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2000年11月に当時の goo 運営元である NTT-X は工業所有権仲裁センター(現日本知的財産仲裁センター)に対しドメインの移転を求める申し立てを行い、2001年1月に同センターはポップコーンにドメインの移転を命じる裁定を下した[14]。これを不服としたポップコーンは2001年2月に NTT-X を相手取り東京地方裁判所にドメイン使用権確認の訴えを提起したが、2002年4月に東京地裁はポップコーン側の請求を棄却する判決を下し[15]、同年10月の控訴審判決でもポップコーン側の控訴は棄却され、ポップコーン側のドメイン使用権が否定された[16][17]

.jp汎用ドメインの取得が開始された際、先にドメインを取得していたものを優先に取得が可能とされた。この紛争前は、goo.ne.jpを取得していたNTT-Xよりも、goo.co.jpを先に取得していた有限会社ポップコーンが、「goo.jp」を優先取得できていた。しかし、goo.co.jpの権利がNTT-Xに移行したことによって、「goo.jp」をNTT-Xが優先取得した。
『いまトピランキング』のクリックベイト指摘

お笑い芸人の陣内智則は、goo いまトピランキングに掲載された「陣内智則、無期限休止を発表」と題された記事に対して2021年11月22日に自身のTwitterで苦言を呈した[18]。陣内がスタッフの入院を理由に"ユーチューブ活動"を無期限休止するという内容だったが、それを読み取るのが不可能とも思われる見出しなだけに、読者からはSNS上で「クリックベイト(釣り記事)」ではないかとの言及が相次ぎ、Twitterでは検索欄に「陣内智則」と検索するとサジェスト欄(候補)に同記事名が表示される事態となった。詳細は「陣内智則、無期限休止を発表 - ウェイバックマシン(2021年11月22日アーカイブ分)」を参照

このことを報じたJ-CASTは、いまトピランキングの記事の掲載方法を説明しつつ、

「いまトピの見出しでは、陣内さんが"芸能活動"を休止すると読み取れる」

?J-CAST編集部 谷本陵

と指摘[19]。さらにJ-CASTは、いまトピランキングの過去に読者からクリックベイトだと指摘された記事を例として5つ紹介[19]。以下は、過去に読者から指摘された記事と出典を記載する。
2021年9月23日「休止を発表『深くお詫び申し上げます』新垣結衣が...」[20]

元記事「ガッキー効果も!?アサヒ、復刻『マルエフ』が発売即一時休売の爆売れ事態」(アサ芸ビズ[21]

アサヒビールが「深くお詫び申し上げます」と謝罪したことを、元記事では伝えているが、俳優の新垣結衣が謝った事実は記事から確認できない[19]



2021年10月14日「千鳥ノブ、謹慎処分」[22]

元記事「千鳥ノブ『ワルで謹慎してますから』学生時代の武勇伝を語るも相方大悟から猛ツッコミ」(Quick Timez)[23]

お笑いタレントのノブがここ数日で謹慎処分を受けた印象を与えるが、実際は学生時代だった[19]。元記事ではタイトルにその旨を明記しており、高校生の時にカンニングで謹慎になったと説明している[19]



2021年9月29日「米津玄師の...「華々しい引退」活動終了へ」[24]

元記事「『パプリカ』のFoorin活動終了!「たくさんの思い出をありがとう」」(まいじつ[25]


2021年11月12日「本田望結、二股か」[26]

元記事「オリックス優勝で大喜びの本田望結に"ビジネスオリ姫"疑惑浮上? 佐藤藍子的便乗の恐れー(日刊サイゾー[27]


2021年11月24日「杉浦太陽、離婚危機か」[28]

元記事「杉浦太陽が明かした夫婦円満の秘訣に称賛の声!きっかけは2度の離婚危機?」(アサジョ)[29]

NTTレゾナント企画部は2021年11月25日、J-CASTニュースの取材に、上記の記事について「弊社宛に直接の抗議は頂いておりません。Twitterに記載された内容を踏まえ、今後の編集方針の参考とさせていただきます」と答えた[19]

