Help:脚注
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== 脚注 =={{Reflist}} 通常はそれぞれの脚注リンクに個別の番号が順に割り振られますが[1]、同じ識別名の脚注リンクには同じ番号が表示されます[2]

後者の場合、上で紹介した略記法が使用できます[2]。脚注^ 各脚注コメント横の^マークをクリックすると対応する番号の位置に戻ります。複数の箇所から参照される場合はアルファベット記号が表示されます。
^ a b 同じ識別名の脚注リンクのうち、2つ目以降のここのコメントは表示されないため省略可能です。


{{Sfn}}タグを用いて、同一の脚注を自動で集約することもできます(ハーバード方式)。これについては別項「Wikipedia:出典テンプレート#短縮脚注参照」で詳説しています。

基礎情報テンプレートなど、テンプレートの仕様変更により、引数が出力されなくなることもあります。その際、脚注コメントをテンプレートの引数に記述していると、エラーが表示されてしまいます。できる限り本文中に脚注コメント本体を記述したほうが良いでしょう。
脚注をグループ化するショートカット:

H:REFGROUP

H:CITELABEL

使用法


<ref>と

<references />と
の中で、group属性を

<ref group="グループ名">と

<references group="グループ名" />と
のように指定してください("グループ名"には"注釈"などを使います)。なお、</ref>タグの使用法は変わりません。
用例
ヴィクトリア (イギリス女王)#脚注」を挙げておきますので、実際の記事でお確かめください。

さらなる使用説明については、すぐ下の「注釈リストと出典リストを分離したいとき」節が応用編になっていますので、ご覧ください。
注釈リストと出典リストを分離したいとき

ショートカット:

H:EXPLNOTE

記事の構成上、脚注という形で示されるべき情報の多くは、「出典(典拠とする資料。情報の出どころ。書誌やウェブサイト上の情報)」と「注釈(補足情報、補足説明)」に大別できます。分類するための節(セクション)を脚注の下位に設定するか、「脚注」節を廃したうえで「注釈」節と「出典」節を設定するかしていなければ、これら属性の異なる情報は混在しています。

これらが混在した状態では、記事の文中に[1][2][3]などという形で脚注の表示があっても、それぞれの脚注が、出典を示すものなのか、注釈なのか、あるいはまた、補足説明のみで出典を要する状態にあるのか、はたまた、出典でも注釈でもない雑多な情報であったりするのかを、リンク先に移動してみるまで、あるいは内容を確かめるまで、判別できません。辞事典の理念として、これらは明確に分類して表示するのが本来です。「脚注がわずかしか表示されていない場合にまで、果たして必要か」という意見もありましょうが、「脚注がわずかしか表示されていない状態」は辞事典のあるべき体裁ではありませんので、「分類することに意味があるところまで出典を充実させることが肝心」、というのが、いわゆる正論です。[補説]そうは言っても、正論は正論として、例えば「野次馬」や「贋造」の記事で問題にすべきは出典の乏しさです。ここでは、検証可能性を高める方向で記事を育てて正論を通すことが望まれます。

出典と注釈を分別し、レイアウト上でも分離したほうが良いと考えるならば、その記事の文中で[1][2][3]などという形で表示するのをやめ、注釈を示す脚注に出典と区別するための名前、例えば「注釈」という名前を与えて、表示するべきです。作業手順は後で説明しますが、そのようにしますと、[1][2][3]のうちの[2]だけが注釈であった場合、[1][注釈 1][2]という表示に変わり、追加で何も記されない「出典」と文中で区別できるわけです。なお、先述しているとおり、この作業を行なう際は、「脚注」節の下位に「注釈」と「出典」それぞれの節を新設するか、「注釈」節と「出典」節を新設するかして、収まるべき節に表示されるようにすることを同時に行う必要があります。それをしなければどうなるかと言いますと、収まるべき場所が無いため、その情報は表示されません。
作業手順
注釈用の脚注タグはすべて次のように置き換える。
脚注の再利用の箇所も同様に置き換えるのを忘れないようにしてください。

<ref>ほにゃらである。</ref> → <ref group="注釈">ほにゃらである。</ref>

<ref name="ほにゃらの説明" /> → <ref name="ほにゃらの説明" group="注釈" />


「脚注」節を廃止しない形では、下位に「注釈」節と「出典」節を新設する。== 脚注 ===== 注釈 ===<references group="注釈" />=== 出典 ===<references />

「脚注」節を廃止する形では、「注釈」節と「出典」節を新設する。== 注釈 ==<references group="注釈" />== 出典 ==<references />

