Harlem_Beat
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出典検索?: "Harlem Beat" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年3月)

『Harlem Beat』(ハーレムビート)は、1994年から1999年まで『週刊少年マガジン』で連載された西山優里子による日本バスケ漫画。単行本はKC全29巻、KMB全16巻。
概要

増刊『マガジンSPECIAL』で開始。好評だったため数話で週刊連載に移行し、5年に渡って連載された。当時(90年代前半)隆盛だったストリートバスケをテーマに、主人公の成瀬徹の成長譚を描く。開始1年弱が経過した頃(KC6巻)より公式バスケに物語の舞台が移ると、主要キャラクターの増加等で人気が上昇[1][2]。メディアミックスや多数のグッズを製作するなどの展開を見せ、西山の出世作となった。当時の掲載誌のカラーやストリートカルチャーに寄った設定でスタートしたため、高校生の喫煙や飲酒、喧嘩などの描写が含まれる。作中で頻繁に登場するSDキャラクターのやりとりやト書き等、独特な紙面が特徴。物語は1年間を時系列に進む。
あらすじと進行高校1年生の成瀬徹は、始めたばかりのバスケットボールで大技エアウォークを繰り出し、初めて自力でゴールを決める。それよりはバスケに夢中の日々を過ごす中、沢山の仲間や強敵との出会いを通じて心身ともに大きく成長していく。以下の編名は本編で使用されたものと便宜上付したものが混在する。幕間に挟まれた幾つかの小話(1話完結等)は基本的に省略する。
本編
SKY KISS編KC3?5巻。代々木で開催される3on3大会の1日を描く。予選を勝ち抜き決勝トーナメント出場を果たした成瀬らSCRATCHは、初戦でいきなり目標だったスリーメンと対戦。激戦の末勝利をおさめたSCRATCHに後を継ぐようにして、スリーメンは解散する。大会には大掛かりな賭け金の授受を背景にゲームを支配する悪徳チームICE PICKSが紛れ込んでおり、準決勝で対戦したSCRATCHも度重なるファウルや怪我を被りながら傷だらけの勝利を飾る。大会出場のため俄かに集まった4人だったが、濃密な1日を通して深い絆を生み、かけがえのない仲間となる。
インターハイ地区予選KC6?9巻。春の都大会で期待された結果を残せなかった上南バスケ部。課題を克服するため部員の増強を図る。SKY KISSの経験を自信に繋げていた成瀬だったが、ストリートと異なる公式の厳しさを思い知らされ、辛うじてベンチ入りを果たしたものの技量不足を小林に指摘され出場機会を失ってしまう。桜井の画策で高校に編入した澤村を新入部員に得て、同地区最大のライバル校四谷鵜の原と全国への切符を賭けた一戦に臨む上南。成瀬はフォワードの役目を果たすべく、OB館洋海の指導や、鵜の原のエース桑田との出会いを経て、必殺技の習得に励んでいた。
武蔵丸との再会KC10巻。成瀬と澤村の公式戦活躍により殆ど休止状態だったSCRATCH。いじけた浩介が自棄になり解散を主張すると、SKY KISSで大怪我を負った武蔵丸が現れた。成瀬との約束を叶えるためリハビリに励んできた武蔵丸の思いを汲み、地元・光が丘での対決が実現。しかし当日、武蔵丸を何やら恨む同級生・小室の妨害で試合が中止。二人の関係を知った成瀬は武蔵丸の名誉のため、急遽武蔵丸と組んだチームで小室たちと3on3勝負をする。
夏合宿編KC11巻。上南バスケ部はインターハイ直前の強化合宿で八ヶ岳へ。スリーメンのメンバーをコーチに迎え猛練習に励むが、マスコミによる大会下馬評を目にし、全国の高い壁の前に打ちひしがれてしまう。桜井は自信を失った部員達の目を覚ますため、成瀬・澤村・小林を相手に3on3のミニゲームを提案する。桜井がバスケを始めた経緯が最終日に語られた。
インターハイ編KC12?22巻。開催地北海道に渡った上南バスケ部は北の大地を満喫しつつ、1回戦の喜屋武、2回戦の筑波との接戦に競り勝ち、準々決勝で王者金北に挑む。連戦の合間に成瀬は小泉やサスケら、自身のその後を大きく変える人物と出逢い、さらなる飛躍を誓う。澤村と蒸発した父親との再会、秘められていた今川の過去など、多くの人間ドラマが熱戦と並行して綴られる約1週間の物語。
みずきの失恋KC22巻。夏休み最後の思い出作りに海へ出かけた成瀬たち。夕暮れの砂浜を並び歩く桜井と希理子を見つけた一行は動揺するが、桜井の希理子への想いを察したみずきは、玉砕覚悟で桜井に好きと告げる。去っていくみずきに応えることができない桜井へやり場のない怒りをぶつけた浩介は、みずきへの想いを胸に走り出す。夏の海辺の打ち上げ花火と共に散った恋を、友情が励ますのだった。
新生上南バスケ部KC23巻?断続的に展開する。2学期、大学受験のため引退した3年生に代わり、小林を主将に据えた新体制がスタート。自分なりの目標に向かい奮闘する小林だったが、元来の不器用さから部員とのコミュニケーションがうまくいかず、部内の空気は悪くなる一方。厳しすぎる練習に痺れを切らした磯村たちが反発すると、小林はならば自分が辞めると言い部活に来なくなる。
“J”編KC24?26巻。10巻以来となるストリート編。都内のストリートメッカを潰して回る謎の組織“J”の陰がスリーメンズフープにも忍び寄る。悪意のバスケからフープを守り抜いたのも束の間、突如行方をくらました澤村が“J”の支配下にいることを知ったSCRATCHは、澤村を取り戻すべく“J”の主催する賭けバスケのイベント「パーティー」に参戦を決意。だが澤村には別の思惑があり、SCRATCHは敵としての澤村と戦う羽目になる。
ウィンター杯編KC27、28巻。東京での全国大会。小泉や筑波5らは成瀬との再会を喜ぶが、力不足の新生上南は予選落ちを喫し、成瀬と澤村は大会ボランティアに従事することに。東京遠征に来ていた小泉の弟・雅貴は、情けない男は姉の彼氏に相応しくないと、希理子の手を借り二人の仲を裂こうと企む。小泉も普段の成瀬の一挙一動を何かと意識してしまい、これまでどおりの態度を取れない。イブに行われる決勝戦、優勝したら夜を過ごそうと約束を交わした成瀬と小泉の恋の行方は……。
スリーメンズフープとの別れKC29巻。3月のある日、突如スリーメンズフープが立入禁止になる。土地の売却とビルの建築計画が成されたのだ。仲間とバスケと出逢った大切な場所を守らんと奔走する成瀬たちだったが、「大人の事情」の前に為す術もない。建設の撤回を求めて籠城しようと集まった夜、それぞれがフープへの思いを語り合う中、成瀬はいつか訪れるフープとの別れについて考える。
番外編
やるじゃん女の子!KC10巻収録。みずきが主役の番外編。バスケの楽しさを部活動でも実践したいみずきだが、ありふれた女子校のバスケ部にはやる気が微塵もなく、解り合えないギャップに悩む。時系列では上南対鵜の原戦の少し前にあたるサイドストーリー。題は渡辺美里の楽曲名を引用。
マージービートを聴きながらKC17巻収録。過去の澤村が主役の番外編、全5回。身寄りを失った13歳の澤村がひょんなことからヤクザの藤田に拾われ、独りで社会を生き抜く知恵と図太さを身につけていく様を描く。各回の小題はビートルズ楽曲から付されており、作中にもアルバム『LET IT BE』が登場する。連載時、マガジン本誌の読者アンケートで作品史上に残る好成績を獲得したことを後年著者が語っている。
青春のリグレットKC23巻収録。希理子が主役の番外編。足の怪我でバスケを断念しやさぐれていた希理子が上南のマネージャーに就任し、連敗にもめげず練習に励む桜井たちと衝突する。一方、姉・真希子の結婚が目前に迫り、幼い頃から比較されてきた希理子は素直に喜べない。題は松任谷由実の楽曲名で、収録アルバムも作中に登場する。
澤村くんの多忙な一日KC22巻収録。「澤村スペシャル」と題したギャグ回。金欠に苦しむ澤村に臨時収入の現場がトリプルブッキングする。持ち前の要領の良さで乗り切ろうとする澤村だが、予期せぬアクシデントに次々と見舞われ混乱してしまう。
登場人物

