HTC_Vive
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HTC ViveHTC Viveのヘッドセットと2機のワイヤレスコントローラ、2機のベースステーション
種類バーチャル・リアリティヘッドセット
発売日2016年4月5日
生産終了日2019年10月12日
製造者HTCValve Corporation共同開発)
ディスプレイOLED
解像度2160x1200[1]
(片目1080x1200)
リフレッシュレート90 Hz[1]
視野角約110度[2]
トラッキングシステムLighthouse(2基のベースステーションからのIRレーザー)
入力Video/data/bluetooth
重量555 g
プラットフォーム/OSSteamVR[3]
(Microsoft Windows)
接続1x HDMI 1.4 / DisplayPort 1.2 / 1x USB 2.0
ウェブサイト公式ウェブサイト,
SteamVRウェブサイト
発売価格$799
サウンド

ヘッドフォン用の3.5 mm オーディオジャック

組み込みのマイク

コントローラSteamVRワイヤレスモーショントラックコントローラ
カメラ周囲の現実世界を確認するためのフロントカメラ
後継HTC Vive Cosmos

HTC Vive (エイチ・ティー・シー・ヴァイブ)は、HTCValve Corporationにより共同開発されたバーチャル・リアリティヘッドセット(VRヘッドセット)のブランド名である。
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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HTC Viveは2016年4月5日に発売されたVRヘッドセットである。

既存のVRヘッドセットとは異なりセンサーにより部屋そのものを3D空間へと取り込むルームスケールを目指して開発され、周囲を歩き回ったり、手の動きを表現可能なコントローラーによりオブジェクトを操作したりするなど、ユーザーが自然に仮想世界を体験できる、没入感を高めた経験を提供できるとされている。[4]

HTC Viveの存在は2015年3月のモバイルワールドコングレスのHTCのキーノートで明らかにされた。HTC Viveは2016年のCESにおいてbest of CESを含む22の賞を獲得した。

2019年4月前後からV2版が出回っている。重量が15%程軽量化され、箱の梱包がより簡素化された。

同年10月11日からはベースステーションが不要となった後継製品のHTC Vive Cosmosが発売された。
開発

ValveによるVRシステムのプロトタイプが公開されたのは2014年のことである。2015年2月23日、ValveはGame Developers ConferenceにおいてSteamVR hardware systemを公表した。[5][6][7] HTCがこの製品を公式に発表したのは、2015年3月1日のモバイルワールドコングレスにおける同社のキーノートにおいてであった。[4] 事前予約は2016年2月29日の10:00 (EST) より開始された。[8] ValveとHTCは、同社が認めた開発者にはViveを無料で提供することをアナウンスした。[9]

2016年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショーでは、HTCとValveは製品版に近いHTC Vive Preと呼ばれるリヴィジョンのハードウェアを公開した。[10]

SteamVRは、Unityに対してネイティブサポートを進めている。[11]
技術的特徴
ディスプレイ

リフレッシュレート90 Hzで、解像度が1080x1200のディスプレイを両目用に2枚備えている。[12]

視野角は約110度[5]である。
トラッキング

HTC Viveは、外部のセンサーを用いるアウトサイドインと呼ばれる方式でトラッキングを行っている。トラッキングシステムはValve Corporationによって開発されたLighthouse規格に基づいており、使用する際はベースステーションと呼ばれるセンサーを設置する必要がある[13]

ViveはMEMSジャイロスコープ加速度計、レーザーポジションセンサーなど70以上のセンサーを装備しており、2基のLighthouseベースステーションを用いれば、15 x 15フィート (4.6 x 4.6 m) の範囲のユーザーの動きをサブミリレベルの正確さで捉えることができる。[14] LighthouseシステムはAlan Yatesにより設計されたもので、単純な光検出器を用いているが、2基のベースステーションから検知を行うことで精密な動作を実現している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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