iPod mini
製造元Apple
種別デジタルオーディオプレーヤー
発売日2004年1月6日 (2004-01-06)
販売終了日2005年9月7日 (2005-9-7)
ストレージマイクロドライブ
(4GBまたは6GB)
入力機器クリックホイール
外部接続USB 2.0
FireWire
電源リチウムイオン二次電池
次世代ハードiPod nano
iPod mini(アイポッド ミニ)は、Appleが開発・販売していた携帯型音楽プレイヤーである。2005年9月、後継機種であるiPod nanoが登場し、それにより生産は終了となった。 2004年1月7日に発表され[1]、2月に米国において発売が始まった。日本では4月に発売する予定だったが、米国での品不足のため延期され[2]、7月24日に発売された[3]。日立グローバルストレージテクノロジーズの1インチマイクロドライブ (Microdrive) をストレージとして採用している。 また、当時のiPod(後に「iPod classic」に名称変更)はホワイト1色だけだったのに対し、iPod miniではシルバー、ゴールド、ピンク、ブルー、グリーンの5色から選択できた。第2世代モデルではハローキティの彫印が入ったモデルも限定販売された[4]。この外装のアルマイト仕上げは、日本企業であるYKK株式会社が担当していた[要出典]。 画面はiPod classicに比べ表示が1行分少なく、タイトル及びアーティスト名しか表示できない。この仕様は、iPod nanoにおいては修正され、アルバム名も表示可能となった。Mac OS X及びWindowsの両方で利用が可能である。また、LinuxおよびUNIXにおいても、サードパーティーのツールにより使用が可能である。 iPod classicと比べ、ハードディスクの容量が4GBと小さく、AACの128kbpsで4分程度の曲が1000曲程度しか収容できないが、大幅に小型化されたため、このことが一般消費者のニーズに応え、世界中で爆発的な大ヒットとなり、一時は製品の供給が追いつかなくなるほどの売れ行きを示した。 日本国内では、発売されると各種iPodの人気を底上げし、デジタルオーディオブームの火付け役となり、ソニーのウォークマンからシェアを奪う結果となった。またiPod miniはiPodのなかで、もっとも販売高が多かった。更に日本では2004年度にグッドデザイン賞金賞を受賞[5]し、ベスト15に選出された。 2005年2月23日に、本体色がより深くなったピンク、ブルー、グリーンを投入、それに伴い新4GBモデルと初の6GBモデルを発表し、その翌日に発売した。また、従来と同容量の新4GBモデル版の値下げも同時に行われたが、付属品(AC-FireWireアダプタなど)が減っているため実質的には値下げになっていないとの意見もある。(新機種であり従来品の値下げではない) 2005年9月7日に、iPod miniの次世代機種であるフラッシュメモリータイプのiPod nano(iPod miniよりも小型でカラー液晶を搭載。またiPod miniには存在した6GBタイプは無くなった)が登場した為に、iPod miniの生産を終了した。 ちなみに、内蔵ハードディスクとの接続コネクタの形状はコンパクトフラッシュと同一であり、コンパクトフラッシュと置き換えることが出来るために、iPod nanoよりも容量が増した物に改造することが一応理論上可能である。(当然純正バッテリー交換保証対象外であり対応していないコンパクトフラッシュももちろんながら存在する) iPod mini は2つの世代に大別される。 2004年1月6日、AppleはiPod miniを発表した。これは記録容量が4GB(約1000曲)、価格が26,800円(249ドル)である(15GB 第3世代 iPod を50ドルだけ下回る価格設定)。評論家は高すぎると酷評したが、圧倒的な人気となり、米国のApple Storeでは発売してからこのモデルの在庫を数ヶ月の間確保することが難しく、また日本などの米国外での販売開始が延期されるという事態になり、発売後数ヶ月は入荷すら困難な状態であった。また当時はマイクロドライブ単体よりも安価だったため、内部のマイクロドライブを取出し転用、あるいは転売する目的で購入する層も存在した。初代カラーバリエーションはシルバー、ブルー、ゴールド、ピンク、グリーンの5色。小学館からドラえもんの刻印が入ったモデルも発売されていた。
概要
歴代モデル
第1世代
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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