HYBE
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株式会社ハイブ
HYBE Co., Ltd.

種類株式会社
市場情報KRX: 352820
略称ハイブ
本社所在地 大韓民国
06104
ソウル特別市龍山区漢江大路42
龍山トレードセンター
設立2005年2月1日
業種サービス業エンターテインメント
事業内容音楽制作、音楽著作物出版、音楽著作権管理運営、アーティストマネージメント、新人開発、360゚事業、IP事業、プラットフォーム事業、不動産投資事業
代表者パク・チウォン(代表取締役社長)
パン・シヒョク(取締役会長)
資本金1735億ウォン(2019年12月期)
売上高5872億ウォン(2019年12月期)
営業利益987億ウォン(2019年12月期)
純利益724億ウォン(2019年12月期)
総資産3630億ウォン(2019年12月期)
従業員数約600人 (2020年1月時点)
主要株主パン・シヒョク(31.80%)
ネットマーブル(19.31%)
National Pension Service of Korea(7.57%)
Dunamu Inc. (5.57%)
(2022年)
主要部門

HYBE 360

HYBE IPX

主要子会社

HYBE JAPAN (日本本社)

HYBE AMERICA (アメリカ本社)

BIGHIT MUSIC

SOURCE MUSIC

PLEDISエンターテインメント

KOZエンターテインメント

HYBE LABELS JAPAN

ADOR

WEVERSE COMPANY

外部リンクhttps://hybecorp.com/jpn
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HYBE(ハイブ、: ???)は、韓国の総合エンターテインメント企業である。旧社名はBig Hit Entertainment。キャッチコピーは「WE BELIEVE IN MUSIC」。
沿革
2005年 - 2021年: Big Hit Entertainment Big Hit Entertainmentのロゴ。キャッチコピーは「Music and Artist for Healing」

2005年2月1日、作曲家のパン・シヒョクJYPエンターテインメントから独立し、Big Hit Entertainmentを設立[1]

2006年、男性歌手のK.Willと契約。翌年まで在籍した[要出典]。

2007年、男女ボーカルトリオ「8eight」を輩出。同グループは、メンバーであるペク・チャンとジュヒの契約終了のため、2014年に活動を休止。2021年2月7日、6年ぶりに再結成した[2][3]

2010年、男性アイドルグループ「2AM」を巡って、JYPエンターテインメントと共同経営契約を締結[4]。イ・チャンミン以外のメンバー3人は、共同契約が終了した2014年4月に、再びJYPエンターテインメントへ移籍した[4]

同年、8eightのイ・ヒョンと2AMのイ・チャンミンによる男性ボーカルデュオ「HOMME」を輩出。2018年2月に、イ・チャンミンが個人契約を満了して自身の会社を立ち上げるため退所し[5]、それに伴って同グループは解散した。イ・ヒョンは2014年と2021年に個人契約を更新した。

同年、「ヒップホップオーディション HIT IT」を全国的に開始し、BTSの最初のメンバーとなるRMと契約[6]。その後の2013年6月13日、7人組男性ヒップホップグループ「防弾少年団(BTS)」を輩出[7]。2018年10月、同グループの契約を更新し、さらに2026年まで延長したことを発表した[8]

2012年、女性歌手であるイム・ジョンヒと契約。2015年に3年間の契約を満了[9]

同年、SOURCE MUSICと合同で、4人組女性アイドルグループ「GLAM」を輩出。しかし、メンバーのキム・ダヒが脅迫事件に関与したことにより、2014年に同グループは解散した。キム・ダヒは、1年の禁固刑となった[10]

2014年、セウォル号沈没事故に3000万ウォン(約2万5,500ドル)を寄付[11]

2015年5月、Big Hit Entertainmentが発行した60億ウォンの転換社債を通じて、KOSDAQへの上場企業であるSignal Entertainment Groupに買収された[12]。翌年、Signal Entertainment Groupは完全に債券を決済させるも[13][14]、Signal Entertainment Groupとの関係は2017年に終了した。

