IGRいわて銀河鉄道
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この鉄道事業者が運営する鉄道路線については「いわて銀河鉄道線」をご覧ください。

アイジーアールいわて銀河鉄道株式会社[1]
IGR Iwate Galaxy Railway Company
IGRいわて銀河鉄道本社/青山駅(2019年6月)
種類株式会社
略称IGR
本社所在地 日本
020-0133
岩手県盛岡市青山二丁目2番8号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯39度43分26.77秒 東経141度7分3.12秒 / 北緯39.7241028度 東経141.1175333度 / 39.7241028; 141.1175333座標: 北緯39度43分26.77秒 東経141度7分3.12秒 / 北緯39.7241028度 東経141.1175333度 / 39.7241028; 141.1175333
設立2001年平成13年)5月25日
業種陸運業
法人番号3400001002068
事業内容鉄道事業法による第一種鉄道事業及びこれに付帯関連する事業
代表者代表取締役社長 浅沼康揮
資本金18億4970万円
(2022年3月31日現在)[2]
発行済株式総数3万6994株
(2022年3月31日現在)[2]
売上高40億4965万5000円
(2022年3月期)[2]
営業利益△5億2156万8000円
(2022年3月期)[2]
経常利益△3億4057万6000円
(2022年3月期)[2]
純利益△2億8358万6000円
(2022年3月期)[2]
純資産19億5242万6000円
(2022年3月31日現在)[2]
総資産62億9822万3000円
(2022年3月31日現在)[2]
従業員数293名(2022年3月31日現在)[2]
決算期3月31日
会計監査人有限責任あずさ監査法人
主要株主.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

岩手県 54.1%

盛岡市 15.8%

二戸市 4.7%

岩手町 4.5%

一戸町 4.0%

滝沢市 3.5%

(2019年3月31日現在)[3]

外部リンクigr.jp
特記事項:役員は12名(代表取締役1名、取締役9名、監査役3名)
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IGRいわて銀河鉄道株式会社(アイジーアールいわてぎんがてつどう)[注釈 1]は、岩手県盛岡市に本社を置く、第三セクター方式の鉄道事業者である。東日本旅客鉄道(JR東日本)から引き継いだいわて銀河鉄道線を運営するほか、旅行業や不動産事業も営んでいる。なお、社名の「IGR」 は「Iwate Galaxy Railway」の略である[注釈 2]
概要

東北新幹線盛岡 - 八戸間開業に伴い、並行在来線としてJR東日本から経営分離されることとなった東北本線盛岡 - 八戸間のうち、目時駅構内南方の県境上にある会社分界点より岩手県側を運営している。

青い森鉄道より運転指令も受託して一体的な運用がされていたが、目時以北については2010年7月3日にJR東日本盛岡指令青森分室に移管され、2010年12月4日から青い森鉄道の指令所として運用されている。運転指令の分離に伴い、2010年12月11日に新指令システムへの移行を行い、JR盛岡総合指令室内からIGR運輸管理所内に移転した[4]

なお本社は2015年11月16日に盛岡市上田一丁目(JR山田線上盛岡駅北側[5])から同市青山二丁目の青山駅南口駅舎2・3階[6]岩手県道223号盛岡滝沢線沿い)へ移転。これに合わせ青山駅には南口(厨川中学校・青山一丁目・南青山町・大新町地区方面)通路と駐輪場が新設された[7][8][9]
社名の由来

社名は会社設立前の発起人会が公募して決定し、2001年3月22日に盛岡グランドホテルにおいて発表した。同日、優秀作品賞の表彰式が行われ、一戸町の当時24歳の主婦が受賞した。応募作品総数は2,642点で、最も多かったのが「みちのく鉄道」の172点だったが、一番多かったものが社名になった訳ではなく[10]、郷土の偉人である宮沢賢治の著書「銀河鉄道の夜」に由来する「いわて銀河鉄道」に決定された。ところがいざ設立登記しようという段になって商号調査したところ、盛岡市内に「いわて銀河鉄道」という会社が既に登記されていることが判明したため、苦肉の策として「IGR」を頭に付けた[11][注釈 3]。当時はアルファベットの商号登記ができなかったため、登記上及び鉄道事業許可上の商号は「アイジーアールいわて銀河鉄道株式会社」[12][1]である。以後、特に差し支えがなければ社名の先頭の「アイジーアール」は「IGR」と略して記述する。
経営状況

開業以来、2004年度決算までは赤字だったが、2005年度決算で初めて当期純利益を計上し、2008年度まで4年連続で黒字決算となった。これは、新駅(青山駅巣子駅)設置により利用者の減少に歯止めが掛かっていることやコスト削減などによる営業損失の縮小、および通学定期運賃の激変緩和措置などによる補助金収入(特別利益)が増大したことが要因となっている。

2009年度決算はいわて銀河鉄道線を経由する寝台特急列車の運賃・料金収入の減少などにより、当初は再び赤字に転落するものと見込まれていた[13]が、コスト削減策や増客策が奏功し、2005年度(2006年3月期)から5年連続で単年度黒字を計上した。

2010年度決算は東日本大震災の影響もあり赤字に転落したが、2011年度決算より単年度黒字に回復。2012年度決算では累積赤字を解消する見込み[14]となったことから、2013年4月1日より定期券の大幅値下げと一部区間の普通運賃値下げが実施されている[14][注釈 4]。なお、消費税率の8%への改定に伴い、2014年4月1日からは普通運賃・定期券いずれも値上げとなった。

以降2015年度(2016年3月期)決算まで5期連続の黒字となったが、事前発表[15]では黒字予想だった2016年度(2017年3月期)決算は、減価償却費の計上漏れを監査法人から指摘され、それにより赤字決算となった[16][17]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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