同社によれば、各メディアの中から、編集部が話題性のある記事を選んで配信している[19]。編集方針は「いま、話題となっている旬の情報をランキング形式で読者にお届けしています」。また、見出しは掲載前に媒体社には確認していないものの、配信契約の中で合意しているという[19]
脚注[脚注の使い方]^ “goo.ne.jp Competitive Analysis, Marketing Mix and Traffic - Alexa”. Alexa Internet. 2020年12月10日閲覧。
^ https://web.archive.org/web/20080110083758/https://www.ocn.ne.jp/search/
^ 環境保護をテーマにしたブラウザ「緑のgoo版 Firefox」公開
^ “goo カテゴリー検索 サービス終了のお知らせ”. goo (2019年7月29日). 2020年1月9日閲覧。
^ “goo Wikipediaサービス終了のお知らせ”. goo (2021年9月1日). 2021年9月24日閲覧。
^ “ドコモ、NTTレゾナントを吸収合併--「OCN」や「goo」など運営”. CNET Japan (2023年5月25日). 2023年5月25日閲覧。
^ 0.5倍速・0.7倍速・標準速度・1.2倍速・1.5倍速・2.0倍速の6段階
^ 携帯向け「goo地図」、無料のルート案内機能
^ “「goo地図」サービス終了 23年の歴史に幕”. ITmedia (2023年8月17日). 2023年8月17日閲覧。
^ “gooタウンページ サービス終了のお知らせ”. NTTレゾナント. 2023年4月20日閲覧。
^ goo、テレビ番組での紹介内容を検索できる「TVトピック検索」 - BB Watch
^ 「NTTレゾナント、流行の言葉をサイトで解説 自動抽出し担当が調査」『日刊工業新聞』日刊工業新聞社、2012年3月26日、14面。
^ a b 揺れるドメイン名の先願主義 「goo.co.jp」事件の舞台は法廷へ, ITpro, 2001年2月28日
^ 「goo.co.jp」をめぐるドメイン名紛争で、「goo」の訴えが“勝利”, INTERNET Watch, 2001年2月7日
^ 「goo.co.jp」ドメイン名使用権でNTT-Xが勝訴?東京地裁が判決, INTERNET Watch, 2002年4月26日
^ 「goo.co.jp」ドメイン名使用権、NTT-Xが控訴審でも勝訴, INTERNET Watch, 2002年10月17日
^ 東京高判平成14年10月17日 平成14(ネ)3024号
^ .mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}陣内智則 [@jinnai_tomonori] (2021年11月22日). "見出し!
勘違いされるやん!
知り合いから
また何かしたん?と心配されたわ?
YouTubeの更新を一旦活動休止ね!"
. X(旧Twitter)より2021年11月26日閲覧。
^ a b c d e f g h 谷本陵: “陣内智則も困惑...誤解招く「釣り見出し」横行 NTT系メディアに批判、運営会社の見解は”. J-CAST ニュース (2021年11月26日). 2021年11月26日閲覧。
^ “休止を発表「深くお詫び申し上げます」新垣結衣が…”. いまトピ. 2021年11月26日閲覧。
^ 小林洋三: “ガッキー効果も!?アサヒ、復刻「マルエフ」が発売即一時休売の爆売れ事態”. Asagei Biz-アサ芸ビズ (2021年9月22日). 2021年11月26日閲覧。
^ “千鳥ノブ、謹慎処分”. いまトピ. 2021年11月26日閲覧。
^ Timez, Quick (2021年10月14日). 有馬翔平: “千鳥ノブ「ワルで謹慎してますから」学生時代の武勇伝を語るも相方大悟から猛ツッコミ”. Quick Timez. 2021年11月26日閲覧。
^ “米津玄師の...「華々しい引退」活動終了へ”. いまトピ. 2021年11月26日閲覧。
^ “『パプリカ』のFoorin活動終了!「たくさんの思い出をありがとう」”. まいじつ (2021年9月29日). 2021年11月26日閲覧。


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