IBooks
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「iBooks」はこの項目へ転送されています。Appleが発売していたノートパソコンについては「iBook」をご覧ください。

Apple Booksアイコン
開発元Apple
初版2010年4月2日 (2010-04-02)

最新版4.13 (iOS版)、1.14 (macOS版) / 2017年9月20日 (6年前) (2017-09-20)
対応OSiOS 10.0以降、macOS High Sierra以降
対応言語英語、アラビア語、カタルーニャ語、中国語、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、インドネシア語、イタリア語、日本語、朝鮮語、マレー語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア語、スペイン語、スウェーデン語、タイ語、トルコ語、ウクライナ語、ベトナム語
サポート状況現行
種別デジタルディストリビューション
ライセンスプロプライエタリ
公式サイト ⇒itunes.apple.com
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Apple Books(iOS 11までの名称はiBooks)とは、Appleが提供する電子書籍アプリケーション。iOSの対応端末とOS X 10.9以降を搭載したMacに対応している。2010年1月27日にiPadと共に発表され[1]、2010年中頃にiOS 4へのアップデートをもってiPhoneiPod touchに対応した[2]。当初はiOS端末にプリインストールされていなかったが、App Storeから無料でインストールすることができた。iOS 8のリリースに伴い、プリインストールされたアプリとなった。2013年6月10日、Apple Worldwide Developers Conferenceで、クレイグ・フェデリギは、2013年秋にはOS X Mavericksで利用できると発表した[3][4]

基本はApple Books StoreにあるEPUB形式のコンテンツをダウンロードして使用するが、iTunesのデータ同期(英語版)機能を使って自身で作成したEPUBやPDFファイルを追加することも、SafariApple Mailを通してダウンロードしたファイルやマルチメディアを組み込んだ電子書籍を閲覧することも可能である[1][5]。2010年3月時点の情報によれば、VoiceOverを使用して「任意のページを読む」ことができるという[6][7]
歴史

iBooksは2010年1月開催のプレスカンファレンスでiPadと同時に発表されたが、自社ストアはアメリカ合衆国でiPadとiTunes 9.1のリリース3日前にオープンしている。これは歴代iPhoneシリーズの発売でAppleのサーバーに大きな負担がかかったため、それを防ぐための対策とされている。2010年3月31日にiBooks Store(現在のApple Books Store)は約6万冊取りそろえてオープンした[8]

2010年4月8日、AppleはiOS 4へのアップデートでiBooksをiPhone、iPod touchに対応させると発表、これにより初代のiPhoneとiPod touchへの対応はされないことになった[2]

2010年6月8日、WWDCでの基調講演で来月行われるiBooksのアップデートでPDFファイルの読み込みだけでなくPDFと電子書籍両方で注釈に対応することを発表した。

同年7月1日時点でiBooksはカナダでも利用可能となっている。

一方、iPhone 3GS、iPod touchといったiOS 4が動く旧機種においてiBooksの動作が遅いことに批判が噴出したが[9][10]、7月19日のアップデートでAppleはいくつかの修正を行った[11]

2011年9月27日、アイルランドでもプレミアムストアが利用可能になった。

2012年1月18日、ニューヨークで行われた教育関連イベントでAppleはランドスケープモードでの操作やインタラクティブな読書が可能なiBooks 2の無料公開を発表した。加えて、iBooksで読めるインタラクティブな教科書を誰でも制作できる新しいアプリケーションであるiBooks AuthorMac App Storeで公開することやiBooks Storeの拡張として教科書カテゴリを新設することを発表した[12][13]

2012年10月23日、AppleはiBooks 3を発表した。

アメリカ合衆国、イギリス、カナダ、アイルランドのみでプレミアム向けのiBooks Storeを展開しているが、2013年に日本でもiBooks Storeがオープンした[14]

2013年10月22日にリリースされたOS X MavericksにはMac用のiBooksが新規搭載され、Macでも電子書籍の閲覧と購入が可能になった。

2018年9月18日にリリースされたiOS 12より、iBooksからApple Booksに改名された[15]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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