「HEYHEYHEY」と「ヘイヘイヘイ」はこの項目へ転送されています。超特急のシングルについては「Hey Hey Hey」をご覧ください。
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP
ジャンル音楽番組 / バラエティ番組
構成倉本美津留、高須光聖ほか
演出佐藤正樹(総合演出)
監修佐々木勝俊、島武実・佐久間正英(音楽アドバイザー)
出演者ダウンタウン(浜田雅功・松本人志)ほか
ナレーター佐藤賢治、鈴木麻里子、日野聡、福山潤
オープニングCyber of Water
エンディングエンディングテーマを参照
製作
製作総指揮佐々木将(制作、フジテレビ)
プロデューサー河本晃典・きくち伸(フジテレビ)、三浦淳(CP、フジテレビ)
制作フジテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1994年10月17日 - 2012年12月17日
放送時間月曜日 20:00 - 20:54
放送分54分
回数全746
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP
『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(ヘイ ヘイ ヘイ ミュージック・チャンプ)は、フジテレビ系列で1994年10月17日から2012年12月17日まで放送されていた音楽バラエティ番組。ダウンタウンが司会を務めた。レギュラー時代の放送時間は毎週月曜日 20:00 - 20:54(JST)。2013年から2015年までは特別番組として不定期放送されていた。通称は『HEY!HEY!HEY!』『HEY!×3』『HEY!』。ステレオ放送、文字多重放送[注 1]、ハイビジョン制作を実施していた。
現在は、深夜帯や『土曜プレミアム』枠などでスピンオフ番組『HEY!HEY!NEO!』(ヘイ!ヘイ!ネオ!)として2015年から2021年まで不定期に放送されていた。 ダウンタウン(浜田雅功・松本人志)の司会による音楽番組であり、ダウンタウンとアーティストによる対決企画や、出演アーティスト参加のクイズなども含め、トークが主体となっている[1][2]。番組開始当時のキャッチコピーは「君のくちびるに歌を。」。お笑いタレントがプライムタイムに放送される音楽番組のメイン司会を単独で務めるのは史上初の試みとなる[注 2]。松本人志は、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』や『放送室』などで当番組のことを度々「ヘイヘイ」と略していた。 フジテレビとしては、看板音楽番組だった『夜のヒットスタジオ』(1968年-1990年)終了後の約4年間、数々の音楽番組が試行錯誤の末に短命終了していくが、お笑いタレントを司会に据え、トークの比重を音楽と同等の位置に置いた本番組の成功によって「お笑いバラエティ色を強めた音楽番組」というトレンドが生まれた。同時期にはNHKが『ポップジャム』、TBS系列が『うたばん』、日本テレビ系列が『速報!歌の大辞テン』等をスタートさせ、テレビ朝日系列『ミュージックステーション』等は低迷していた視聴率が回復するなど、長らく停滞傾向にあった若者向けテレビ音楽番組の活性化につながった。 最高視聴率は1999年6月21日に記録した28.5%(関東地区)。 番組から誕生したユニット・H Jungle with tのデビュー曲「WOW WAR TONIGHT ?時には起こせよムーヴメント」が1995年にミリオンセラーを記録した。 4月または10月の改編期毎に番組構成、背景セットなど場合によっては番組ロゴのリニューアルを重ねている。主に毎週4?6組のアーティストがゲスト出演し、スタジオで新曲を披露するほか、ダウンタウンとトークを展開。毎回最初の1組目のアーティストを「ミュージックチャンプ」として登場(第1回のチャンプはHOUND DOG)、その他に3?5組のアーティストがゲストとして登場する。開始から1997年3月までは「ミュージックチャンプ」をメインゲストとして番組前半に時間を割き2?3曲の歌唱とトーク、後半にゲスト2?4組がトークと1曲ずつ歌唱、そしてトーク無しで歌唱のみの1組(回によっては無く、全ゲストとトークする場合もある)という構成だった。また、初期(1994年10月-1997年3月)においては、積極的に新人アーティストを採り上げる企画、「誰やねん!? ?Who are You!??」を放送し、シャ乱Q、Every Little Thing、ウルフルズ、篠原ともえなど90年代を代表する豪華なメンバーが出演。放送中、新人アーティストが浜田雅功に頭を叩かれるとヒットする(売れる)というジンクスも生まれた。チャンプ方式は1997年4月以降は休止していたが、1999年10月から11月までに「チャンプ5番勝負」と題して限定復活し、4組のアーティストが登場。長い休止期間を経て、2003年10月20日より本格復活した。また一時期音楽番組であるにもかかわらず1時間の放送時間のうち歌が1 - 2曲しか放送されない時期もあり、残りの時間は全てトークまたはメインゲストとのゲーム対決などに費やされていた時期があった。 2012年春までは平均12%前後の視聴率を記録していたが、4月16日に6.7%へと急落して以降1桁台を記録することが多くなり、6月11日には史上最低記録の5.8%を記録する(関東地区・ビデオリサーチ社調べ)。そして9月18日、「番組の時代的役割を果たし終えた」として2012年限りで番組を終了する方向であることが報道された[3][4]。 2012年12月17日 19:00 - 20:54に『こんなに笑えた音楽番組はなかったぜ! 最後のHEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』と題して、最終回を約2時間の特別番組で生放送。番組の出演頻度が多かったアーティストが多数出演。ダウンタウンとの思い出トークを展開後、代表曲を披露した。出演アーティストは、浜崎あゆみ、TRF、小室哲哉、Every Little Thingなど。平均視聴率が14.3%で、瞬間最高視聴率が18.3%と、有終の美を飾り、約18年2ヶ月のレギュラー放送の歴史に幕を下ろした[5]。後番組はダウンタウンと同じ事務所の後輩である今田耕司とジャニーズ事務所所属の山下智久が司会を務める『ジェネレーション天国』[6][7]。
概要