H3Cテクノロジーズ
[Wikipedia|▼Menu]

H3Cテクノロジーズ (H3C Technologies Co., Limited、杭州?三通信技?有限公司) は、中国清華集団アメリカヒューレット・パッカード・エンタープライズ(Hewlett Packard Enterprise, HPE, NYSE: HPE)の合弁会社で、中国杭州市浜江区に本社及び製造工場を置き[1]ネットワーク製品の企画、開発、製造を行い、主に中国市場向けにH3Cの自社ブランドで販売を行う企業である。中国以外の市場では他社ブランドによるOEM販売が主流で、ヒューレット・パッカード・エンタープライズによるデータセンター向けネットワーク製品FlexFabricシリーズや、NECによる日本市場向けネットワーク製品UNIVERGE QXシリーズとしての扱いがある。
概要

2003年11月、アメリカのスリーコム(3Com Corporation) と中国華為技術有限公司 (??技?有限公司、Huawei Technologies Co. Ltd) との合弁会社ファーウエイスリーコム(Huawei-3Com Technology Co., Ltd、通称H3C)として設立された。ファーウェイスリーコムが中国国内で開発と製造を行う経緯からスリーコムとの役割分担として、ファーウエイスリーコムが中国日本においてH3Cブランドで製品の販売・保守を行い、中国と日本以外ではスリーコムがスリーコムブランドとして販売・保守を行った。

華為技術有限公司 (??技?有限公司、Huawei Technologies Co. Ltd)時代のQuidwayルータ、スイッチはシスコシステムズのネットワークOS「Internetworking Operating System(IOS)」のCLI(Command Line Interface)とそれに対応するスクリーン表示が酷似しておりIOSの設定Commandの殆どが利用出来たが、それが原因で2003年1月に華為技術有限公司はシスコシステムズから提訴された。[2]尚、この問題は結果的にシスコシステムズが一時差止命令を勝ち取るが[3]その後、華為と合弁しているスリーコムが裁判に参戦、[4]華為が自主的に製品に変更を加える事で合意した為、両社は和解した。

2006年11月、スリーコムと華為技術は合弁を解消し、スリーコムによるファーウェイスリーコムの完全子会社化が発表され[5]2007年5月合弁解消手続きの完了に伴いファーウエイスリーコムはH3Cテクノロジーズに社名変更した。2003年以降中国市場では一貫してH3Cのブランド名で提供された経緯から、H3Cテクノロジーズは引き続き中国で大きな存在感を示すようになった。

2010年4月、ヒューレット・パッカードによるスリーコムの買収が行われ[6][7]、これによりスリーコムの100%子会社であったH3Cテクノロジーズは、ヒューレット・パッカードの100%子会社となった。2010年の買収完了後も、ヒューレット・パッカードはH3Cテクノロジーズ(Huawei-3Comではなく、拠点の地名からHangzhou-3Com)を100%子会社として管理しつつ[1]、本社のある中国市場に対してのみ、H3Cブランド名でネットワーク製品を提供する存在として残し、中国市場でのブランド評価を活用、製品の開発と製造はH3Cテクノロジーが中国杭州(Hangzhou)で行う体制を取った。

2015年5月、ヒューレット・パッカードはH3Cテクノロジーズの株式の51%を中国清華紫光集団へ売却することを発表した[8]。これによりH3Cテクノロジーズは清華紫光集団51%、ヒューレット・パッカード(現在はその継承会社のヒューレット・パッカード・エンタープライズ)49%の合弁会社となった。2016年現在ヒューレット・パッカード・エンタープライズは中国以外の市場向けにH3Cテクノロジーズのデータセンター向けネットワーク製品をFlexFabricシリーズとしてOEM販売している。NECも日本市場向けにH3Cテクノロジーズのネットワーク製品をUNIVERGE QXシリーズとしてOEM販売している。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:17 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef