iOS 12
開発者Apple
OSの系統iOS
ソースモデルオープンソースのコンポーネントを使用したクローズドソース
初版2018年9月17日 (5年前) (2018-09-17)
最新安定版12.5.7(16H81) / 2023年1月23日 (15か月前) (2023-01-23)
プラットフォームiPhone
iPhone 5s
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone SE (第1世代)
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone X
iPhone XS/XS Max
iPhone XR
iPod touch
iPod touch (第6世代)
iPod touch (第7世代)
iPad
iPad (第5世代)
iPad (第6世代)
iPad Air
iPad Air 2
iPad Air (第3世代)
iPad mini (第2世代)
iPad mini 3
iPad mini 4
12.9インチiPad Pro (第1世代)
9.7インチiPad Pro
12.9インチiPad Pro (第2世代)
10.5インチiPad Pro
カーネル種別ハイブリッド(XNU)
ライセンスプロプライエタリソフトウェア
先行品iOS 11
後続品iOS 13(iPhone・iPod touch用)
iPadOS 13(iPad用)
ウェブサイトwww.apple.com/ios/ios-12-preview/、https://www.apple.com/uk/ios/ios-12-preview/、https://www.apple.com/tr/ios/ios-12-preview/
サポート状況
サポート中
(iOS 13以降に対応しない端末向けのセキュリティアップデートのみ)
テンプレートを表示
iOS 12は、Appleが開発しているモバイルオペレーティングシステムiOSの12番目のメジャーリリースである。2018年9月17日にリリースされた。 2018年6月4日、WWDC 2018においてiOS 12が発表され、2018年9月17日にリリースされた。 対応端末は、iPhone 5s以降、iPad (第5世代)以降、iPad Air (第1世代)以降、iPad mini (第2世代)以降、12.9インチiPad Pro (第1世代)以降、iPod touch (第6世代)以降に対応するが、A7を搭載するデバイス (iPhone 5s、iPad mini (第2世代)、iPad mini 3、iPad Air (第1世代)) とA8を搭載するデバイス (iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad mini 4、iPod touch (第6世代)) では一部機能が利用できない。 慣例的にiOSのサポートは初公開から1年で終了するケースが多いが、iOS 12は公開から6年近く経過している現在でも、セキリュティアップデートのみサポートが継続されている。ただし、サポートが継続されている機種はiOS 13・iPadOS 13以降のiOS・iPadOSに対応していない端末 (iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air、iPad mini (第2世代)、iPad mini 3、iPod touch (第6世代) )に限られる。最新バージョンは、2023年1月23日にリリースされたiOS 12.5.7である[1]。 新機能・変更点(12.x) 写真 カメラ メッセージ スクリーンタイム おやすみモード 通知 Siri 拡張現実 計測 プライバシーおよびセキュリティ Apple Books
概要
新機能・変更点
おやすみモード機能の追加。
スクリーンタイム機能の追加。
バージョン
バージョンビルド番号配布開始日内容出典
12.016A3662018年9月17日 (5年前) (2018-09-17)パフォーマンス
ユーザの操作により素早く機敏に反応するように、iOSを全体的に改良
iPhone 5sおよびiPad Airに至るすべての対応デバイスでパフォーマンスを改善
カメラの起動は70%高速化、キーボード表示は50%高速化、またタイプ入力の反応も改善(*)
デバイスに高負荷がかかっている場合のAppの起動が最大で2倍高速化(*)
新しい“For You”タブに“おすすめの写真”や“エフェクトの提案”などが導入され、ライブラリにあるたくさんの写真から素早く目的のものを探すことが可能
“共有の提案”機能により、写真に写っている人たちと写真を共有するように能動的に提案
検索機能が強化され、複数のキーワード検索に対応、検索候補も賢くなり、より簡単に写真の検索が可能
撮影地、店舗名/会社名、または写真を撮影したときのイベントから写真の検索が可能
カメラからの読み込み速度が改善、また写真を大きくプレビュー表示することが可能
RAWイメージの編集に対応
ポートレートモードで、“ステージ照明”および“ステージ照明(モノ)”を使用したときに、被写体と背景間の詳細部分を保持するよう改善
スキャンしやすいように、カメラフレームでQRコードをハイライトするよう改良
ミー文字(まったく新しい、カスタマイズ可能なアニ文字)により、“メッセージ”で独自のキャラクター使ってより表情豊かで楽しいコミュニケーションが可能
アニ文字にティラノサウルス、お化け、コアラ、トラを追加
ミー文字およびアニ文字でウインクおよび舌を出す動作を認識
新しいカメラエフェクトにより、“メッセージ”で撮影した写真やビデオで、アニ文字、フィルタ、テキストエフェクト、iMessageステッカーパック、図形が使用可能
アニ文字の録画が30秒まで可能
あなたやファミリーメンバーのAppやWebサイトの適切な使用時間を判断するための詳細情報やツールを提供
Appの使用時間、Appカテゴリごとの使用状況、通知の受信数、デバイスを持ち上げた回数についての情報を表示
“App使用時間の制限”で、あなたおよびお子様がAppやWebサイトで費やすことができる時間の長さを設定可能
お子様のiPhoneまたはiPadの使用の仕方を、親/保護者が自分のデバイスから直接管理することが可能
所定の時間、場所、またはカレンダーのイベントのあとで“おやすみモード”をオフにすることが可能
“ベッドタイム中のおやすみモード”により、就寝中はロック画面にすべての通知を表示しないようにすることが可能
通知の管理を簡単にするため、同じAppからの通知を自動的にグループ化して表示可能
ロック画面から直接通知設定を操作可能
新しい“目立たない形で配信”機能により、サウンドやバナーを出さずに通知を通知センターだけに表示させることが可能
Siriが使用可能なAppでSiriショートカットを使えば、今までよりももっと素早く作業を終わらせることが可能
Siri対応Appの“Siriに追加”ボタン、または“設定”>“Siriと検索”で、ショートカットを追加可能
ロック画面または検索内でショートカットの提案を表示
モータースポーツの結果、スケジュール、Formula 1、Nascar、Indy 500、MotoGPの統計および順位表を入手可能
時間、撮影地、ピープル、最近行った旅行などで写真やメモリーを検索可能
40以上の言語の組み合わせで語句の翻訳に対応
著名人に関する事柄(例: 誕生日)や、食べ物に関する質問(例: カロリーや成分/原料)を調べることが可能
フラッシュライトのオン/オフが可能
英語(アイルランド)、英語(南アフリカ)、デンマーク語、ノルウェー語、中国語(広東語)、中国語(北京語-台湾)でより自然で表現豊かな声が利用可能
ARKit 2による共有機能により、デベロッパはほかの人とAR体験を共有できる革新的なAppを作成可能
AR体験の保存/再読み込みが可能になり、デベロッパはAR体験を持続させることが可能
オブジェクト認識およびイメージトラッキング機能により、空間を移動中に現実世界のオブジェクトを認識したり、イメージを追跡したりするツールをデベロッパに提供
ARクイックルック機能により、仮想オブジェクトをNews、Safari、“ファイル”などの内蔵Appで表示したり、iMessageや“メール”で共有することが可能
物体および空間を計測するための新しい拡張現実App
物体の表面や空間に線を引いて長さを計測し、線上のラベルをタップして詳細情報を表示
長方形の物体を自動的に計測
計測物のスクリーンショットの取り込み、共有、マークアップが可能
Safariの強化されたトラッキング防止機能により、Webサイトに埋め込まれたコンテンツやソーシャルメディア用ボタンが、あなたの許可なしにあなたを追跡するのを防ぐことが可能
広告主によるiOSデバイスの固有情報の収集を防いで、ターゲット広告の配信を減らすことが可能
SafariおよびほとんどのAppで、パスワードの新規作成または変更時に、強力かつ固有なパスワードを自動的に提案
パスワードを再利用している場合、“設定”>“パスワードとアカウント”で警告マークを表示
セキュリティコードの自動入力機能により、SMS経由で送られた使い捨て(ワン・タイム)パスコードをQuickTypeバー上に表示
“設定”>“パスワードとアカウント”から、AirDropを使用して登録済みの連絡先にパスワードを簡単に共有可能
認証済みのデバイスで、Siriにパスワードを尋ねることが可能
まったく新しいデザインにより、本やオーディオブックを楽しく簡単に探して読むことが可能
“今すぐ読む”機能により、現在読書中の本に戻ったり、次に読む本のおすすめを受け取ることが可能
“読みたい”コレクションに本を追加して、次に読みたい本を管理することが可能
新しい“ブックストア”では、新刊、話題作、ベストセラー、Apple Booksエディターのおすすめなどから、お気に入りのブックをより簡単に探すことが可能