IPod_shuffle
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また、音楽ファイルを必ずしもiTunesが管理するiPod_Controlディレクトリにいれる必要は無く、USBストレージ上の任意の場所に音楽ファイルを置いて再生用データベースを作成するソフトウェア[1]も存在する。

日本では前年のiPod mini同様に2005年度グッドデザイン賞ベスト15に選出され、金賞を受賞した。

2005年6月28日、1GBモデルが14,980円に値下げされた後、2006年2月7日iPod nanoの1GBモデルが発売された事に伴って1GBモデルは再値下げされて11,900円に、512MBモデルは7,900円に値下げされた。
第2世代iPod shuffle (第2世代)

2006年9月12日、Appleは大幅な小型軽量化を実現した新iPod shuffleを発表した。本体サイズは第1世代の半分ほどの41.2×27.3×10.5mm、重量は15g。筐体は酸化被膜処理されたアルミニウム。本体にクリップが一体化されたデザインで、簡単に衣服等に取り付けられる。連続再生時間は12時間。

当初10月中の発売とアナウンスされていたが、販売開始は2006年11月3日からとなった。オンラインApple Storeで予約注文していた一部のユーザーには11月1日に商品が配送された。

容量は当初は1GBの1モデルのみ、本体カラーはシルバー。価格は9,800円($79)。

再生・選曲などを行うコントロールパッドは第1世代と同様だが、第1世代では1つのスイッチで「電源OFF・プレイリスト順再生・シャッフル再生」を切り替えていたものが、第2世代では「電源OFF・電源ON」と「プレイリスト順再生・シャッフル再生」という2つのスイッチになった。前モデルで本体にあったUSBコネクタが無くなったため、イヤホン端子をUSBコネクタに変換する専用のDockを介してUSB端子に接続し、充電や曲の追加を行う。このDockは第1世代にあったiPod shuffle Dockとは別物で、イヤホン端子に差し込むプラグはUSBと同じ極数の4極となっている。また第1世代とは形状が全く異なるため、第1世代用アクセサリはそのほとんどが使用できない。

2007年1月30日PST)には、追加カラーとして、ピンク、グリーン、ブルー、オレンジが発表され、翌日1月31日に販売された。

2007年9月5日PST)にカラーバリエーションがシルバー、グリーン(従来より淡い)、ブルー(従来より淡い)、パープル、(PRODUCT)REDに置き換えられた。

2008年2月19日PST)に値下げが行われ、5,800円になった。また、2GBモデルも発表。価格は7,800円。

2008年9月9日PST)にカラーバリエーションがシルバー、グリーン(従来よりも鮮やか)、ブルー(従来よりも鮮やか)、ピンク(再登場だが以前と色合いは異なる)、(PRODUCT)RED(従来よりも鮮やか)に置き換えられた。
第3世代第3世代のパッケージ第3世代iPod shuffleと専用USBケーブル

2009年3月11日、Appleは第2世代iPod shuffleより小型軽量化した第3世代iPod shuffleを発表した。本体サイズは17.5×45.2×7.8mmで、重量は10.7g。第2世代と同様に本体とクリップが一体化したデザインで、衣服等に取り付けることができる。連続再生時間は10時間。容量は4GB、日本円で8,800円。本体カラーはシルバーとブラックの2色。

本体にはコントロールパッドがなく、電源オンオフ/モード切り替え兼用のスイッチがあるのみである。付属のイヤホン(Apple Earphones with Remote)や対応するイヤホンのリモコンで操作を行う。曲名やプレイリストを人工音声で読み上げる「VoiceOver」機能を搭載した。また、これまでのiPod shuffleでは出来なかったプレイリストの切り替えに対応し、オートフィルは廃止された。

イヤホン端子とUSBコネクタを兼用する構造は前モデルと同じだが、Dockではなく専用USBケーブルを介してパソコンのUSB端子に接続して、曲の入れ替えや充電を行う。ケーブルの長さは45mmと短い。この専用USBケーブルは第2世代とは互換性がない。

2009年9月10日には第3世代の新色が発表。ピンク・ブルー・グリーンの3色と、Apple Store限定のステンレス仕様モデルが追加された。新たに2GBモデルもラインナップに加わり、2GBが5800円、4GBが7800円(ステンレスモデルは4GBのみで9800円)となった。
第4世代iPod shuffle(第4世代)シルバー

