IPhone_3G
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iPhone 3G

開発元Apple
製造元Foxconn[1]
種別スマートフォン
世代第3世代 (3G)
発売日2008年7月11日 (2008-07-11)[2]
売上台数最初の週末までに100万台以上[3]
OSiPhone OS 2.0 (初期搭載)
iOS 4.2.1
CPUSamsung 32-bit RISC ARM 1176JZ(F)-S v1.0[4]
620 MHz
412 MHzまでアンダークロック[5]
メモリ128 MB eDRAM[6]
ストレージ8, 16 GB フラッシュメモリ
ディスプレイ3.5インチディスプレイ(対角線上)
解像度 320×480-ピクセル、163 ppi
アスペクト比 2:3
18ビット(262,144色) LCD
グラフィックPowerVR MBX Lite 3D GPU[7]
入力機器マルチタッチパネルディスプレイ
3軸加速度計
近接センサー(英語版)
環境光センサー
マイクロフォン
ヘッドセットコントロール
デジタルカメラ2.0 MPジオタギング付き
外部接続クワッドバンド(英語版) GSM/GPRS/EDGE
(850 900 1,800 1,900(英語版) MHz)
Tri-band UMTS/HSDPA 3.6
(850 1,900 2,100(英語版) MHz)
Wi-Fi (802.11 b/g)
Bluetooth 2.0 + EDR
USB 2.0/Dockコネクタ[8]
電源1150 mAh, 3.7 V
内蔵、ユーザーアクセス不可
再充電可能 リチウムイオン[9]
オンラインサービスApp Store, iTunes Store, iBooks Store, MobileMe
サイズ縦 115.5 mm (4.55 in)
横 62.1 mm (2.44 in)
奥行 12.3 mm (0.48 in)
重量133 g (4.7 oz)
前世代ハードiPhone
次世代ハードiPhone 3GS
関連商品iPad, iPod touch(一覧(英語版))
ウェブサイトアップル - iPhone (Archive)

iPhone 3Gは、Appleが開発・販売していたスマートフォンである。iPhoneの第2世代機で、2008年6月9日にサンフランシスコモスコーニ・センターで開催された。キャッチコピーは、「みんなが待っていたiPhone、ついに登場。」WWDC 2008で発表された[10]

SoC前機種と同じだが、新たなハードウェア機能としてAGPS3Gデータ、トライバンド(英語版)UMTS/HSDPAに対応し、最大データ通信速度:下り3.6Mbps/上り384kbpsを実現している[11]。また発売と同時にリリースされたiPhone OS 2.0の導入によってソフトウェアの改善も図られ、プッシュ型電子メールターンバイターンナビゲーションやAppleが新たに立ち上げたサードパーティー製アプリケーションの販売プラットフォームであるApp Storeに対応している[12]
歴史「iPhoneの歴史」も参照

2008年6月9日

iPhone A1241のCETECOM ICT Service GmbH(CETECOM)による技術基準適合認定の設計認証(設計認証番号AD08-0007202)

iPhone A1241のCETECOMによる技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号202XY085614620、202MW085614620、202WW085614620、202WW085614621、202GZ085614620)


2008年7月11日、AppleはiPhone 3Gの8GBおよび16GBモデルを世界22カ国で発売した。16GBモデルは白か黒のカラーを選べた[13][14]。日本ではソフトバンクモバイルによる独占販売(新規一括の場合、8GBモデル69,120円、16Gモデル80,640円)であった[15][16][17]

発売1年後に後継機種であるiPhone 3GSが発売され、iPhone 3Gは黒の8GBモデルのみが2年契約分割払い定期用の縛りでの実質無料で販売継続となった[18][19]

2010年6月7日、iPhone 3Gは販売を完全に終了し、iPhone 3GSの8GBモデルが実質無料で販売されるようになった。

ソフトウェア

2008年7月に発売された時のiPhone 3GはiPhone OS 2.0搭載でApp StoreやMobileMeの搭載、Microsoft Exchange ActiveSyncやプッシュ型電子メールの対応やバグの修正といった改善が図られた。

2009年6月、iPhone OS 3.0にアップデートできるようになり、MMS、コピー・アンド・ペースト、多数のアプリケーションでのランドスケープ(横向き)モード、Bluetoothのステレオモードなどに対応した。

2010年6月、iOS 4.0にアップデートできるようになったが、後継機種と異なり、マルチタスキングやホーム画面での壁紙設定、Bluetoothキーボード対応といったiOS 4.0で搭載されている一部の重要な機能を使用することが出来なかったが、統一型メールボックス機能、ホーム画面でのアプリケーション用フォルダ、プレイリスト作成などは使用できた。また、このアップデートに関してiPhone 3Gユーザーから遅い処理速度が批判されたが、同年9月にiOS 4.1がリリースされこの問題は改善された。しかし、iOS 4.1でもGame Centerアプリケーションなど一部の重要な機能はiPhone 3Gで使用することが出来なかった[20]

同年11月23日、iPhone 3GでiOS 4.2にアップデートできるようになり、YouTubeでの投票機能が追加され、セキュリティに関するバグも修正されたが、やはりAirPlaySafariのテキストサーチなど多くの機能が使用不可だった。

iPhone 3Gをサポートする最後のOSは同年11月22日リリースの4.2.1で、2011年3月11日リリースのiOS 4.3はサポート外となりアップデートは終了した[21]
App Store詳細は「App Store」を参照

iOS 2.0の目玉となる拡張であるゆえにiPhone 3Gの重要な機能であったのが、自身のデバイスでサードパーティー製のアプリケーションを検索しインストールすることができるApp Storeである。以前はカスタムアプリケーションをインストールするにはAppleが強く反対しておりサポート外行為となる脱獄行為しか無かった。App Storeの立ちあげ時には500タイトルのアプリケーションが配信されており、以降もアプリケーション数は劇的に増加している。
ハードウェア
デザイン初代iPhone(左)の背面はプラスチックとアルミニウム製だがiPhone 3Gの背面は強化プラスチックのみで出来ている[22]

iPhone 3Gの背面は初代のアルミニウム背面と異なり全面がプラスチックポリカーボネート製である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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