具体例

記述例表示結果

例示を兼ねた文章を使って「注釈」と「出典」の使用方法をご説明しましょう<ref group="注釈">まずは右側の「表示結果」をご覧ください。注釈はご覧のような形で表示されます。refタグのgroup拡張を使用して作成されています。これは1つ目の注釈です。「出典」節と区別された「注釈」節に表示されていることをお確かめください。</ref>。1つ目の文は終わり、これが2つ目の文です<ref name="ex02" group="注釈">これは2つ目の注釈です。この注釈は別の場所でも使うことになっていますので、そのためのname属性も設定してあります。</ref>。段落が変わりました。ここには典拠の提示が必要な内容が記されていると仮定したうえで出典を表示しましょう<ref>ほげ本ほげ太郎 『もっとほげほげ』、ほげら出版、1986年4月20日。</ref>。右側の「表示結果」では「出典」節に出典の詳細情報が表示されていることをお確かめください。次に移りましょう。前の前の段で触れていた「2つ目の注釈」の2度目の表示をここで行いますが<ref name="ex02" group="注釈" />、「注釈」節に表示されている2つ目の注釈が引用されていることを、お分かりいただけるでしょうか。上付き添え字で a b と表示されていますが、a は「2つ目の注釈」と、b は2度目の表示場所と紐づけされているわけです。それでは最後。注釈の内容に典拠の提示が必要な場合、出典はどのような方法で表示すればよいのでしょうか。答えは、[[Template:Refnest]]を使ったこの方法{{Refnest|group="注釈"|ここは注釈ですが、記事本文と同じように脚注を表示でき、必要な出典<ref>ぴよ宮ぴよ実 『ピヨってもうた』、ぴよ書房、2007年10月1日。</ref>を表示できます。}}です(他の方法もあります)。詳しくは「[[#脚注を入れ子にしたいとき|脚注を入れ子にしたいとき]]」をご参照ください。さらにその出典が「[[参考文献]]」節で詳細を記載されている資料であれば、「脚注」→「注釈」→「出典」→「参考文献」とリンクが張られることになります。== 脚注 ===== 注釈 ===<references group="注釈" />=== 出典 ===<references /> 例示を兼ねた文章を使って「注釈」と「出典」の使用方法をご説明しましょう
[注釈 1]。1つ目の文は終わり、これが2つ目の文です[注釈 2]

段落が変わりました。ここには典拠の提示が必要な内容が記されていると仮定したうえで出典を表示しましょう[1]。右側の「表示結果」では「出典」節に出典の詳細情報が表示されていることをお確かめください。

次に移りましょう。前の前の段で触れていた「2つ目の注釈」の2度目の表示をここで行いますが[注釈 2]、「注釈」節に表示されている2つ目の注釈が引用されていることを、お分かりいただけるでしょうか。上付き添え字で a b と表示されていますが、a は「2つ目の注釈」と、b は2度目の表示場所と紐づけされているわけです。

それでは最後。注釈の内容に典拠の提示が必要な場合、出典はどのような方法で表示すればよいのでしょうか。答えは、Template:Refnestを使ったこの方法[注釈 3]です(他の方法もあります)。詳しくは「脚注を入れ子にしたいとき」をご参照ください。さらにその出典が「参考文献」節で詳細を記載されている資料であれば、「脚注」→「注釈」→「出典」→「参考文献」とリンクが張られることになります。脚注注釈^ まずは右側の「表示結果」をご覧ください。注釈はご覧のような形で表示されます。refタグのgroup拡張を使用して作成されています。これは1つ目の注釈です。「出典」節と区別された「注釈」節に表示されていることをお確かめください。
^ a b これは2つ目の注釈です。この注釈は別の場所でも使うことになっていますので、そのためのname属性も設定してあります。
^ ここは注釈ですが、記事本文と同じように脚注を表示でき、必要な出典[2]を表示できます。
出典^ ほげ本ほげ太郎 『もっとほげほげ』、ほげら出版、1986年4月20日。
^ ぴよ宮ぴよ実 『ピヨってもうた』、ぴよ書房、2007年10月1日。



出典用テンプレートの利用

上の作業で<references />ではなく{{Reflist}}を使用していて、2の「脚注」節を廃止しない形をとる場合は、以下のとおりです。== 脚注 ===== 注釈 ==={{Reflist|group="注釈"}}=== 出典 ==={{Reflist}}
注釈用テンプレートの利用

上の作業で<ref group="注釈">と<references group="注釈" />を使用する代わりに、

{{
Efn}}、{{Notelist}}

{{Efn2}}、{{Notelist2}} ([注釈 1]ではなく[注 1]と表示される)

