HAWAII_FIVE-0
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(15歳で父がスティーブを守るために本土に行くことになる)が、交友範囲は広く、ネイション・オブ・ハワイの人間とも交流があり信頼もされている。自宅前がビーチなのでよく出勤前に一泳ぎしている模様。プライベートではだらしない面が目立ち、特に金銭面においては仲間らと食事に行ってもめったに金を払うことがなく、稀に自分が奢ると言いながら、土壇場で財布を忘れたなどと言って結局、他人に支払わせている。あらゆる武器の扱いや戦術に精通しており、ハワイ語中国語を流暢に話せる。正義感が強く仲間思いな人物だが、その反面、直情的で向こう見ずなところがあり、捜査中に協力を拒んだ質屋のドアを手榴弾で爆破するなど破天荒な行動をとることも。シーズン1第12話、チンが拉致されて爆弾を首に取り付けられ身代金を要求された際には、知事らに金の用意を拒まれると、コノと共に警察の証拠保管庫から証拠物件である現金を秘密裏に強奪して身代金に宛てるなど、仲間のためとはいえ重大な法令違反を犯したこともある(この一件は後にコノが懲戒処分を受ける原因となった)。NCIS:LA ?極秘潜入捜査班のサム・ハンナとはシールズ時代の同僚であり友人である。使用拳銃は当初シグ・ザウエルP226(初期型)、シーズン1途中から同P226E2にタクティカルライトを装着したものを使用、シーズン2以降は同P226 NavyにシュアファイアX300を装着して使用。突入用の装備はシーズンごと変更されておりアサルトライフルはシーズン1でHK416、シーズン2?3でノベスキー社製M4カスタム、シーズン4?8でMK18mod1、シーズン9ではTTIカスタムのAR-15を使用。サブマシンガンはシーズン1?4までHKのMP5カスタムをシーズン5?8までHKのMP7A1、シーズン9ではSIGMPXを使用した。愛車はシーズン7第4話までネイビーブルーの第二世代シボレー・シルバラード1500クルーキャブZ71だったが逃走した犯人に燃やされシーズン7第5話よりシルバーの第3世代シボレー・シルバラード、シーズン10では赤色の最新型シボレー・シルバラードにのりかえているが、捜査中に乗っていることは稀で、主にダニーのカマロを運転している(本人いわく「自分で運転しないと酔う」らしい(S5-1)また、高速で逃走する犯人をシボレー・シルバラードで追いながら「なんで普段ダニーのスポーツカーに乗ってると思う」とも発言している)。他に父の形見の1974年式マーキュリー・マーキスを所有。ちなみに撮影に使われたこのマーキュリー・マーキスはオリジナル版『ハワイ5-0』でジャック・ロード演じるスティーブ・マクギャレットが乗っていた実車である。
ダニエル・“ダニー”("ダノ")・ウィリアムズ (Daniel "Danny"(or "Danno") Williams)
演 - スコット・カーン、吹替 - 山路和弘[2]ニュージャージー州出身。ホノルル市警の刑事。以前はニューアーク市警に勤務していたが、元妻のレイチェルが娘のグレイスとハワイに引っ越した事により、溺愛する娘を追ってホノルル市警へ異動、自らもハワイに移住した。ジョン・マクギャレットの殺害事件を担当しており、捜査中にスティーヴと鉢合わせしたのがきっかけで、FIVE-0のメンバーになった。仕事人間で都会好きなためにハワイの生活に慣れず(ハワイに来た初日にホームシックになっている)、いつも島でネクタイをしている(シーズン2以降はネクタイをしなくなった)。ニックネーム「ダノ」は、小さい頃のグレイスが舌足らずで「ダニー」と言えなかった事から来ている。離婚調停により、グレイスの親権を得た。基本的には常識人であり、日頃は破天荒な捜査手段をとりがちなスティーヴを諫めたり、もしくは呆れたりするのが常である。が、キレた状態になると丸腰の犯人に発砲したりするなど、ダニー自身も突拍子もない行動をとることがある(チンから「スティーブ化しているぞ」と言われたことがある)。グレイスが誘拐される事件が起きて以降は誘拐事件に対しては特に厳しく、犯人や容疑者に対しては暴力行為も辞さない(スティーヴも止めはするが、一時的にバッジやベストを預かるという形で事実上黙認している)。