過去ログページは、ページの移動機能を使って作ることもできます。
過去ログ化するノートページをサブページに移動します。
移動した後に、それが過去ログであることを明記する文をページの冒頭と末尾に付け加えるといいでしょう。{{Archives}}を使用することもできます。
もとのノートページは過去ログページへのリダイレクトになっていますので、これを編集して通常のリンクにかえ、過去ログページへアクセスできるようにします。
もとのノートページに、過去ログページから進行中の議論をコピーアンドペーストで貼り付けます。
要約欄に進行中の議論の主要な編集者5名を書き、ページを保存します。これで過去ログ化が完了しました。
移動方式を用いた場合、利用者の投稿記録の編集記録も、過去ログページを編集した記録にかわってしまい、その利用者がそのノートページでどんな発言をしたのか追いにくくなります。 この方式では、過去ログ専用のページを作るのではなく、履歴機能を利用して、過去の版へのリンクを貼って過去ログに代えます。しかし、過去の版へはウィキスタイルのリンクが使えませんので、完全なURLを用いた固定リンクを使用します。 過去ログを作成したら、ノートページや会話ページの冒頭から過去ログへリンクします。そのためのテンプレートである {{archive box}}、{{過去ログbox}}、{{サブページ過去ログまとめ}} なども使えます。{{archive box}} では検索窓を備えることもできます。{{検索窓}}も別個で使えますので、設置した方が良いでしょう。このページの下部に、様々な過去ログ用テンプレートへのリンクがあります。 注:英語版には過去ログ自動化ボットがあります
固定リンク方式
過去ログ化するノートページへ行き、「ツールボックス」内の「この版への固定リンク」のリンクをクリックします。または、ページの履歴から過去ログとして使用したい版を選ぶこともできます。
最新版をログ化する場合、一旦 {{Archives2}} をページ冒頭に貼付、保存します。その後に以下の作業を行うことで、誤って過去ログの版が編集されるリスクを減らすことができます。
ウェブブラウザのアドレスバーから、&oldid=の後にあるoldid番号を取得します(&oldid=1171685なら1171685になります)。
ノートページの最新版を編集し、ページ冒頭部の{{Archives2}}を除去、{{subst:過去ログ|選択した版のoldid番号|その版についての説明}}を書き加えます。
「選択した版のoldid」部分に書くのは、数字だけです。版についての説明は議論の期間や、主な議論のトピックがよいでしょう。
過去ログ化する古い議論を除去します。
ノートページを保存します。これで過去ログ化が完了しました。
固定リンク方式の利点
手順が簡単で、使用するリソースも少なくてすみます。
手違いや荒らしで議論が改変されていない保証が(ある程度)あります。
議論をまとめ直す時には、特に有用な手段です。議論の要点だけを抜き出し、もとの議論へリンクを貼るのです。
移動方式と異なり、ページの履歴をリセットしてしまいません。
固定リンク方式の欠点
過去の議論を検索できなくなります。この方式で過去ログ化された議論は、ウィキペディアの検索エンジンでも、外部の検索エンジンでも検出されません。
その議論へリンクしていたページのリンク元に表示されなくなります。
議論のトピックごとにまとめ直すことができません。ただし、過去の議論の特定のセクションにリンクすることでこれに代えることはできます。
サブページ方式と異なり、過去ログの再分割や再統合が容易ではありません。違った方式でまとめ直したい時には、過去の議論をすべて復帰させ、一旦保存した後に再度過去ログ化しなければなりません(このようなことをすると履歴が見辛くなります)。
過去ログの版を(警告を無視して)誤って編集すると、ノートページの最新版を上書きしてしまいます。
過去ログの目次の作成
自動過去ログ化