iモードのシステムは、2003年からNTTデータと日本電気が共同開発したCiRCUSによって運用され、CARNiVALというシステムによって24時間365日有人監視されている。 携帯電話業界の規格であるWAP・HDML・WMLを採用せず、一般的に普及しているHTTPとHTMLを採用したことにより、コンテンツの開発が容易になった。これによって、iモードサービス開始後も、iアプリ、iエリア、デコメール、iモードFelicaなどの派生サービスを投入できた。 ウェブの通信プロトコルおよび記述言語は、HTTPと、Compact HTML(HTMLのサブセット)を採用している。2001年に登場したFOMAではIMT-2000規格のパケット通信によってiモードに接続する。 iモードの正式なコンテンツプロバイダとして承認されていない企業や個人でも Compact HTMLで記述し、インターネットのWebサーバー上に勝手サイトとして公開することでコンテンツを提供することが可能であった。当然ながら、ISPとなるドコモは勝手サイトの内容については一切関知していない。 機種により利用できる機能は異なる。
ウェブの規格
機能
iモードブラウザ(ウェブサイトアクセス)
iメロディ(着信メロディ)
iエリア
iモーション
フルブラウザ
iモードメール(キャリアメール)
iショット
iモーションメール
デコメール
チャットメール - 複数のiモード加入者でリアルタイムにメールを送受信し、結果的にチャットのような機能を提供
iモードメールplus
デコメールピクチャ
タイマーメール - iモード加入者へのメール送信予約機能
フレンドメール - iモード加入者のメーリングリスト機能
音声入力メール
iモード.net - パソコンの Mydocomo のサイトからiモードメールの送受信を行うことができる。新着確認ツールをパソコンにダウンロードをすれば、iモードメールの新着をパソコンで知ることができる。
iモード.netモバイルモード
iアプリ
携帯電話ゲーム・ソーシャルゲーム
電子書籍
携帯コミック
地図アプリ
iモードFelica
トルカ
iD (クレジット決済サービス)
かざす請求書
メロディコール(オプションパック割引)
マチキャラ
iチャネル
iコンシェル
ドコモ動画
音楽配信 - 着うた・着うたフル
Music&Videoチャネル
うた・ホーダイ
dマーケット
i Bodymo
オートGPS
iウィジェット
ドコモコミュニティ(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
ドコモプレミアクラブ
eサイト - iモードのサイト上から料金プラン・割引サービス。オプションサービスの申込・変更・廃止、資料請求、クレジットカード等を使った料金の支払いといった手続きが可能。My docomoと同様のサービスを利用することができる。
ドコモマイショップ
ドコモケータイ払い
combien(コンビエン) - 月々のドコモ利用料金を請求書払いとしている契約者を対象に、請求書に代えてQRコードをam/pmやミニストップのレジに設置されたリーダーにかざすことで支払うことが可能なサービス。2012年2月29日終了。
AOLi - 2001年2月から2004年8月までドコモAOLが提供していたスクリーンネーム@aol.com ドメインのWebメールサービス。25000文字までの送受信に対応。設定により受信メールをiモードメール宛に先頭250文字まで転送することができた。
ドコモWebメール - iモードメールとは別にgooのプラットフォームを利用したxxx@dwmail.jp ドメインのWebメールが利用できる。iモード、iアプリの他にPCからも利用が可能となり、プロバイダなどのメールも統合ができる。
ホームU
ポケットU