シーズン1では全く海に入るシーンが無かったため、スティーブに泳げないと思われていたが、実際は溺れている人を救助できるほど泳ぎは達者で少年時代に海難事故で友人を亡くしたトラウマから海に入らなかったことが明かされた。物事を悲観的に考えることが多くスティーブにそれを指摘され、口論となることが多い。唯物論者を自認しており(「実際に目にしたものでも信じない」とまで言っている)、ハワイの土着信仰に対して無頓着な姿勢に周囲の者を困惑させたり怒りを買うことがある。だが幽霊などの超自然的なものに臆病な様子を見せることがある。シリーズ途中から、閉所恐怖症の設定が追加された。ニューヨーク・ジェッツペイトン・マニングの熱狂的なファンでもある。シーズン7から引退を考えるようになり、スティーヴとレストランを開業しようとするが難航し、長期に渡って様々なトラブルが発生する。シーズン9第7話でついに開業するが同話で撤退することを決意し、カマコナに売却する。使用拳銃は当初はシグプロSP2009、シーズン1の途中からH&K P30。突入用の装備はシーズンごと更新されており、アサルトライフルはシーズン1では使用せずシーズン2?3でコルトモデル933(RIS)、シーズン4?9ではMK 18mod1のカスタム仕様およびHK416カスタムを使い、シーズン10ではSIG MCXのratterモデルを使用。サブマシンがはシーズン1?H&KMP5およびMP5K-PDWのカスタマイズモデル、シーズン5?8ではH&KMP7のA1モデル、シーズン9ではSIG MPXを使用した。また犯人からAKMを鹵獲して使用したこともあった。愛車はパイロット版ではガンメタリックのフォード・マスタングGT5.0、第2話目からはシルバーのシボレー・カマロRSに乗り換える。その後この車はシーズン4第1話で爆破され、次のエピソードからはブラックの新型カマロSSにかわる、シーズン9からは2019年モデルに乗り換ている。カマロはスティーヴがよく運転しているが、ダニーがスティーヴの態度に対して不機嫌になり、車中で言い合いになるのが定番となっている。リブート版「私立探偵マグナム」クロスオーバーエピソードではマグナムのフェラーリもスティーヴが運転し、彼を不機嫌にさせている。『NCIS:LA ?極秘潜入捜査班』シーズン3第21話のクロスオーバーエピソードにゲスト出演している。
ルイス・“ルー”・パーネル・グローヴァー (Lewis "Lou" Purnell Grover)
演 - シャイ・マクブライド、吹替 - ふくまつ進紗[3]シカゴ出身。シーズン4第1話より登場。アメリカ本土から異動してきたホノルル市警察SWATの隊長。着任早々、FIVE-0本部の立てこもり事件の突入を指揮する。スティーヴとは顔合わせ当初から仲が悪く、その破天荒で無責任な行動(仲間を救うためとはいえ、スティーヴはルーが護送中だったテロリストを強奪した)から彼を危険人物と見なし、スティーヴが知事から全権を委任されたことについて知事に不満を爆発させていた。が、スティーヴとはコンビを組んだ後に和解した。その際自分がかつてシカゴでもSWAT隊長をしており、ある人質事件の説得に失敗し、人質(子供)と犯人の両方を死なせてしまった事が原因で心に傷を負い、逃げるようにシカゴから去って、ホノルル市警察のSWATに配属されたことを明かす。スティーブ曰く、シカゴ市警察では本部長を目指していたとの事。本人はシカゴでは出世コースに乗っており、15年で巡査からSWAT隊長になったと言っている事から、警官としては非常に優秀であると思われる。それから事あるごとにFIVE-0の犯罪捜査に協力していたが、シーズン4最終話にて、娘を人質に取られてやむなく犯人の言いなりになる、という警官としては許されない行動を取り(これは結果的に、初対面時にスティーヴが行ったことと同様の行動をとったことになった)、事件解決後に責任をとって辞職。後にスティーヴの根回しによってFIVE-0にスカウトされる。シーズン5よりレギュラー。シーズン6においてシカゴ市警察の同僚で友人だったクレイを横領で逮捕した結果、以後、古巣であるシカゴ市警察の職員たちとは険悪な仲になっている。またシーズン6では、逮捕したクレイに自らが警察学校を卒業したばかりの頃に関わったFBI主導の潜入捜査の情報を漏らされ、それが原因でマフィアに狙われるなど、危険な目に合う事も少なくない。愛車はブラックのシボレー・サバーバン。また、妻のホンダパイロットを運転する場面も有る。使用拳銃はキンバー ウォーリアを主に使用 (突入時にはタクティカルライトを装着)。またシーズン9のみグロック34を使用。突入用装備はシーズン4ではMK18mod0、シーズン5ではケルテックKSG、シーズン6?7ではベネリM4およびM3、シーズン8?9ではベネリM1スーパー90、シーズン10ではSIG MCXおよびBCMカスタムのM4A1を使用した。
