IFAFアメリカンフットボール世界選手権
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IFAFアメリカンフットボール世界選手権競技アメリカンフットボール
開始年1999
主催IFAF
加盟国IFAF加盟国
参加チーム12(決勝トーナメント)
71(参加国数)
前回優勝 アメリカ合衆国(2015年)
最多優勝 アメリカ合衆国(3回)
公式サイト
Official website
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IFAFアメリカンフットボール世界選手権(: IFAF World Championship of American Football)またはIFAFワールドカップ(: IFAF World Cup)は、国際アメリカンフットボール連盟(IFAF) が主催する、ナショナルチームによるアメリカンフットボール世界選手権大会である。

大会創設時はアメリカンフットボール・ワールドカップ (American Football World Cup, IFAF World Cup) という名称だったが、第4回大会から現在の名称に大会名が改称された。
概要

第1回(1999年)および第2回大会(2003年)はいずれも日本代表が優勝した。ただし、本場であるアメリカ代表はこの2大会とも参加していなかった。アメリカ代表が初参加した第3回大会(2007年、川崎市)では、延長戦で日本を制したアメリカ代表が初優勝を遂げた。なお、この大会のアメリカ代表はNFLに所属するプロは含まれておらず大学生などアマチュア主体のチーム構成であり、Xリーグの選手が主体のフル代表で望んだ日本代表とはチーム構成が異なる。

第5回大会(2015年)は当初スウェーデンで開催予定だったが、開幕まで約半年に迫った2014年末になって、急遽スウェーデン協会が開催を断念[1]。理由はスポンサー不足であった[2]。主催者のIFAFは代替地としてアメリカでの開催を決定、実質責任者である当時のIFAF会長は休職となった(後に辞任)[3]。この一連の騒動がきっかけとなり、IFAF加盟国間で新会長支持派(北中米、日本、オセアニアなど)と前会長支持派(ヨーロッパ、中東などの一部)の対立が激化し、一時は双方の派閥がそれぞれ別にIFAF総会を開催する事態にまで発展した[4][5]。最終的に前会長側が提起した地位確認訴訟をスポーツ仲裁裁判所が退けたことにより、3年余りに及ぶ分裂状態は新会長派の勝利に終わったが[6]、2019年に行われるはずの第6回大会はこの件が尾を引き、多くの加盟国が参加できる状態にないとの意見を出したため、4年後に延期(事実上の中止)されることになった[7][4]
結果
大会結果

開催年開催国決勝3位決定戦チーム数
優勝スコア準優勝3位スコア4位
1999年

(英語版) イタリア 日本[8]6?0
(OT) メキシコ スウェーデン[8]38?13 イタリア6
2003年
(英語版) ドイツ 日本[9]34?14 メキシコ ドイツ[9]36?7 フランス4
2007年
(英語版) 日本 アメリカ合衆国[10]23?20
(2 OT) 日本 ドイツ[11]7?0 スウェーデン6
2011年
(英語版) オーストリア アメリカ合衆国[12]50?7 カナダ 日本[13]17?14 メキシコ8
2015年
(英語版) アメリカ合衆国 アメリカ合衆国[14]43-18 日本 メキシコ[15]20?7 フランス7[16]
2025年
(英語版) オーストラリア

開催実績

開催年決勝戦開催都市決勝戦会場試合数総
入場者数1試合平均
入場者数
1999年 パレルモ―18――
2003年 フランクフルトヘルベルト・ドレーゼスタジア(英語版)8――
2007年 川崎等々力陸上競技場939,3124,368
2011年 ウィーンエルンスト・ハッペル・シュターディオン1698,4566,153
2015年 カントントム・ベンソン・ホール・オブ・フェイム・スタジアム(英語版)125,750479


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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