Help:ウィキテキストにおけるHTML
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Pre

ウィキテキスト中の <pre> 要素は、HTMLとは異なった振る舞いをします。要素で囲まれたテキストは、HTMLのように改行や空白が維持されますが、かつタグも見た通りに表示されます。これは、ウィキペディアでは、処理の途中でウィキテキスト言語の <nowiki> が組み合わさるためです。

以下のように記述すると、結果はその次のようになります。<pre>This word is <b>bold</b>. [[ウィキペディア]]の URL は[https://ja.wikipedia.org] です。{{PAGENAME}} </pre>

表示結果(注・囲いなどウィキペディアによるスタイルの指定も反映され表示されたものが実際の表示結果です):This word is <b>bold</b>. [[ウィキペディア]]の URL は[https://ja.wikipedia.org] です。{{PAGENAME}}

HTMLの <pre> 要素のような表示結果を得たい場合には、ウィキペディアでは行頭に半角スペースを入れてください。タグなどは展開しつつ改行や空白などをソース通りに維持したテキストを表示させたい場合です。以下のように記述します。 This word is <b>bold</b>. [[ウィキペディア]]の URL は[https://ja.wikipedia.org] です。{{PAGENAME}}

表示結果(上の表示結果の注に同じ):This word is bold. ウィキペディアの URL は[1] です。ウィキテキストにおけるHTML
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属性

大部分の要素には style 属性があります。例えば<div style="font-size:80%">これは<span style="color:red">赤い</span>テキストです。</div>

は次を生成します。

これは赤いテキストです。

また大部分の要素は、クラス(class)と ID を指定できます。クラスはスタイルシートと連動して、指定部分のスタイルを指定します。例えば<div class="infobox">インフォボックスの例</div>インフォボックスの例

は右のように生成されます。これは、 infobox クラスが Mediawiki:Common.css の記述によって右端揃えの浮動ボックスとして定義されているからです。

クラスと ID はJavaScriptのコードからHTML要素を参照するときにも使えます。例として{{UserName}}があります。

他にも、例えば title 属性が利用できます。海抜<span title="6.1 km" style="border-bottom:1px dotted">20000 ft</span>

は次のように生成されます(点線の下線部の上にカーソルを置いた時のポップアップを指定しています)。

海抜20000 ft
例外

MediaWiki名前空間にあるページの一部(ボタンのラベルなど)ではHTMLが使えません。タグがそのまま表示されます。

他方で純粋なHTML コードとして認識されるものもあり、その場合 HTMLしか使えず、ウィキテキスト言語はHTMLに変換されません。

サイト全体の CSS および JS スタイルシートおよび利用者指定の CSS や JS スタイルシート(Help:外装の詳細設定を参照)のページを表示すると、自動的に <pre> タグで囲まれているような体裁で表示されます。
ウィキペディア独自の要素ショートカット:

H:UNIQ

HTML 要素以外にも、MediaWikiで使える< >で囲んだ要素があります。以下に代表的なものを紹介します。
ref

<ref> 文字列 </ref>

脚注を作ります。<references />とセットで使います。Help:脚注参照。
nowiki

<nowiki> 文字列 </nowiki>

HTMLタグ、ウィキマークアップを全て無効化します。
gallery

<gallery> 画像ファイル名|文字列 </gallery>

画像を並べて描画します。横幅は自動的に折り返され閲覧環境に依存しません。Help:画像の表示#ギャラリーを参照。
imagemap

画像をクリックした位置によって異なるリンク先を指定できます。Help:画像の表示#クリッカブル画像を参照。
poem

<poem> 文字列 </poem>

詩や歌詞などの引用に用います。HTMLソース生成の際、<div class="poem"></div>で囲まれ、ウィキテキストの各行毎に自動的に<br />が付加されます。
score

楽譜を描画します。Help:Scoreを参照してください。
math, math chem, chem

数式や化学式を描画します。en:Help:Displaying a formula(英語)あるいはm:ヘルプ:数式の書き方を参照してください。かつて化学式の要素には<ce>が使われていましたが、この要素名は短すぎて意味が分かりづらいという指摘があったため、2017年3月から<chem>が使用可能になりました[2][3]
timeline

時系列の図を描画します。mw:Extension:EasyTimelineです。
includeonly, noinclude, onlyinclude

テンプレート呼び出しをする時に呼び出し部分や非呼び出し部分を指定する要素です。Help:テンプレートを参照。
syntaxhighlightショートカット:

H:SOURCE
詳細は「mw:Extension:SyntaxHighlight」を参照

Pygments を利用してプログラミング言語などをみやすく表示する要素です[注釈 7]。MediaWiki 1.16以前では、<source> が使われてきましたが、このタグを使用するプログラミング言語を表示する際に不都合なため、非推奨になりました。代わりに、<syntaxhighlight> を使うべきです[4]。 lang= 言語を指定して使います。

例:<syntaxhighlight lang="Java">public class HelloWorld { public static void main (String [] args) { // Java言語の HelloWorld プログラム System.out .println ("Hello, World.") ; } }</syntaxhighlight>

結果:public class HelloWorld { public static void main (String [] args) { // Java言語の HelloWorld プログラム System.out .println ("Hello, World.") ; } }

lang= で指定できるプログラミング言語の一覧はこちらにあります。サポートされていない言語を指定した場合、または言語指定がない <syntaxhighlight> を使用した場合、使用したページがCategory:構文ハイライトエラーがあるページへ登録されます。最新情報は編集画面に <syntaxhighlight></syntaxhighlight> と打ち込めば表示されます。

ほかに次のパラメータが指定できます。

line と書くとソースの行番号が出力されます。

start=整数 は開始行番号を指定します。

highlight=整数 は強調する行を指定します。

inlineと書くと、地の文に埋め込むように表示されます。

strict と書くと厳密モード (strict mode) で出力されます。

下の例は <syntaxhighlight lang="html" line start="3" highlight="2-4, 6"> と指定したものです。<div style="font-size:80%">これは<span style="color:red">赤い</span>テキスト<br />です。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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