2010年9月2日、第6世代iPod nano・第4世代iPod touchと同時に発表された。2GBモデルのみの販売で価格は4,800円。

第2世代まで好評だった「ボタン操作」、第3世代で好評だった「VoiceOver+プレイリスト対応」をミックスする事がコンセプトとされた。

1枚のアルミニウムから削りだして製造された筺体になり、本体のボタンが復活している。これにより前世代と比べ若干サイズが大きくなったものの、市販のヘッドホン、イヤホンを使用することが再び可能になった。また、別売イヤホン(Apple Earphones with Remote)を使用してリモコン操作もできる。再生時間も15時間となり、歴代のiPod shuffleシリーズで最長。

プレイリストの切り替えや「VoiceOver」は第3世代から引き続き対応している他、新たにiPod shuffleとしては初めて「Genius」にも対応。カラーバリエーションは光沢のあるシルバー・ブルー・グリーン・オレンジ・ピンクの5色。

2011年10月5日に価格が4,200円に引き下げられた。機能やカラーバリエーションに変更は無い。

2012年9月13日にカラーを一新。スレートとパープルを追加し、オレンジをイエローに変更。スレート、シルバー、パープル、ピンク、イエロー、グリーン、ブルーの7色と、Apple Store限定の(PRODUCT)REDとなった。また、表面は従来モデルと比較してマットな質感になっており、裏面のAppleロゴの色も変更になっている。その他スペックは変更なし。

2013年5月31日に、日本市場での値段が4,800円に改訂された[2]。値上げ理由は、NHKなどの取材で「円安ドル高による改訂」としている[3]。アメリカ市場では値段は据え置かれている[4]。さらに2015年3月10日には「為替市場の状況に応じた価格調整」のため、5,800円へと価格改定が行われた[5]

2015年7月16日、カラーバリエーションがスペースグレイ、ゴールド、シルバー、ピンク、ブルー、(PRODUCT)REDの6色に刷新された。

2017年7月27日、iPod nanoと共に販売を終了した[6]
純正アクセサリ
第1世代専用
iPod shuffle Armband(3,400円)
shuffleを腕に装着する。軽い運動用。
iPod shuffle Dock(3,400円)
本来、shuffleは直接USBポートに挿してPCとの同期や充電を行うが、本製品ではshuffleを縦して充電などを行える。iPodシリーズ共通の電源アダプタと接続しての充電も可能。
iPod shuffle スポーツケース(3,400円)
水滴、ほこり、振動からiPod shuffleを保護する。ネックストラップのようにもできて、ケースに入れたままでもコントロールパッドの操作は可能。
iPod shuffle External Battery Pack(3,400円)
単4乾電池2本を用いて再生時間を約20時間延長できる。
iPod shuffle Lanyard and Caps(2,200円)
標準添付されているストラップ型キャップ1個と普通のキャップ3個のセット。
第2世代専用
iPod shuffle Dock (2006)(3,400円)
第2世代専用のDock。iPod shuffle商品パッケージの同梱物と同じもの。iPodシリーズ共通の電源アダプタと繋いで充電可能。
サードパーティー製アクセサリ

他の iPod 同様にケースなどの他、第1世代 iPod shuffleをiPod Dock コネクタへ接続するためのアダプタや、第2世代iPod shuffleを、USB端子へ "iPod shuffle Dock (2006)" なしに接続するためのアダプタが各社から販売されている。
脚注^shuffle-db
^ アップルがiPadを最大1.3万円ひっそり値上げ 比較表で見る新旧価格(追記) - 週アスPLUS 2013年5月31日
^ “アップル 円安でiPadなど値上げ”. NHKニュース (日本放送協会). (2013年5月31日). ⇒オリジナルの2013年6月2日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2013-0602-2300-14/www3.nhk.or.jp/news/html/20130531/t10014974711000.html 2013年6月2日閲覧。 
^ 円安でiPadなど最大1万6000円値上げ 「駆け込み需要」で売り切れも続出 - J-CASTニュース 2013年5月31日
^ “iPodは値上げ、Apple TVは値下げ:Apple Store、「iPod」シリーズの「touch」「nano」「shuffle」を一斉値上げ――Apple TVは値下げ - ITmedia LifeStyle”. ITMedia Inc. (2015年3月11日). 2015年7月16日閲覧。
^ 『 ⇒AppleはiPod NanoとiPod Shuffleを撤退させる』 2017年2月28日 Onebox News

関連項目

Apple

iTunes

iPod

iPod mini

iPod nano

iPod管理ソフト

外部リンク

iPod shuffle - Apple(日本)










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