のテンプレートを使用することも可能です。== 脚注 ===== 注釈 ==={{Notelist}}=== 出典 ==={{Reflist}}== 脚注 ===== 注釈 ==={{Notelist2}}=== 出典 ==={{Reflist}}
グループ名の基準

<ref>タグの本来の目的は、出典(参照文章と参照箇所)の記述のためであり、その数も多くなりがちなので、出典用にはgroup="グループ名"を指定しないのが普通です。ただ、必要に応じて指定することもあります。

注釈(補足説明)用に使う場合は、<ref group="注釈">を使うのがルーズな規定ですが、完全統一はされていません。また、文中に[注釈 1]の表示があまりにも多く差し挟まれていると「分かり切ったことを何度も表示するな」「最低限の目立たない表示で済ませろ」と不満に思う人が多いのかも知れません。見た目をすっきりしたいなどの理由で、少ない文字や記号を使っている例が多くあるのです。実のところ、全角文字を2つも使う「注釈」はあまり使われていません。「注釈」も含めた代表的な例を以下に挙げておきます。

<ref group="注釈">?: 全角x2。

<ref group="注"> <ref group="†"> <ref group="※">: 全角x1。

<ref group="*">: 半角x1。

また、数字で付番されたくない場合には、group="lower-alpha"を使えばa b c、group="lower-greek"を使えばα β γと表示させることもできます(Predefined groups/参照グループ様式と使用例)。

<ref group="lower-alpha">?: [応用例]「外国地名および国名の漢字表記一覧#出典

脚注文記述箇所を本文から分離したいとき

ショートカット:

H:LDR

脚注の表示([注釈 1][出典 1]など)と脚注文(脚注の記述内容)は、ソースコード(ウィキペディアでは編集画面)上の本文の中に挿入するのが基本ではありますが、以下に示すような場合には、本文に脚注文を挿入するのを避けて表示するに留め、「脚注」節に脚注文を置くのが良策です。

脚注文が長大で、本文に直接挿入するとソースコードの見通しが悪い。

ある脚注文の脚注表示を、本文内の多くの箇所で引用しており、ソースコード内にいくつもある脚注表示のうちのどれが引用元なのか、分かりづらい。

これを行うための手順は次のとおり。

<ref>タグのname=拡張を使用したうえで、脚注文を含む<ref name="○○">...脚注の記述内容...。</ref>を<references>タグと</references>タグで挟み、これらを「脚注」節に置いてください。脚注の種類が注釈であれば「注釈」節を、出典であれば「出典」節を設けたうえでそこに置いてください。

本文中の参照位置の表示には(単にname=拡張を使用した時と同様に)<ref name="○○"/>と記述してください。

記述例表示結果

ここでは、脚注の記述内容をソースコードから「脚注」節へ移動させたほうが良いケースとはどういうものかを具体的に示しながら、移動させる方法を説明していきましょう。まずは移動させていない形から。記述内容が非常に長い脚注をここ<ref name="ホゲテリウム01" group="注釈">ホゲテリウム (''Hogetherium'') は、プレホゲテリウム (''Prehogetherium'') もしくはレプトホゲテリウム (''Leptohogetherium'') から進化したと考えられてきたが、以前から知られていながら進化的傍流と見なされてきたホゲロミムス (''Hogeromimus'') が真の祖先系である可能性が高くなってきた。これはひとえに2000年代以降発展著しい[[分子系統学]]による[[塩基配列]]の系統解析等による成果である。いずれにしてもホゲロドン (''Hogerodon'') が[[共通祖先]]であることに疑いの余地は無いが、新知見がもたらされたからにはホゲマイア形類 (Hogemaiaformes) の進化系統は再検証が急がれる。</ref>に書き込みます。右側の「記述例」と左側の「表示結果」を見比べてください。いかがでしょうか。閲覧する分には「表示結果」の画面だけを見るので何の問題もないのですが、編集するとなると「記述例」の画面を見ながらそれを行うことになります。文字の洪水のようになってしまっていて、どこで始まりどこで終わるのか、パッと見で分かる人はそうはいません。実際の記事ではこの例文の何倍もの字数があることも珍しくありません。そこで、です。そうであれば、本文に挿入するのはやめて「脚注」節のほうに脚注の内容を書き込んでおき、本文には引用という形で脚注のリンクを表示すれば良いではないか、という話です。実際にどう変わるのかは、段落を変えて示しましょう。このようになります<ref name="ホゲテリウム02" group="注釈" />。左右を見比べてください。脚注の記述内容が同じでありながら、移動したことによってソースコードの視認性が大きく改善されているのがお分かりになると思います。これは出典でも同じ<ref name="いろは 1985" />。出典の場合、それ自体の情報をなるべく詳細に記載することが推奨されていますし、資料内の文章を引用することもありますので、注釈以上に字数が多くなりがちですから、この方法が有用なのです。もっとも、出典の場合、実際の記事ではここからさらに移動を重ね、詳細情報を記載するのに特化した「[[参考文献]]」節に情報の全てを収斂させ、「脚注」節ないし「出典」節も参照表示に留めるのが普通です。== 注釈 ==<references group="注釈"><ref name="ホゲテリウム02" group="注釈">ホゲテリウム (''Hogetherium'') は、プレホゲテリウム (''Prehogetherium'') もしくはレプトホゲテリウム (''Leptohogetherium'') から進化したと考えられてきたが、以前から知られていながら進化的傍流と見なされてきたホゲロミムス (''Hogeromimus'') が真の祖先系である可能性が高くなってきた。これはひとえに2000年代以降発展著しい[[分子系統学]]による[[塩基配列]]の系統解析等による成果である。いずれにしてもホゲロドン (''Hogerodon'') が[[共通祖先]]であることに疑いの余地は無いが、新知見がもたらされたからにはホゲマイア形類 (Hogemaiaformes) の進化系統は再検証が急がれる。</ref></references>== 出典 ==<references><ref name="いろは 1985">いろは一朗 『ほへと物語』、あかさた文藝〈はまやら文庫 230〉、第3版、1985年11月27日。ISBN 978-4-AAAA-BBBB-C。</ref></references> ここでは、脚注の記述内容をソースコードから「脚注」節へ移動させたほうが良いケースとはどういうものかを具体的に示しながら、移動させる方法を説明していきましょう。

まずは移動させていない形から。記述内容が非常に長い脚注をここ[注釈 1]に書き込みます。右側の「記述例」と左側の「表示結果」を見比べてください。いかがでしょうか。閲覧する分には「表示結果」の画面だけを見るので何の問題もないのですが、編集するとなると「記述例」の画面を見ながらそれを行うことになります。文字の洪水のようになってしまっていて、どこで始まりどこで終わるのか、パッと見で分かる人はそうはいません。実際の記事ではこの例文の何倍もの字数があることも珍しくありません。そこで、です。そうであれば、本文に挿入するのはやめて「脚注」節のほうに脚注の内容を書き込んでおき、本文には引用という形で脚注のリンクを表示すれば良いではないか、という話です。実際にどう変わるのかは、段落を変えて示しましょう。

このようになります[注釈 2]。左右を見比べてください。脚注の記述内容が同じでありながら、移動したことによってソースコードの視認性が大きく改善されているのがお分かりになると思います。

これは出典でも同じ[1]。出典の場合、それ自体の情報をなるべく詳細に記載することが推奨されていますし、資料内の文章を引用することもありますので、注釈以上に字数が多くなりがちですから、この方法が有用なのです。もっとも、出典の場合、実際の記事ではここからさらに移動を重ね、詳細情報を記載するのに特化した「参考文献」節に情報の全てを収斂させ、「脚注」節ないし「出典」節も参照表示に留めるのが普通です。注釈^ ホゲテリウム (Hogetherium) は、プレホゲテリウム (Prehogetherium) もしくはレプトホゲテリウム (Leptohogetherium) から進化したと考えられてきたが、以前から知られていながら進化的傍流と見なされてきたホゲロミムス (Hogeromimus) が真の祖先系である可能性が高くなってきた。これはひとえに2000年代以降発展著しい分子系統学による塩基配列の系統解析等による成果である。いずれにしてもホゲロドン (Hogerodon) が共通祖先であることに疑いの余地は無いが、新知見がもたらされたからにはホゲマイア形類 (Hogemaiaformes) の進化系統は再検証が急がれる。
^ ホゲテリウム (Hogetherium) は、プレホゲテリウム (Prehogetherium) もしくはレプトホゲテリウム (Leptohogetherium) から進化したと考えられてきたが、以前から知られていながら進化的傍流と見なされてきたホゲロミムス (Hogeromimus) が真の祖先系である可能性が高くなってきた。これはひとえに2000年代以降発展著しい分子系統学による塩基配列の系統解析等による成果である。いずれにしてもホゲロドン (Hogerodon) が共通祖先であることに疑いの余地は無いが、新知見がもたらされたからにはホゲマイア形類 (Hogemaiaformes) の進化系統は再検証が急がれる。
出典^ いろは一朗 『ほへと物語』、あかさた文藝〈はまやら文庫 230〉、第3版、1985年11月27日。ISBN 978-4-AAAA-BBBB-C。


{{Reflist}}テンプレートを使用する場合は、|refs=引数を使用してください。


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