IPod_touch
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背面カメラも搭載したため、iPod touch loop ホルダーが付けられたが、iPod touch loop本体は付属してない[20]。価格は全モデル値引きされ、16GBモデルが20,800円(199ドル)、32GBモデルが24,800円(249ドル)、64GBモデルが29,800円(299ドル)に改定された[21]。2015年3月10日に「為替市場の状況に応じた価格調整」を理由に16 GBが22.800円 32 GBが28.800円 64 GBが34.800円へ値上げされた[22]
第6世代詳細は「iPod touch (第6世代)」を参照

2015年7月15日(日本時間)、Apple Storeにて、新しい「iPod touch」が発売された。同時に新色を追加した「iPod nano」「iPod shuffle」も共に発売され、実に3年振りの新モデル発売となった。

ラインナップは16 GB(24,800円)、32 GB(29,800円)、64 GB(36,800円)、128 GB(48,800円)の4種類。新たに128GBモデルが追加され、128 GBモデルについては、Apple Store「オンラインストアと直営店」でのみの販売となった[23]

カラーは新色「ゴールド」が加わり、第5世代にあった色「イエロー」が無くなり、「スペースグレイ、ブルー、ピンク」がより濃いめの色となった。カラーバリエーションは、「スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ブルー、ピンク、RED」の6色である。

第5世代より約6倍処理速度が向上した「Apple A8」チップを搭載し、iPod touchでは初めてとなる 64ビットアーキテクチャのCPUを搭載。また、メモリーは1GBを搭載したことで動作が重くなる問題は改善されており、これによって音質、画質が第5世代と比べて劇的に向上している。

iPod touch loopが廃止されたものの、本体の寸法は第5世代を踏襲しているため、そのアクセサリを流用できる場合が多い[24]。外観が引き継がれたのは第2・3世代以来のことである。

カメラは、5メガピクセルからiPhone 5以降と同等の8メガピクセルとなった。ただし、採用されているレンズの明るさが異なることから、暗所での撮影能力はiPhone 5や6より若干劣るとの指摘がある[25]

iOS 8、iOS 9、iOS 10、iOS 11、iOS 12のいずれかがプリインストールされており、Apple Musicに対応している。

一方で、iPhone 5s以降に搭載されたTouch IDやiPhone 6以降に搭載された「Retina HDディスプレイ」は搭載されておらず、第5世代と同じくIPS方式の4インチ「Retinaディスプレイ」(1136×640ピクセル)を搭載しており、NFCは非搭載である。このように、機能は第5世代のマイナーバージョンアップ程度の改変に留まったものの、64ビットアーキテクチャのCPU搭載とメインメモリ容量増加による高速化の恩恵によって、コストパフォーマンスが非常に高いモデルとなっている。

2017年7月27日を以て16 GBモデルと64 GBモデルの販売を終了した。また、32 GBモデルと128 GBモデルが値下げされた。同日にiPod shuffle及びiPod nanoが販売終了となった。

2019年5月28日に、第7世代の発表とともに販売終了。

2019年6月に行われたWWDC2019で発表され同年秋にリリースされたiOS 13の対応が第7世代からとなった為、第6世代はiOS 12が最終サポートになる。[3]

2024年5月現在、iOS12はまだサポートされている。
第7世代詳細は「IPod touch (第7世代)」を参照

2019年5月28日(日本時間)予約注文を開始。

A10 Fusionチップを搭載し、グループFaceTimeやARに対応した[26]。グラフィック性能が3倍に向上し通信性能も向上している[27]。本モデルから手前に傾けてスリープ解除とバッテリー残量(%)表示の設定に対応した。ストレージ容量は32GB、128GBに加えて、新たに256GBが用意された。なお、前世代と比べてカラー及びサイズなどの外観に変更はない。また、イヤフォンジャック及びホームボタンも残されている。

公式サイトでの性能表記ではA10チップと記載されているが、同チップ搭載のiPhone 7A10チップ)と比べると2.34 Ghzから1.64 Ghzにクロック周波数を下げている事から、iPhoneと比較すると、事実上iPhone 6siPhone SE (第1世代)(共にA9チップ)に近い処理能力となる。

2022年5月10日、Appleが本世代の在庫限りでの販売終了が発表されると同時に2001年から生産を続けてきたiPodシリーズの製造・販売を終わらせることを明らかにした[28][29]

2022年6月のWWDC2022で発表されたiOS 16には非対応である。

2024年5月現在、iOS15のセキュリティアップデートは継続中。
仕様

基本的に従来のiPodシリーズに内蔵されている機能はすべてサポートしているが、USBマスストレージ規格上の、いわゆるUSBメモリとしては利用不可能。内部へのアクセス、データ保存自体はiPhone explorerなどによって可能。またiTunes Storeで販売されているAir Sharing等を使うことにより、無線経由でのストレージとして使用可能。

ビデオプレイリストも利用不可。音楽プレイヤーとしての基本仕様はiPodの項を参照。以下はiPod touchオリジナルの仕様や機能である。

 第1世代第2世代第3世代第4世代第5世代第6世代第7世代
8 GBモデル、
第2世代Late 200932/64 GBモデル
初期搭載iOSiPhone OS 1.1iPhone OS 2.2iPhone OS 3.1iOS 4.1iOS 6iOS 8.4iOS 12.3
対応iOS最新版iPhone OS 3.1.3iOS 4.2.1iOS 5.1.1iOS 6.1.6iOS 9.3.5iOS 12.5.7iOS 15.7.9
iOS最終サポート系列iPhone OS 3系iOS 4系iOS 5系iOS 6系iOS 9系iOS 12系iOS 15系
CPUARM11 400 MHz
後に412 MHzが採用ARM11 533 MHzARM Cortex-A8 600 MHzApple A4 800 MHzApple A5 デュアルコア 800 MHzApple A8 デュアルコア 1.1 GHz[30]A10 Fusion 1.64 GHz
メインメモリMobile DDR SDRAM 128 MBMobile DDR SDRAM 256 MBMobile DDR2 SDRAM 512 MB[31]LPDDR3 SDRAM 1 GB[30]2 GB


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