Happy_Tree_Friends
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この記事には暴力的または猟奇的な記述・表現が含まれています。免責事項もお読みください。
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「HTF」はこの項目へ転送されています。方面艦隊の略号については「北東方面艦隊」をご覧ください。

Happy Tree Friends
ジャンルフラッシュアニメ
ダークコメディ
スプラッター
原作Kenn Navarro
Rhode Montijo
Warren Graff
脚本Kenn Navarro
Rhode Montijo
Ken Pontac
Warren Graff
監督Kenn Navarro
製作
プロデューサーJohn Evershed
Liz Stuart
制作Mondo Media
Fatkat

放送
回数132+番外編48
特記事項:
Happy Tree Friends エピソード一覧
テンプレートを表示

『Happy Tree Friends』(ハッピーツリーフレンズ)は、Mondo Media製作によるフラッシュアニメ作品。略称は「HTF」[1]「ハピツリ」[2]

作品は一見コミカルで可愛らしいが、内容は極めて残虐なスプラッターアニメである。日本ではPG-12指定だが、海外ではR15+やR18+相当のレーティングが指定されていることがほとんどである。

本編は公式サイトにおいて公開されている他、YouTubeのMondo Mediaのチャンネルにて視聴することができる。
概要

この作品の特徴を簡単にまとめると、血と臓器にまみれたシュールでグロテスクなギャグアニメというものになる。一見するとかわいらしい動物達が登場するコミカルなアニメだが、最後には登場キャラクターのほぼ全員が凄惨な死に方をして終わる[注 1]

一話完結形式のため、別の話に怪我や死が持ち越されることはない。映像だけを見るならばかなり残酷であるが、現実世界ではありえないような原因で死ぬなど唐突で残酷なシーンそのものがギャグになっているのに加えて、ストーリーには「棒を持って走り回ると危険」「悪い事をすれば罰が当たる」などの寓話的要素も含まれている。

各エピソードには教訓メッセージが存在し、例えば虫歯の治療から事故に発展する話の場合では「Brush after every meal!(食事の後には歯磨きをしよう)」といった具合でエンドクレジットの後に表示される。

Mondo Mediaが制作する他のアニメーションと異なり、銃が登場せず[注 2]、暴力描写以外のブラックユーモアやアダルトな表現も皆無である。
歴史
始まり

ある日、Mondo MediaでRhode MontijoやKenn Navarroが小さなスクラップ用紙に描いたウサギ(後にカドルスとなる)が始まりとされている。Rhodeは自分達の描いたウサギを気に入り、その後今のカドルスに少し似た黄色いウサギをポスター用紙に描いた。そして一番下に「Resistance is futile」[注 3](抵抗は役に立たず)と書いた。彼は他の人に自分のアイデアを見せるために建物の壁中にそのポスター用紙を貼り、そのアイデアはスタッフやクルーの人たちに受け入れられていった[3]

1999年、Mondo Mediaはこのウサギを使って何らかのショートムービーを作るチャンスを与えた。担当に当たったAubrey Ankrum、Rhode Montijo、Kenn Navarroの3人は『Banjo Frenzy』という名前のムービーを作り上げた。このムービーは恐竜(後のランピー)がバンジョーを演奏している途中にが切れ、それを見ていた三人の動物たち(後のカドルス、ギグルス、トゥーシー)がそれを嘲笑ったことに腹が立ち、殺害してしまうという内容のものであった。そしてMondo Mediaは『Happy Tree Friends』という名前を付け、シリーズ作品としての本格的な制作に着手した。
制作意図

Mondo Mediaは暴力的でグロテスクな表現を使用する理由について宝島社のインタビューで次のように答えている[4]

トムとジェリーのトムがジェリーをぺしゃんこに押しつぶしても、ただ意味もなくおかしいと思えるように『実際にこんなことはありえない』とか『こんなこと、ばかげている』と思えるものは、ユーモアの一部になりえます。アニメだから行き過ぎると面白い」(Kenn Navarro/監督)

「かわいらしいキャラクターが登場して物語がスタートし、それぞれのキャラクターの個性を生かしたユーモアとジョークが満載のストーリーが展開される。『楽しかったね、はい、おしまい』。そんな感じで、とにかく楽しんでもらいたい。ただそれだけです」(Warren Graff/脚本家)

「暴力とは神経質になり、不快だという意味合いがあると思いますが、私たちのストーリーで使用する暴力は、ただの副産物でパンチラインのひとつに過ぎません。特にメッセージ性があるわけではなく、何かのレッスンがあるわけでもありません。ユーモアをベースに作っている私たちが、楽しくて笑っているから、視聴者たちにも楽しく笑ってもらいたい。そんな純粋なエンターテイメントです。また、私たちは大きな子どもで、決していじわるが好きな集団ではありません」(Ken Pontac/脚本家)

また監督のKenn NavarroについてKen Pontacは「ネガティブなことがあっても、必ずポジティブに捉える、いい意味でとても楽観的な人です。温厚でとても素敵な人格者ですね」「彼は小心者なんです。目玉が2つに割れた時の中身をアニメに描写するために写真のリサーチをしていましたが、吐き気を催して、リサーチが続行できなくなりました」「ストーリの源がやさしい心を持つ人にあること、それがクオリティにつながるのだと思います」と評している。
成功

デビュー直後の2000年、Happy Tree Friendsは予期せぬ大ヒットとなり、アクセス数が月に1500万回以上まで膨らんだ[5]2003年にはアヌシー国際アニメーション映画祭のインターネットアニメーション部門で金賞を受賞し、様々な映画祭オズフェストなどでの大画面での上映もされるようになった[6]他、様々な国でテレビ放送もされるようになった[注 4]。2000年代後半にはApple PodcastsやYouTubeでの配信も開始し、それぞれ記録的な視聴回数を誇っている。
批判

インターネットでの評判が広まるにつれて、多くの子供達が一見して子供向けアニメと見紛う本作を誤って見てしまう事例が多発し、それに伴う批判も散見されるようになった。アメリカの著名作家であるキャサリン・エリソン氏が2005年ワシントン・ポストに寄稿した記事[7]では、当時6歳の息子が本作を視聴してショックを受けているのを目撃し、これ以上子供達の心に影響が出ることのないよう本作品を規制すべき、と主張した。

実際に政府が規制に動いたケースもある。2008年ロシア政府の行政機関であるロスコムナゾルは、本作品を放送しようとしたテレビ局に対し、本作を暴力と残虐行為を促進し、子どもの精神的健康や道徳に悪影響を及ぼすものだとして放送を撤回させ、2021年に正式に配給を禁止した[8]
制作停滞とその後

このような批判がありながらも人気は衰えなかったが、2010年代に入り本編の制作ペースが1話あたり半年?1年近くまで鈍化し、2014年には監督のKenn Navarro氏の離脱[9]やMondo Mediaが発表した本作の長編映画化計画[10][注 5]にプロジェクトが移行するなどの影響を受けて本編の制作が停滞し、2014年3月に公開された「Dream Job」から「Still Alive」全5作品が新しく公開されるまで2年半以上もの空きがあったばかりか、その後6年以上にわたり新作が制作されないままとなった。

2023年9月27日に番外編であるが新作「Too Much Scream Time」が公開され、その後Mondo Mediaは2024年2月に制作再開の為の月額3ドルのメンバーシップを開始することを発表した[11]
登場キャラクター

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出典検索?: "Happy Tree Friends" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2023年12月)
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