この鉄道事業者が運営する鉄道路線については「いわて銀河鉄道線」をご覧ください。
アイジーアールいわて銀河鉄道株式会社[1]
IGR Iwate Galaxy Railway Company
IGRいわて銀河鉄道本社/青山駅(2019年6月)
種類株式会社
略称IGR
本社所在地 日本
〒020-0133
岩手県盛岡市青山二丁目2番8号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯39度43分26.77秒 東経141度7分3.12秒 / 北緯39.7241028度 東経141.1175333度 / 39.7241028; 141.1175333
IGRいわて銀河鉄道株式会社(アイジーアールいわてぎんがてつどう)[注釈 1]は、岩手県盛岡市に本社を置く、第三セクター方式の鉄道事業者である。東日本旅客鉄道(JR東日本)から引き継いだいわて銀河鉄道線を運営するほか、旅行業や不動産事業も営んでいる。なお、社名の「IGR」 は「Iwate Galaxy Railway」の略である[注釈 2]。 東北新幹線盛岡 - 八戸間開業に伴い、並行在来線としてJR東日本から経営分離されることとなった東北本線盛岡 - 八戸間のうち、目時駅構内南方の県境上にある会社分界点より岩手県側を運営している。 青い森鉄道より運転指令も受託して一体的な運用がされていたが、目時以北については2010年7月3日にJR東日本盛岡指令青森分室に移管され、2010年12月4日から青い森鉄道の指令所として運用されている。運転指令の分離に伴い、2010年12月11日に新指令システムへの移行を行い、JR盛岡総合指令室内からIGR運輸管理所内に移転した[4]。 なお本社は2015年11月16日に盛岡市上田一丁目(JR山田線上盛岡駅北側[5])から同市青山二丁目の青山駅南口駅舎2・3階[6](岩手県道223号盛岡滝沢線沿い)へ移転。これに合わせ青山駅には南口(厨川中学校・青山一丁目・南青山町・大新町地区方面)通路と駐輪場が新設された[7][8][9]。 社名は会社設立前の発起人会が公募して決定し、2001年3月22日に盛岡グランドホテル 開業以来、2004年度決算までは赤字だったが、2005年度決算で初めて当期純利益を計上し、2008年度まで4年連続で黒字決算となった。これは、新駅(青山駅・巣子駅)設置により利用者の減少に歯止めが掛かっていることやコスト削減などによる営業損失の縮小、および通学定期運賃の激変緩和措置などによる補助金収入(特別利益)が増大したことが要因となっている。 2009年度決算はいわて銀河鉄道線を経由する寝台特急列車の運賃・料金収入の減少などにより、当初は再び赤字に転落するものと見込まれていた[13]が、コスト削減策や増客策が奏功し、2005年度(2006年3月期)から5年連続で単年度黒字を計上した。 2010年度決算は東日本大震災の影響もあり赤字に転落したが、2011年度決算より単年度黒字に回復。2012年度決算では累積赤字を解消する見込み[14]となったことから、2013年4月1日より定期券の大幅値下げと一部区間の普通運賃値下げが実施されている[14][注釈 4]。なお、消費税率の8%への改定に伴い、2014年4月1日からは普通運賃・定期券いずれも値上げとなった。 以降2015年度(2016年3月期)決算まで5期連続の黒字となったが、事前発表[15]では黒字予想だった2016年度(2017年3月期)決算は、減価償却費の計上漏れを監査法人から指摘され、それにより赤字決算となった[16][17]。
概要
社名の由来
経営状況