IPアドレス
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IPv6アドレスについては「IPv6アドレス」をご覧ください。
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IPアドレス(アイピーアドレス、: IP address)は、Internet Protocol(IP)で通信相手を識別するための番号である。インターネットアドレスとも呼ばれる[1][2]
概要

IPアドレスは、IPネットワーク上の情報機器を識別するために指定するネットワーク層における識別用の番号である。データリンク層MACアドレスを物理アドレスということに対応して、論理アドレスとも呼ばれる。IPのバージョン(IPv4IPv6)に応じて、IPv4のIPアドレス(IPv4アドレス)とIPv6のIPアドレス(IPv6アドレス)がある。当初、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}RFC 791でIPを定義した際に、IPが現在のIPv4に当たるもののみであったことから、狭義では、単にIPアドレスと呼称した場合にIPv4のIPアドレスを意味する場合がある。

IPアドレスは、IPv4では32ビット、IPv6では128ビットの数値である。この数値のうち、最上位ビット(MSB)に近い側をネットワーク部、最下位ビット(LSB)に近い側をホスト部として区別する。ネットワーク部がネットワークを指定し、ホスト部がそのネットワーク内の機器を指定する。ネットワーク部とホスト部の区別にはサブネットマスクを用いることができる(ある)。
表記IPv4の構造。十進法を二進法に変換し、8桁の数字(8ビット)で1バイトとなる。その8ビットが4つに区切られ、合計で32ビット(= 4バイト)となっている。「IPv6アドレス」も参照

IPv4のIPアドレスの表記法には以下の規則がある。IPv6については「IPv6」および「IPv6アドレス」の記事で取り扱う。

通常は、ドット付き十進表記[注 1]あるいはドットアドレス[注 2]と呼ばれる 0 - 255 の数字4組(8ビット × 4 = 32ビット)をドットで繋いだ記法で表記される。

(例)192.168.0.1

gethostbyname() や inet_aton() など、IPアドレスを解釈する実装の一部では以下のような表記も許している。

数字が3組のときは、3番目は16ビットと解釈される。

(例)192.168.1 (= 192.168.0.1)


数字が2組のときは、2組目は24ビットと解釈される。

(例)192.11010049 (= 192.168.0.1、168 × 2562 + 0 × 256 + 1 = 11010049)


ドットがないときは、単一の32ビット数と解釈される。ロングIPアドレスなどとも呼ばれる。

(例)3232235521 (= 192.168.0.1、192 × 2563 + 168 × 2562 + 0 × 256 + 1 = 3232235521)


各数字は0xを前置すると16進数、0を前置すると8進数と解釈される。

(例)0xC0A80001 (= 192.168.0.1)

(例)0xC0.0250.1 (= 192.168.0.1、(C0→192、250→168))

これらの表記は、URL StandardでURLの一部分として定義されている[3][4]。ただし、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーション(例:ウェブブラウザソフト)、ネットワーク機器などによっては利用できないことがある。また悪意のある者がフィッシングサイトなどのURLを偽装するために用いる場合もあるので、注意が必要である。
アドレスクラス

IPアドレスは、次の5つのアドレスクラスに分かれている。

クラスアドレス範囲用途(先頭ビットの値)
クラスA0.0.0.0 - 127.255.255.255
ネットワークアドレス長は8ビット、ホストアドレス長は24ビット。RFC 791で規定。(0-で始まる)
クラスB128.0.0.0 - 191.255.255.255ネットワークアドレス長は16ビット、ホストアドレス長も16ビット。RFC 791で規定。(10-で始まる)
クラスC192.0.0.0 - 223.255.255.255ネットワークアドレス長は24ビット、ホストアドレス長は8ビット。RFC 791で規定。(110-で始まる)
クラスD224.0.0.0 - 239.255.255.255IPマルチキャスト専用。RFC 1112で規定。(1110-で始まる)
クラスE240.0.0.0 - 255.255.255.255将来の使用のために予約されている。RFC 1112で規定。(1111-で始まる)

クラスAからクラスCまでは、ネットワーク部とホスト部の境界が8ビット単位で区分けされている。クラスAはネットワーク部が短く(8ビット)、ホスト部が長い(24ビット)。すなわち、多くの機器を保有する大組織や多くの顧客を有する大規模なインターネットサービスプロバイダ(ISP)に割り当てるのに適している。クラスCはその逆である。これは、日本の電話番号において東京などの人口が多い地域には03のような短い市外局番が割り当てられ、人口の少ない地域には長い市外局番が割り当てられているのと同じである。クラスAが約1,677万台、クラスBが65,534台、クラスCが254台のホストを接続できる。

しかし、アドレスクラスを用いたIPアドレス割り当てには問題が生じた。ほとんどのネットワーク(たとえばインターネットサービスプロバイダ)ではクラスAでは大きすぎ、クラスCでは小さすぎたため割り当ての要求がクラスBに集中したのである。クラスBの割り当てを受けたネットワークの中には65,534台のホスト(インターネットサービスプロバイダであれば接続ユーザー数)を同時にすべて接続することがまれであるネットワークも存在し、IPアドレスが無駄に消費されることになった。そこで現在ではアドレスクラスを使わず、ネットワーク部とホスト部の境界を8ビット単位に固定せずに細分化する可変長サブネットマスクやCIDR(Classless Inter-Domain Routing)の使用が一般化している。

IPアドレスの割り当て範囲を示すために、IPアドレスの末尾に「/」(スラッシュ)とともにネットワークアドレス長を付記して表すことも多い。IPv4の場合、MSB側からのビット数でネットワークアドレス長を表す。例えば192.168.0.0/24の表記の場合、ネットワーク部はMSBから24ビットで残り8ビットがホスト部となる。アドレスクラスでなく可変長サブネットマスクを使用した場合、ネットワークアドレス長の数字は必ずしも8の倍数にはならないことになる。
CIDR表

「CIDR」は、「サイダー」と読む。

Classless Inter-Domain Routingを用いることで、複数のIPアドレスを範囲指定して一つのアドレスブロックとして扱うことができる。例えば、192.168.1.0 - 192.168.1.255という範囲のIPアドレスは、192.168.1.0/24として表すことができる。CIDRを使うことでアドレスブロックの集約や分割が容易に行えることから、IPパケットのルーティングで主に活用されている。例えば、203.0.113.0/26、203.0.113.64/26、203.0.113.128/26、203.0.113.192/26の4つのアドレスブロックは、203.0.113.0/24[注 3]として集約することができる。


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