IOS_5
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iOS 5は、初期リリースではバッテリーの持ちが悪く、SIMカードが故障したり、電話中にエコーがかかったりするなど、iPhone 4Sユーザーにとっては批判の対象となった[9][10]。これらの問題は、その後のリリースで修正された[11]
通知センター

以前までは、通知がダイアログボックスとして画面上に表示され、作業内容が中断されていた。iOS 5では、通知機能が刷新され、画面上部に一時的なバナーが表示されるようになった。最近の通知には、画面上部を下に引っ張ることで「通知センター」を表示させることも可能である。旧来の通知システムを好む利用者は、設定Appから変更できる仕様になっている[12][13]
iCloud詳細は「iCloud」を参照

iOS 5には、AppleのオンラインストレージiCloudが導入された。これにより、音楽、写真、ビデオ、アプリケーションデータを、iCloud対応のすべての端末で同期させることが可能になった[14][13]
PC Free

iOS 5では、対応端末において単体でのシステムアップデートが可能になり、コンピュータiTunesが不要になった。新しい端末のアクティベーションも、端末単体で行うことが可能になった[13][3]
Twitterとの連携

iOS 5には、Twitterとの連携機能がOSレベルで搭載されている。設定Appから直接Twitterにサインインすることが可能になった。また、写真AppやカメラAppから写真を直接ツイートできるほか、SafariYouTubeGoogle マップAppからもツイートすることができるようになった[15][16]
マルチタスク

iPadでは、iOS 5のリリースと同時にマルチタスクジェスチャーが導入された。ホームボタンをダブルクリックしたり、ホーム画面を表示したりすることなく、複数のアプリケーション間を移動できる機能である[17]。マルチタスクジェスチャーは、iPad 2以降に対応した[8]
キーボード

iPadのキーボードは、画面の下部から固定を解除して、2つに分割することが可能になった[8]
写真とカメラ

最初のiOS 5のリリースでは、初めてロック画面から素早くカメラAppを起動できるようになった。ホームボタンをダブルクリックし、「スライドでロックを解除」の横にカメラのアイコンが表示され、直接カメラにアクセスできるようになっていた[18][19]。iOS 5.1からは、ホームボタンをダブルクリックする手段を廃止し、最初から表示されているカメラアイコンを上にスワイプする仕様に変更した[18]。パスコードでロックされている場合のセキュリティのために、この方法ではカメラAppにしかアクセスできず、他の機能にはアクセスできない仕様になっている[13]。また、ボリュームボタンでシャッターを押すことが可能になった[19][20]
メッセージ詳細は「メッセージ (Apple)」を参照

iMessageは、メッセージAppに組み込まれた新しいインスタントメッセージであり、iOS 5を搭載した端末であれば、テキストとマルチメディアの両方を送ることができた。SMSとは異なり、iMessageで送信されるメッセージはインターネットを使用している[21][22]。また、AndroidおよびBlackBerry端末は対応していない。iMessagesの吹き出しは青、SMSの吹き出しは緑に色分けされている[13]
メール詳細は「メール (Apple)」を参照

メールAppでは、Rich Text Format、インデントの改善、メッセージのフラグ付け、To、CC、BCCの行間でアドレスをドラッグできる機能などが新たに搭載された[23][24]
リマインダー

新たに追加されたタスク管理アプリケーションである「リマインダー」は、タスクにリスト作成、日付または位置情報に基づいた通知を発信することができる[25][26]
Newsstand詳細は「Newsstand」を参照

新たに追加された「Newsstand」は、購読している新聞や雑誌などの定期刊行物を閲覧するAppである[27]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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