_JIS-2004

EUC-JISX0213

EUC-JIS-2004

ISO-2022-JP-3

ISO-2022-JP-2004

漢字シフトコード

文字一覧

JIS X 0213非漢字一覧

JIS X 0213漢字一覧の1面

JIS X 0213漢字一覧の2面


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