「HEP」のその他の用法については「HEP (曖昧さ回避)」をご覧ください。
HEP FIVEとHEP NAVIO(2014年9月)地図
HEP(ヘップ)とは、大阪市北区角田町にある阪急阪神東宝グループの複合商業施設である。「HEP FIVE」(ヘップファイブ)、「HEP NAVIO」(ヘップナビオ)から構成される。 名称は「Hankyu Entertainment Park」(阪急エンターテインメント・パーク)の頭文字からとったものである。HEPファイブは阪急リート投資法人、HEPナビオは阪急不動産株式会社と東宝株式会社が資産所有会社。運営は2008年(平成20年)現在、阪急阪神ビルマネジメント株式会社(以前は(株)阪急ファシリティーズ、その前は(株)阪急ファイブ、(株)ナビオ阪急それぞれの運営会社があった)が行っている。 「HEP FIVE」の前身は、阪急不動産、オーエス、東宝、コマ・スタジアム、阪急電鉄の5社によって設立された(株)阪急ファイブにより[1]、1971年(昭和46年)12月3日に「阪急ファイブ」(梅田阪急会館)として開業した商業施設である[2]。
概要
1998年(平成10年)10月22日、阪急ファイブとナビオ阪急を一体化する戦略が発表され、阪急ファイブは「HEP FIVE」、ナビオ阪急は「HEP NAVIO」と改称。これに伴い、HEP FIVEに観覧車を設置するなど、全館で大幅な改装が行われた。 HEPファイブ
HEP FIVE
HEP FIVE
HEPファイブ
店舗概要
所在地〒530-0017
大阪府大阪市北区角田町5番15号
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度42分14.41秒 東経135度30分1.61秒 / 北緯34.7040028度 東経135.5004472度 / 34.7040028; 135.5004472 (HEP)
旧阪急ファイブと旧梅田コマ劇場の跡地に建設されたファッションビル。1998年(平成10年)11月28日開業、地下3階、地上10階建。地下2階から地上9階までファッション(10 - 20代女性に人気のブランドが中心)・雑貨・グルメ・アミューズメントなどのショップが170店舗以上揃っている。
HEP FIVEの屋上には、世界初のビル一体型の観覧車(冷暖房完備)が設けられている。一部分が商業施設の中を通るように配された真っ赤な大観覧車[1]は、梅田のランドマークともなっている。ゴンドラ数は52台、直径75m、最上部の高さは約106m。天気の良い時には大阪市内だけでなく、六甲山、生駒山なども望むことが出来る。
1階エントランスには石井竜也がデザインした赤い親子クジラのオブジェが吊るされている。アトリウムで流れるBGMも彼のプロデュースによるものである。
正面入口は以前は回転扉であったが、現在は自動扉になっている。過去、館内では「HEP BOY」と呼ばれる男性スタッフが案内などを行っていたが、現在は女性スタッフで構成されている。インフォメーションカウンターではベビーカーの無料貸出しも行っている。
8階にはHEP HALLがあり、演劇・音楽ライブ・お笑い・展覧会・映画祭など各種イベントが行われている(旧阪急ファイブ内にあった『オレンジルーム』が前身)。また8・9階にはバンダイナムコアミューズメントのVRアミューズメント施設「VR ZONE OSAKA」(2018年9月オープン)もあったが、2020年10月25日で閉館[3]。跡地は8階が「namco HEP FIVE店」、9階が「ガシャポンのデパート HEP FIVE店」となった。2020年11月、同店のプリクラコーナー「エグナム (eggnam)」が、設置台数40台を以て“世界一多くのプリクラ機器が稼働中の店舗”としてギネス世界記録に認定された[4][5]。さらに、2020年2月には9階に「Hugood! from NAMJATOWN」が開業した[6]後、同ブランドの終了後前述の「eggnam」も含め大型改装、2023年3月10日に2フロア構成の「バンダイナムコ Cross Store 大阪梅田」としてリニューアルオープンした[7]。
建築基準法違反