ジェリー・オルテガ (Jerry Ortega)
演 - ホルヘ・ガルシア、吹替 - 高戸靖広シーズン4第3話「秘められた宝」より登場した、チンの高校時代の同級生であり友人。秘密結社や陰謀説などオカルトに詳しい変わり者だが、自宅に現れた中国人工作員を返り討ちにして逆に身分を調べ上げるなど、工作員顔負けの情報収集能力も持っている。何かに成功して感極まると「Booyah!」と叫ぶ癖があるが周りには不評。エルヴィス・プレスリーのマニアでもあり、非常に歌が上手い。スティーヴの父親の新たな情報を発見するなど、その知識を生かしてFIVE-0に捜査協力。シーズン4では準レギュラーであったがシーズン5よりレギュラーとなり、様々な会社に就職活動を試みながら協力を続ける。シーズン6より、FIVE-0のコンサルタントとしてホノルル市警の地下にオフィスを設け、そこを情報収集の拠点とする。ただし、当初はあくまで協力者の立場であり、FIVE-0のバッジは支給されておらず(警察や軍での訓練を受けていない民間人であるため)、本人はそのことに不平を漏らしていたが、シーズン7第21話でのFIVE-0への貢献から特別にバッジが支給され、晴れて正規メンバーとなった。危険な状況ではなぜか車で突撃して状況を好転させる場面が多い。シーズン9より防弾ベストを着て現場に出るなど活動を広げている。元々は実家で家族と暮らしていたが、家族が引っ越しを行うのを機にチンの家に居候になっている。シーズン7からはFIVE-0本部に泊り込みするようになり、その後ハワイを離れたマックスの家を借りて住むことになった。いい関係になる女性も何人かいたがあまり長続きしている様子はない。シーズン9最終話にてFIVE-0本部に乗り込んできたオマール・ハッサンの妻から銃撃を受け重傷を負ったことを機に、今までやりたかったことを後回しにしていた人生について考え直し、シーズン10第1話で惜しまれながらもFIVE-0を離職している。FIVE-0を辞めてもいつでも協力する旨を発言していたが結局その後の再登場はなかった。自家用車はホンダラグレイト(北米版オデッセイ)
タニ・レイ (Tani Rey)
演 - メーガン・ラス(英語版)、吹替 - 行成とあシーズン8第1話より登場。母は早くに亡くし、父も警察学校時代に亡くして今は弟コアと二人きりの家族になっており弟のことを常に心配しているが、いくら止めても犯罪に手を出す弟に手を焼いている。ポリスアカデミーでは優秀な候補生であったが、理不尽な教官への暴行やカンニングなどで放校処分となりライフセーバーとして働いていたところをFIVE-0にスカウトされる。シーズン9第18話でスポーツジムにインストラクターとして潜入捜査した際には会員に好評だったようで後に正式に働かないかと勧誘されている。
カマコナ (Kamekona Tupuola)
演 - テイラー・ウィリー、吹替 - 杉野博臣(シーズン3より「杉野田ぬき」に改名)ハワイ式かき氷屋「ワイオラ・シェイブ・アイス」及びエビ料理屋台「カマコナズ・シュリンプ・トラック」を経営。時折ドジも踏むが頭の回転は良く、商才に優れている。元は前科のある犯罪者だったが、チンの説得で現在は足を洗って裏社会にも精通する情報屋としてFIVE-0に協力する。ヘリコプターを分割払いで購入して観光産業をはじめたり、奇妙な新メニューなど次々と思いついてはFIVE-0メンバーを巻き込む。FIVE-0の事件解決の打ち上げがカマコナズ・シュリンプ・トラックで行なわれることもある。一見、金儲けにしか興味がない印象を受けるが、少年の更生に尽力したり、山火事の現場で消防員達を食事で支援したり、悪党からくすねた大金を体育館建設に匿名で寄付をしたりと誠実な人物でもある。リブート版『私立探偵マグナム』ではスティーヴとダニーが手放したレストランのオーナーとして登場する。
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