IBM
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

買収総額は約340億USドル(日本円にして約3兆8000億円)で、取引は2019年下半期に完了の見込み[63][64][65]

2018年12月 - 半導体事業に関し、サムスンと7nmでの半導体製造委託を含めた15年間の戦略的提携の拡大を発表[66]

2019年1月 - 世界初の量子回路ベースの商用量子コンピュータ IBM Q System Oneを発売した[67]。利用者はクラウドサービスとして、このコンピュータを使用することができる。

主な企業買収詳細は「IBMによる合併買収一覧」を参照

1933年 エレクトロマチック (電動タイプライターメーカー、IBMエレクトリックの基本特許はエレクトロマチックによるものだった、1991年にレックスマークとして分社化)

1985年 ロルム (PBXメーカー、IBMによる初の大型買収でデータ通信と音声通信の統合を目指したが、1993年にシーメンスに売却)

1995年 ロータス (グループウェア、IBMによる初のソフトウェア事業の大型買収、現在のIBMソフトウェア部門のLotusブランド)

1996年 Tivoli(運用管理ソフトウェア、現在のIBMソフトウェア部門のTivoliブランド)

1999年 シークエント(並列処理のNUMAテクノロジー、現在のSystem xなどに統合)

2001年 Informixデータベース、現在のIBMソフトウェア部門のInformation Managementブランドの一部)

2002年 PwCコンサルティング(コンサルティング、現在のIBMビジネスコンサルティングサービス

2003年 ラショナルソフトウェア開発ツール、現在のIBMソフトウェア部門のRationalブランド)

2004年 キャンドル(主にメインフレームの運用管理ソフトウェア、現在のIBMソフトウェア部門のTivoliブランドの一部)[68]

2005年 Ascentual(データ統合ソフトウェア、現在のIBMソフトウェア部門のInfoSphereブランドの一部)[69]

2006年 インターネット セキュリティ システムズ(セキュリティソリューション、現在のIBMサービス部門などに統合)[70]

2006年 FileNet(ビジネスプロセス管理・コンテンツ管理、現在のIBMソフトウェア部門のInformation Managementブランドの一部)[71]

2007年 CognosBIツール、現在のIBMソフトウェア部門のInformation Managementブランドの一部)[72]

2008年 Telelogic(ELM分野のソフトウェア開発、現在のソフトウェア部門などに統合)[73]

2008年 ILOG(BPMマネジメント、現在のIBMソフトウェア部門などに統合)[74]

2009年 SPSS(同名の統計解析ツール、BIツール)[75]

2013年 SoftLayerクラウドコンピューティング基盤サービス)

2015年 StrongLoop(Node.jsの大手プロバイダー)

2015年 AlchemyAPI(ディープ・ラーニング(深層学習)の大手プロバイダー)

2016年 Ustream動画共有サービス

2016年 Bluewolf(セールスフォースクラウド・コンサルティングの最大手パートナー)

なお2009年3月18日にはIBMがサン・マイクロシステムズの買収を交渉中と報道されたが、最終的にはオラクルが買収することとなった[76][77]

詳細は「IBMによる合併買収一覧」に記載
海外IBMの管理

IBMの海外オペレーションは事業が大発展した1970?80年代には、ヨーロッパ中東アフリカ地域を統括するIBM Europe/Middle East/Africa会社(本部:ベルギーブリュッセル、略称:E/ME/A=エメア)、南北アメリカアジア太平洋地域を統括するIBM Americas/Far East会社(本部:ニューヨーク州マウントプレサント、略称:A/FE=アフェ)を設置して[78]、後者の下ではさらに日本韓国台湾オーストラリアなどを統括するIBM Asia Pacific会社(本部:東京、後に香港、略称:AP)があって、生産・販売・地域性による開発はなるべく各地域内で行なうような政策を敷いた。しかし1990年代以降は、日本IBM英国IBMドイツIBMのように事業が大きな国のIBMは本社へ直接報告するように戻り、新しいAP(本部:シンガポール)はオーストラリア・韓国・インドネシアなどの諸国を統括する組織になって[79]、世界全体ではもう少し小さな地域性を生かしてお互いに協力する体制へ代った。
日本IBM詳細は「日本IBM」を参照

IBMの日本法人は日本アイ・ビー・エム(日本IBM)株式会社で、米 IBM 社の孫会社にあたる。また、日本IBMの下には更に複数の子会社と関連会社が存在している。2002年以降はコンサルティング会社のIBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)が並存していたが、2010年4月に日本IBMに統合された[80]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:134 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef