2021年8月15日、ターリバーンはアフガニスタンの首都カーブルを制圧(カーブル陥落 (2021年) 参照)。前政権や外国公館の協力者などが国外へ脱出するためにカーブル国際空港へ殺到し、周辺は大混乱が続いた。アメリカはISKPPによるテロ対策を講じていた[6]が、同年8月26日に空港のアビーゲート付近で自爆テロ(カーブル国際空港自爆テロ事件 参照)が発生[7]。アメリカ軍兵士13人を含む180人以上が死亡した。同日、アメリカのバイデン大統領は、ISKPを名指しした上で報復攻撃の立案を国防総省に指示[8]。2日後の8月28日、アメリカ中央軍は、ナンガルハル州でISKPに対する攻撃を実施、無人航空機を使用して標的(テロ攻撃の立案者)を殺害したと発表した[9]。 2021年10月3日、カーブル市内のモスク周辺で爆発が発生。20人以上が負傷もしくは死亡した。モスクではザビフラ・ムジャヒドの母親を追悼する儀式が行われていた[10]。翌4日にはISKPが犯行を認めた[11]。 2024年3月22日、 ロシアのモスクワ郊外にあるクラスノゴルスクのコンサートホール、クロッカス・シティ・ホールで銃撃事件が発生[12][13]。 133人以上が死亡し、145人以上が負傷した[13][14][15]。銃撃事件の直後にISKPが犯行声明を出した[16][17][18][19]。
2021年10月カーブル市内爆発事件
モスクワ郊外コンサート会場銃乱射事件詳細は「モスクワ郊外コンサート会場銃乱射事件」を参照
脚注[脚注の使い方]^ “米、アフガンでのIS系活発化を警戒
^ “カブール爆弾テロの背後と名指しされる「イスラム国ホラサン州」とはどんな組織か?