IPod_touch
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なお、一部の飲食店チェーンでは、オーダーエントリーシステムのハンディターミナルとしてiPod touchを採用している[8]
歴代モデル
第1世代詳細は「iPod touch (第1世代)」を参照

第6世代iPod(iPod classic)、第3世代iPod nanoと共に2007年9月5日(日本時間9月6日)に発表された[9]、日本では同年9月22日より出荷が開始された[2]。通信方式にGSMを採用していないために初代iPhoneの発売が見送られた日本においては初のiPhone OS1(当時はOS X iPhone OS 1.1)搭載端末となった[10]

ラインナップは8 GB(34,000円/$299)および16 GB(46,000円/$399)。2008年2月5日に32 GB(58,800円/$499)のモデルが追加されて3種類。色はブラックのみである。

システム要件はUSB 2.0ポート搭載で、iPod touch 1.1はiTunes 7.6以降、2.0はiTunes 7.7以降、2.1はiTunes 8.0以降がインストールされたMac OS X v10.4.10以降のMacまたはWindows XP SP2以降Windows VistaおよびWindows 7のパソコン。

発売当初に搭載されていたアプリケーションは、カレンダー・YouTube・時計・計算機の4つ。2008年1月15日(日本時間)出荷分より、メール・マップ・株価・メモ・天気の5つが追加され、それ以前に出荷されたiPodのユーザーは、1月のアップデートとしてアプリケーションをiTunes Storeで購入(2,480円)することで対応した。なお、マップと同時に擬似GPSも追加されたが日本は一部を除き非対応である。また、日本の株価は日経平均株価円相場以外は表示できない。

2008年7月11日に、iPhone 2.0 Software Update for iPod touch が公開され、2.0にアップデートすることによって、App Storeへの対応、関数電卓、Safariやメールからの画像保存、iTunesのアプリケーションのデザイン変更、連絡先の検索機能強化、日本語入力式独自のテンキー採用、MobileMe対応など新機能を使用することができる。1月のアップデートでのアプリケーションも含まれていて、1,200円でアップデートできる。こちらは7月11日以降出荷分もアップデートが必要である。

2008年9月9日、第2世代iPod touchの登場に伴い、Genius機能の追加された iPod touch 2.1アップデートが公開された。アップデートは、2.0からは無料、1.1からは1,200円。

2009年3月17日、同年夏に提供されるiPhone/iPod touchの最新OSとなる「iPhone OS3.0」が発表された。このバージョンからiPhone OS とは呼ばずにiOSとなった。iPhoneは無料、iPod touchは9.95ドルでアップデートできる(日本では1200円)。 バージョン3.0にアップデートすることにより、100以上の新機能が追加される。例えば、すべてのアプリ間における文章のコピー&ペースト、メールやメモの横書き、写真・住所録・オーディオファイル・位置情報を送信できるMMS、全アプリケーションを対象とする検索といった機能に対応している。Bluetoothには非対応。
第2世代詳細は「iPod touch (第2世代)」を参照

2008年9月9日に第4世代iPod nanoと共に発表され、アメリカでは9月10日に発売、日本ではやや遅れ、無線LAN規格の認可が下りた数週間後に出荷された。

ラインナップは8 GB(27,800円/$229)、16 GB(35,800円/$299)および32 GB(47,800円/$399)の3種類で、色はブラックのみ。価格は第1世代から大幅に値下げされた。

システム要件はUSB 2.0ポート搭載でiTunes 8.0以降がインストールされたMac OS X v10.4.10以降のMacまたはWindows XP SP2以降、Windows VistaおよびWindows 7のパソコン。iPhone OS 2.1 for iPod touchが標準搭載されている。

本モデルにソフトウェア3.0以降をインストールすることによりBluetoothが使用可能になる。BluetoothではA2DPに対応した。

基本的な性能は第1世代を踏襲しているが、新たに音量調節ボタンとスピーカーが搭載された。また、Nike+iPodのワイヤレス機能も内蔵され、専用のセンサーを使用することによってNike + iPodのサービスを利用できる[11]
第3世代詳細は「iPod touch (第3世代)」を参照

2009年9月9日にiPod nano(第5世代)と共に発表された。当初Appleによる呼称は「Late 2009」「End 2009」だったが、2010年4月8日のiOS 4.0発表イベントより第3世代となった(32 GBと64 GBモデル)[12]

ラインナップは32 GB(29,800円)、64 GB(39,800円)の2種類だが、8 GBモデルは第2世代のまま19,800円に値下げされた。新たに64 GBモデルが追加され、32 GBモデルは第2世代よりも値下げされ、16 GBモデルはラインナップから消えている。色はブラックのみである。

システム要件はUSB 2.0ポート搭載でiTunes 9.0以降がインストールされたMac OS X v10.4.11以降のMacまたはWindows XP SP3、Windows Vista、Windows 7およびWindows 8のパソコン。

32 GBと64 GB両モデルはCPU/GPUが高速化され、メインメモリが倍増したことで、iPhone 3GSと同等の処理能力となり、音質、画質が前世代よりも改善されている以外に、Wi-Fi接続ではこれまでよりも早くウェブページがロードされるようになっている。但し、チップの型番は完全に同一ではない。

機能は第1世代、第2世代を受け継いでいるが、背面の鏡面に刻まれている文字の配置が変更されている。32 GBと64 GBではiPhone 3GSと同じく音声コントロールが可能となり、同梱されているイヤホンはリモコンとマイクが搭載されたものに変更になった。
第4世代詳細は「iPod touch (第4世代)」を参照

2010年9月2日サンフランシスコのYerba Buena Centerで開催されたAppleのイベントで、マルチタッチをサポートしたiPod nano(第6世代)と、iPod shuffleと共に発表された。発表日と同じ、9月2日より予約受付開始、9月15日よりApple Storeや一部の家電量販店で販売開始された。


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