IPhone
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iPhone 6/6 Plusからは1080p/60fpsで[145]、iPhone 6S/6S Plusからは4K/30fpsで[146]、iPhone 8/8 Plusからは4K/60fpsで撮影できる[147]

iPhone 13, 13 mini, 13 Pro/Pro Maxでは1080pシネマティックモードで[148]、iPhone 14, 13 Plus, 14 Pro/Pro Maxでは4Kシネマティックモードや強力な手ぶれ補正で滑らかな映像が得られるアクションモードで撮影できる[149][150]
YouTube再生iOS 5まではApple製のYouTubeアプリが用意されていたが、iOS 6ではライセンス契約が切れたことから搭載されていない。ただしSafari上でHTML5に最適化されたYouTubeサイトを使用するか、Googleが提供するYouTubeアプリを使うことで視聴することが可能となる。
地図
AppleとGoogleの提携により、iPhone 4S、またはiOS 5まではiPhoneに最適化されたGoogle Mapsが利用可能だった。iPhone 3G以降からはGPSを搭載したことにより、精度の高い位置情報を取得できるようになった。マップアプリについてはiOS 6ではベクターベースのAppleの独自の地図となったが、Google Mapsに比べて圧倒的に情報量が少なく、機能も少なく間違った場所に表示されるなど地図としては致命的な不具合が多数見つかった。iOS 7以降では急速に改善され、iOS 11以降では高機能で実用的な地図ソフトとなっている[151]
アクセシビリティ
視覚障害のあるユーザ向け機能として、ボイスオーバーによる画面の操作ガイド、拡大鏡、色の反転表示機能を搭載している。また、聴覚障害のあるユーザ向けとして、周囲の雑音を軽減することができるライブリスニング機能を搭載している。
センサーiPhoneに搭載されている基本的なセンサーは以下の通りとなっている。

3軸ジャイロ

加速度センサー

近接センサー

環境光センサー
これらのセンサーに加えて、iPhone 6/6 Plus以降では「気圧計」、iPhone 5s, 6/6 Plus, 6s/6s Plus, SE(第1世代・第2世代), 7/7 Plus, 8/8 Plusでは「
Touch ID」、iPhone X, XS/XS Max, XRでは「Face ID」が搭載されている。3軸ジャイロセンサーはiPhone 4以降から搭載し、加速度センサーと組み合わせることでより精密な角度や加速度、端末の回転などの動きを感知できるようになった。iPhone 6/6 Plusでは気圧計が搭載され、その時点の気圧から端末がある高度の情報が分かるようになった。また、iPhone 5sからは指紋認証センサTouch IDがホームボタンに組み込まれており、指紋を読み取ることで端末ロックの解除、iTunes StoreやApple Payなどでの決済認証などに使うことができるようになっている。iPhone Xではホームボタンが廃止されたのにともない、Touch IDの変わりとなる顔認証システムFace IDが搭載されている。iPhone 14/14 Plus, 14 Pro/14 Pro Maxでは、一部センサーが下記へ増強された[152][153]

高重力加速度センサー

デュアル環境光センサー

ウィジェット
天気予報、株価が見られるウィジェットがプリインストールされている。iOS 8からはサードパーティ製のウィジェットも使えるようになった。iOS 14では、ホーム画面上に様々なサイズのウィジェットを表示できるようになった。
電子決済機能iPhone 6/6 Plus 以降NFCが搭載され、AppleとVISAマスターカード (MC)、アメリカンエキスプレス (AMEX)などとの提携による電子決済サービス「Apple Pay」が開始される。iPhone 7/7 Plusの日本仕様モデル(および iPhone 8/8 Plus 以降)ではFelicaが搭載され、これによりApple Payの決済手段として、日本のSuica/iD/QUICPayの利用が追加された。2021年5月現在、日本ではこれらに加えPASMOとVISAのタッチ決済に対応している。iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR以降のモデルでは、予備電力機能付きエクスプレスカードにより電池切れの状態でもエクスプレスカードに登録したカードが利用できる。これにはiPhone SE(第2世代)も含まれる。
その他の機能
iTunesやMobileMeからアドレスブック、E-mailアカウント、ブラウザのブックマークの情報を同期できる。iOS 5からはMobileMe後継サービスのiCloudによって、iTunesで購入した楽曲の自動ダウンロード、撮った写真をほかの端末へ自動転送する機能、編集した書類データの自動同期、端末のバックアップなどができるようになっている[154]
iPod touchとの相違

iPhoneとiPod touchはハードウェアソフトウェアともに共通点が多いが、iPhoneのみで使用可能な機能は以下の通り。

音声通話やSMS・MMSが利用できる。

HSDPAW-CDMA)などにより、無線LAN以外のデータ通信ができる。

近接センサを搭載している。

デジタルコンパスを搭載している(3GS以降)。

バイブレータを内蔵している。

GPS(全地球測位システム)を搭載している。

また、第3世代までのiPod touchは、カメラを搭載していない、マイクがないなどの違いもあった。
ほかの携帯電話との相違

以下の機能はiPhoneには搭載されていない。

メールアプリで受信したメールのSMS/MMSへの転送(ただしメールにはソフトバンクから付与されるアカウント以外も設定可能)

MMSの件名を含めた転送

グループMMSの送信者一人への個別返信(一人に返信/全員に返信を選べない。SMS/MMSアプリはチャット風のUIなので宛先欄がなく変更できないため、全員に返信することしかできない。メールアプリの場合、返信時に宛先欄を削ることは可能)。

地上デジタルテレビ放送ワンセグ/フルセグ)、マルチメディア放送 (NOTTV, i-dio等)

ただし下記で述べるソフトバンクの「TV&バッテリー」をはじめ、バッファロー製の「ちょいテレi」、BitBay製の「eSegTV ワイアレスTV チューナー」、ピクセラ製の「PIX-DT350-PL1」「PIX-DT355-PL1」(後者はNOTTVにも対応)などの外付けチューナーWi-Fi接続またはDock/Lightningコネクタ接続)を使えば視聴可能。また、ソフトバンク(ピクセラ製)の「エリアフリーTV」や次世代放送推進フォーラム策定のリモート視聴規格対応チューナー・テレビ・レコーダーと対応アプリを使えば、自宅にあるチューナーなどにリモート接続することでテレビの視聴が可能となる。

NHKプラスTVerTOKYO MXエムキャスなどの放送局側が提供しているアプリを使用すると、テレビ番組の視聴が可能。


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