身長cm / 体重kgはプロフィール掲載時、ポジション・背番号は物語における現時に則る。声優はPS版ゲーム。
主要キャラクター
SCRATCH(スクラッチ)

渋谷道玄坂付近の空地を利用したバスケエリア・スリーメンズフープで名を知られる楠田みずきが、スリーメンのシュウからゴールを奪った3人の男子を誘い結成した3on3チーム。名称の意味は「よせあつめ」。打倒スリーメンを目標に掲げて、都内の代表的チームが集う3on3大会「SKY KISS '94」に初出場、準優勝を果たす。生い立ちも性格も全く異なる4人が集まったため衝突も見られたが、強敵と闘い抜く中で互いを認め合い、男女混成チームでありながら深い絆と友情で結ばれていく。
成瀬 徹(なるせ とおる)
声ー阪口大助6月15日生、A型。172cm / 62kg。背番号15→10。ポジションはSF。物語の主人公。愛称は「なるちょ」(だが作中こう呼ぶのは楠田のみで、浩介からは「なると」など)。都立上南高校1年E組。何をやっても目立たず少年野球やサッカー部では常に補欠。喝采を浴びるヒーローを夢見て高校入学と同時にバスケ部に入部。偶然再会した幼馴染のみずきに連れられ行ったスリーメンズフープでシュウと1on1をし、場の勢いでマイケル・ジョーダンの神業・エアウォークを決めゴールを奪ったことを契機にバスケの楽しさにのめりこむ。自身と同じく高校からバスケを始めて都大会MVPにも選出された桜井を尊敬し目標としている。


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