Google
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スタンフォード大学博士課程に在籍していたラリー・ペイジセルゲイ・ブリンによって創業され、現在でも2人合わせて約16%の株式を保有している。 1998年9月27日に非公開の会社として設立され、2004年8月19日に最初の株式公開がされた。「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を経営理念(ミッション・ステートメント)に掲げている[3]。非公式なスローガン(従業員行動基準)には「邪悪になるな (Don't be evil.)」がある[4]2006年、本社をカリフォルニア州マウンテンビューに移した。移転後の本社はGoogleplex(グーグルプレックス)という愛称で呼ばれている。

検索エンジン以外の分野に踏み出す一連の製品、M&A、パートナーシップを開始したときから急激な成長が始まったとされ、プロダクティビティ・ソフトであるEメール(Gmail)、オンラインオフィススイートGoogle ドキュメント)、デスクトップ製品であるウェブブラウザGoogle Chrome)、写真管理・編集ソフトウェア、インスタントメッセンジャーといったアプリケーションが含まれている。また、モバイルOSAndroidと、 Chromebookとして知られているネットブック用のブラウザに特化したChromeOS[5] の開発をリードしている。

ハードウェアの分野にも進出し、高性能なNexusを生産している電機製品メーカーとパートナーシップを結び、2012年5月にMotorola Mobilityを買収した[6]。2012年にはアメリカ合衆国ミズーリ州カンサスシティGoogle Fiberと呼ばれるブロードバンドサービスを提供するために、光ファイバー網を敷設した[7]。2016年に、自社開発のスマートフォンであるGoogle Pixelを発売し、その後も後継機種が登場している。2021年にはGoogle Pixel向けのSoCGoogle Tensor」を発表した。

2007年時点で100万台以上のサーバを世界中のデータセンターで運用していると見積もられ[8]、1日に10億以上の検索クエリー[9] とユーザーが作成する24ペタバイトのデータ[10][11][12][13] を処理している。2012年12月Alexaはgoogle.comを世界でもっともビジター数の多いサイトに選んだ。英語以外の言語の多数のサイトと、YouTubeBloggerなどの保有している複数のウェブサイトがトップ100に選ばれた[14]。市場における支配力は、著作権検閲プライバシーといった問題に関するGoogleへの非難(英語版)を引き起こした[15][16]
歴史1997年のGoogleのロゴ

1996年1月、スタンフォード大学の博士課程に在籍するラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによる研究プロジェクトとしてGoogleの歴史は始まった[17]ラリー・ペイジ(左)とセルゲイ・ブリン(右)、2003年


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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