2017年9月29日、日本法人「Big Hit Entertainment Japan(現 HYBE LABELS JAPAN)」を設立[15]

2019年3月4日、5人組男性アイドルグループ「TOMORROW X TOGETHER」を輩出[16]

同年3月6日、元最高ブランド責任者(CBO)であるユン・ソクジュン(: Lenzo Yoon)を、パン・シヒョクとの共同最高経営責任者(CEO)に選任[17]。ユン・ソクジュンは主にビジネスコンポーネントを担当し、パン・シヒョクはクリエイティブ制作に重点を置く運びとなった[18]

同年6月3日、従来のEコマースプラットフォームBig Hit Shopに代わる「Weply(現 Weverse Shop)」のサービスを開始[19][20]

同年6月10日、子会社のbeNX(現 WEVERSE COMPANY)が、ファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」のサービスを開始[21][22][23]

同年7月29日、6人組女性アイドルグループ「GFRIEND」が所属するSOURCE MUSICを買収[24]

2020年6月26日、韓国の音楽チャンネルMnetにて、CJ ENMとの合同サバイバルオーディション番組『I-LAND』の日韓同時放送を開始。11月30日、同番組で選抜されたメンバーによって構成された7人組多国籍男性アイドルグループ「ENHYPEN」を新設したBELIFT LABより輩出[25]

同年10月15日、韓国取引所へ上場。株式の時価総額が1兆円を上回ったことや、BTSメンバー各自の保有株価値が8億円を超えたことなどが話題となり、「BTS株」と題して大きく報じられた[26][27]

同年10月18日、13人組男性アイドルグループ「SEVENTEEN」「NU'EST」などが所属するPLEDISエンターテインメントを買収[28]

同年11月18日、7人組男性アイドルグループBlock Bのメンバーで、ヒップホップ歌手のジコが設立したKOZエンターテインメントの買収を発表[29]
2021年 - 現在: HYBE

2021年3月22日、本社を龍山区の龍山トレードセンターへ移転[30]

同年3月31日、Big Hit Entertainmentから「HYBE」へと社名を変更[31]。Big Hit Labelsは「HYBE LABELS」、Big Hit Entertainment Japanは「HYBE LABELS JAPAN」、Big Hit Solutions Japanは「HYBE SOLUTIONS JAPAN」、TNDJは「HYBE T&D JAPAN」へと名称を変更した。パン・シヒョクは、「音楽とアーティストを通じて世界中の人々を慰め、感動させることで、Big Hit Entertainmentは音楽業界のビジネスモデルに新たな革新をもたらし続ける。Big Hitは、世界最高の音楽ベースのエンターテインメント・ライフスタイル・プラットフォーム企業になることを目指す」とし、Big Hit Entertainmentという企業名では、さまざまな分野に事業拡大してマルチレーベルとなった会社の真の意味や目的を完全には表現できないと考えたため[32]、新しいイメージに合わせてリブランディングを図ったことを説明した[33]

また、「Big Hit」のアイデンティティを残す形で、音楽制作、アーティストマネジメント、ファンコミュニケーションの分野で独立した新レーベル「BIGHIT MUSIC」を設立し[34]、Big Hit Entertainmentの業務を吸収分別。これに伴って、Big Hit Entertainmentに所属していたアーティストは、BIGHIT MUSIC所属となった。

同年4月2日、アメリカ進出の基盤として、「HYBE AMERICA」の設立を発表。5月7日に、アメリカの音楽プロデューサーであるスクーター・ブラウンが最高経営責任者を務め、ジャスティン・ビーバーアリアナ・グランデが所属するイサカ・ホールディングスをHYBE AMERICAへ吸収合併した[35]。同時に、スクーター・ブラウンはHYBE AMERICAの取締役に就任した[36]


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